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2021年11月28日

鉄砲撃ちのてっぽう料理が無鉄砲ではない理由


それはてっぽうがフグではないからだ。
秒でおわったな。さすが鉄砲。
この地では小型のサメのことを指すらしく、多くはねりものの材料になるそうだ。

若干の血合部分の色がきれいな一見白身、
だが通常型wの白身魚とは異なる、独特のぷりぷりとした弾力があり、
最初は淡白だが噛むほどに味がしみ出す独特の味覚となっている。
見た目以上のボリウム感もあり、なるほど、ねりものに好まれるわけだ。安さもありがたい。

母親がねりもの好きなので、一度食わそうと思っていたが、
ちょうど湯引きされた出物があり、久しぶりに買ってきた。

当基地では、魚肉をすり身にするといった高等芸術は行われていないのでwまず焼いてみる。
酒でざっと荒い、
1)塩だけで蒸し焼き
2)鰻の蒲焼のタレで蒸し焼き
3)オリーブオイルと塩で蒸し焼き
で味見をさせた。

どのようにおろしているのか見たことがなく、切り身だけのハナシだが、
結束のしっかりした筋繊維がさらに筋膜で包まれている、ような身の構成、
そのためか、身離れのよさを求めるなら(3)がよかった。
薄味でも濃い味でもうまかったが、味付けがシンプルだと独特の臭みがわかるので、
それだけを出すならば、来客用には臭みを抜く工夫がほしい。

最終的には適当な大きさに切って(3)の方法で表面を炙り、
高菜とキャベツで野菜炒めにしたが、高菜とよくなじんでいたので、
匂いの関係か香味野菜はむいているようだ。

見た目と食感以上に脂分もしっかりあるので、
ちょうど筋トレを始めたわたしには向いているかもね。安いしw

匂いといえば、
1)調理器具についた匂いが落ちにくい。弱い匂いがしっかり残るw
曲がりなりにも深海魚系、脂の成分が違うのかねぇ?w
2)リアルメイト社の魚消臭スプレーは便利です。



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