2017年04月09日
季節はずれ 留学生時代に本当にあった怖い話 改訂版
事件記者コルチャック オープニングテーマ
ご存知の方、いらっしるでしょうか??
結構、怖いシリーズものでした。
これは、私の留学生時代の本当のお話です。
経営学を学ぶための準備期間として1学期の間UCDavis校で
基礎的経済学と簿記と平行して英語コースを取っていました。
英語での勉強や留学生活にもだいぶ慣れてきた頃のことでした。
当時のイラク人のハーディというルームメイトと
アパートをシェアしていたのですが
ある日、ハーディはもうすぐ帰国するという彼の友人の荷物の片づけの手伝いから
夜遅くなって帰ってきました。
なにやら、リビングのほうからガタガタと何かを運び込む音がするのでした。
真新しい大型のTVや高級ステレオ、立派なソファやら豪華な家財を
もらってきたようでした。
思わぬ生活環境の向上に、ハーディと私はただ喜ぶばかりでした。
その夜のことです。相変わらず、利きの悪いクーラーのせいか、
なかなか寝付けずにいました、、、
ふと気が付くと
ベッドルームの奥の少し離れたところに
モスグリーンのワンピースを着た
髪の毛も、体も真っ白な少女が立っていました。
吸い込まれそうなほどに真っ黒な瞳で
こちらを観ています。
不思議と恐怖を感じることはなく、
ただ動けないまま、そのままにしていました。
彼女は私のほうに、そっと手を差し伸べました。
私は、ごく自然にその手を取ってしまいました。
すると、あれほど寝苦しかったのに何故か、
スゥ〜っと体が軽くなりました。
気づくと彼女に手を引かれ、
横になったままで体が軽くなった僕は
まるで天井に吸い込まれるかのように
ゆっくりと浮かんでいったのでした。
凄く楽で、心地よい感じがしていました。
あまりの心地良さに、
『このままどうなるのだろう』という疑問が浮かんだ時には
手が動いたなら、天井に触れられるくらいの高さにまで
達してました。
ふと、浮かび上がった体の下のほうに手を伸ばす母の姿が見えました。
なんとなく心配そうな顔をした母が気になり
思い返すように、そちらにもう一方の手を伸ばしました。
すると強い力で下のほうにグイッと引っ張られ、
一瞬、景色が歪んだかと思うと女の子は消えて
気づくと、いつも通りのベッドの上にいました。
翌朝、その話をハーディにしたところ
「それは本当か?もしかして!」と
彼の友人のくれた家財の中から、、
古い木製の額縁に入れられた少女の絵を取り出しました。
その絵の中には、
髪の毛も、着ているものもまったく夢の中の女の子と同じ女の子が
描かれていました。
吸い込まれるような真っ黒な瞳も、、です。
その話をし終えると
彼は、「よしそれが本当なら考えがある!」といって
その絵を抱えて飛び出して行ったのです。
その夜、無くなった絵が気になって、
彼にどうしたのか訊ねました。
するとニヤッと笑いながら、彼はこう答えました。
「今回のレポートにD-をつけた教授に幸運の絵だといってプレゼントしてきた。」
絵の事よりも、ハーディの恨みをかってはならないとゾッとしました。
この話、私の学生時代の実話です。
怖いと思うか、面白いと思うか、、、それはあなた次第です。
Untill next time unpleasant dreams…
嘘です。
明日に備えて、ゆっくりお休みください。
ご存知の方、いらっしるでしょうか??
結構、怖いシリーズものでした。
これは、私の留学生時代の本当のお話です。
経営学を学ぶための準備期間として1学期の間UCDavis校で
基礎的経済学と簿記と平行して英語コースを取っていました。
英語での勉強や留学生活にもだいぶ慣れてきた頃のことでした。
当時のイラク人のハーディというルームメイトと
アパートをシェアしていたのですが
ある日、ハーディはもうすぐ帰国するという彼の友人の荷物の片づけの手伝いから
夜遅くなって帰ってきました。
なにやら、リビングのほうからガタガタと何かを運び込む音がするのでした。
真新しい大型のTVや高級ステレオ、立派なソファやら豪華な家財を
もらってきたようでした。
思わぬ生活環境の向上に、ハーディと私はただ喜ぶばかりでした。
その夜のことです。相変わらず、利きの悪いクーラーのせいか、
なかなか寝付けずにいました、、、
ふと気が付くと
ベッドルームの奥の少し離れたところに
モスグリーンのワンピースを着た
髪の毛も、体も真っ白な少女が立っていました。
吸い込まれそうなほどに真っ黒な瞳で
こちらを観ています。
不思議と恐怖を感じることはなく、
ただ動けないまま、そのままにしていました。
彼女は私のほうに、そっと手を差し伸べました。
私は、ごく自然にその手を取ってしまいました。
すると、あれほど寝苦しかったのに何故か、
スゥ〜っと体が軽くなりました。
気づくと彼女に手を引かれ、
横になったままで体が軽くなった僕は
まるで天井に吸い込まれるかのように
ゆっくりと浮かんでいったのでした。
凄く楽で、心地よい感じがしていました。
あまりの心地良さに、
『このままどうなるのだろう』という疑問が浮かんだ時には
手が動いたなら、天井に触れられるくらいの高さにまで
達してました。
ふと、浮かび上がった体の下のほうに手を伸ばす母の姿が見えました。
なんとなく心配そうな顔をした母が気になり
思い返すように、そちらにもう一方の手を伸ばしました。
すると強い力で下のほうにグイッと引っ張られ、
一瞬、景色が歪んだかと思うと女の子は消えて
気づくと、いつも通りのベッドの上にいました。
翌朝、その話をハーディにしたところ
「それは本当か?もしかして!」と
彼の友人のくれた家財の中から、、
古い木製の額縁に入れられた少女の絵を取り出しました。
その絵の中には、
髪の毛も、着ているものもまったく夢の中の女の子と同じ女の子が
描かれていました。
吸い込まれるような真っ黒な瞳も、、です。
その話をし終えると
彼は、「よしそれが本当なら考えがある!」といって
その絵を抱えて飛び出して行ったのです。
その夜、無くなった絵が気になって、
彼にどうしたのか訊ねました。
するとニヤッと笑いながら、彼はこう答えました。
「今回のレポートにD-をつけた教授に幸運の絵だといってプレゼントしてきた。」
絵の事よりも、ハーディの恨みをかってはならないとゾッとしました。
この話、私の学生時代の実話です。
怖いと思うか、面白いと思うか、、、それはあなた次第です。
Untill next time unpleasant dreams…
嘘です。
明日に備えて、ゆっくりお休みください。
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