いつも読んで下さりありがとうございます。
松幸です。
前の日曜日は巳馬でした。
巳馬って一体何?と思う方もおられるかも知れませんので少し説明します。
巳馬とは亡くなった人のお正月だそうです。
巳馬と書いて「ミンマ」と読みます。
愛媛独特の行事なのか全国行事なのかは分かりません。
そしてこの巳馬ですが、亡くなったはじめの年の12月の巳か馬の日に実施します。
うちは日曜日じゃないと親戚周りが集まれないのでこの間しました。
その時、お包みをするのですが、祝儀袋は紅白か黄白で表に
「お年玉」と書きます。(白黒ではありません)
そして、実施する家は餅を準備しておきます。それと藁草履と藁(もやすため)
を段取りし、お墓へ行きます。そして、普通に線香をあげお参りした後
燃やすための藁に火をつけそれで餅を少し炙ってその餅を参拝した人全員で
引っ張りちぎれた餅を食べます。
例え大きくちぎれても食べなくてはいけないです。
そして全部食べたらお墓での行事は終了です。
その後は家に帰り仏壇の前でみんなで食事をしお正月を祝うのです。
ここに書いたのはうちの近所のやり方であってちょっと離れた地区へ
行くともしかしたらやり方が若干違うかも知れませんが基本的にはあまり
変わらないと思います。
親父が亡くなってもう直ぐ一年が来ますが、最初の年はいろんなことがあって
全部は覚えていません。やはり、記録しておくことが大事です。
自分の身内が亡くなって行事を行うことなどあまりないので
記録は大事です。
来年になると巳馬もしませんが、忘れてはいけない大事な行事です。
葬儀屋さんに聞けばわかることではあるのですが、地区によって
独特のやり方があるので年寄りがいる間に教えてもらって
覚えておかないといけないなあとつくづく思いました。
この地区でもまだまだ知らない行事があるのかも知れません。
特に平日の昼間に行なっている行事など僕らは仕事に行っていて知りません。
農家の多い地区なので農家でもやってたら参加できますが僕は
サラリーマンなんで会社に行かなければならないので参加できませんが
行ける行事には極力参加していきたいと思いました。
みなさんも都会に住んでる方、僕みたいに田舎住まいの方
色々いると思いますが、地域の行事は大事にしていつまでも残していきたいですね。
悪しき風習は無くしても良いですが………。
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