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2016年02月19日

ウェストミンスタードッグショー 番外編

2016年のウェストミンスタードッグショーが幕を下ろした。
ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのCJが見事栄冠を手にした。
直前の設定_2016_02_19_174409(raw)[1].jpg
直前の設定_2016_02_19_174500(raw)[1].jpg
しかし、このドッグショーでは、ある日本人が大健闘をしていたのである。

Best In Showの次の順位である、Reserve Best In Show。
つまり、2位に輝いたのは、なんと日本人ブリーダーの犬。
直前の設定_2016_02_19_174516(raw)[1].jpg
ボルゾイのRucyをひいたのは、平井翔太さん。
実は平井さんのお母さん、平井恵子さんは、現役のスタンダードプードルのブリーダーでもあり、ハンドラーでもある。
日本では老舗のスタンダードプードル犬舎の経営者なのだ。

そんな日本発の犬とハンドラーが、世界の舞台で快挙。
「日本はまだまだ」なんて書いたが、着実に文化レベルは上昇しているのではないか。

まあ、プードルファンの自分としては、平井さんにスタンダードプードルをBest In Showの舞台でひいてほしかったことは言うまでもないが・・・。

Japan Timesでも記事になっていた。↓
Japanese borzoi takes second place in Westminster dog show
直前の設定_2016_02_19_174654(raw)[2].jpg

過去には、日本人ハンドラーがウェストミンスタードッグショーでBest In Showを獲ったことがある。
ハンドラーの名前は、「Kaz Hosaka」。
ホサカさんはアメリカ国籍になってしまったので、正確には「日本人」ではなく「日本出身者」。
Past Westminster Winners Share the Experience(DogChannelより)
直前の設定_2016_02_19_175033(raw)[1].jpg

音楽でも美術でも、世界を舞台に活躍する芸術家は多い。
しかし、日本ではほとんどニュースにならない。
ごく一部の業界人しか知らないことなのだ。
「もっと賞賛すべき」と思うのは、自分だけだろうか?
ハンドラー、ブリーダーという職業が、音楽家や画家、彫刻家などと肩を並べる芸術家、エンターテイナーであることが認知される世の中になったなら、またひとつ新しい価値観が生まれ、日本の社会も変わっていくかもしれない。




『POCHI』













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