いつも読んで下さりありがとうございます。
松幸です。
昨日、以前の会社でお世話になった下請け会社の専務から電話がありました。
その人とは辞めてからも不定期ですが連絡し合ってます。
今その専務さんの会社では僕が出向している会社で大きい工事をやっています。
しかし、工程通りには進んでいないようです。
どうやら来週から残業らしいです。
専務さんが「松幸さんが今までいた時は残業なんかしていないし、工程も前倒しでやっていたはず。
人数も６名程度だった」と言っていました。
確かに今まではその通りです。前倒しでやって、人数もその程度でした。
自分も機器のことをわかっていたので整備していたし、みんなに適切に指示してていました。
しかし、適切に指示できるのは工事前から現場入りして工事箇所を把握し、十分に前準備したからです。
僕は、下請けさんを手待ちにさせたらいけないといつも思っていたので必ずできることは事前に準備して
いました。それでも抜けはありましたが被害は最小限です。
今回は専務さんに聞くところによると事前に必要な材料の準備も現場確認も何もやって
いなかったようです。
全てが行き当たりばったりです。こんなんではいい仕事はできるはずがありません。
しかもお客様から毎日クレームを言われているようです。
このクレームのおかげで清掃検査をしてもらってもＯＫが出ないのです。
ＯＫが出ないからいつまでも終わらない。そして残業！
最悪ですね。監督がダメだったらこんなにまで職人さんもしんどくなるのです。
まるで今のロシア軍みたいなもので、指揮官がダメです。
チームリーダーも他人がこんなだったら目の色変えて怒るのに
自分だから僕に電話してきて色々聞いてます。
でも教えませんよね。それなりにアドバイスするだけです。
だってもう他社ですもの。しかも所属してた時もこちらがお願いしても自分の機嫌のいい時しか
やってくれませんでした。人の手配なんてお願いしても絶対来てくれませんでした。
こちらはきてくれた人数が不足していてもその人数でやらざるを得ません。
そうなると前準備がいかに大事かです。前準備次第で工程を前倒しできます。
こう考えると自ずと仕事ができるようになりますよね。
一人で誰に相談するでもなくやってきましたが、勉強になって知識になったのでよかったです。
チームリーダーは自分より長いのに今まで一体何をやってきたのでしょう。
事務所で座ってるだけでは知識は身につきません。
現場で職人さんがやってることを見て疑問を持ってそれを解決していくと血肉になります。
辞めていっても、いろんな下請けさんが電話をくれて話を聞きます。
チームリーダーのことをいいように言う人はいません。
自分が今、所属している会社の悪い噂は聞かないそうです。
やはり、キッチリいい仕事してるから何も言われないのですね。
そして、辞めた会社の下請けさんたちも僕のことを信用してくれているから電話をくれるのです。
僕から部長やチームリーダーに電話することはないですし、聞くことや教わることもありません。
向こうからは掛かってきますが………。
信用って本当に大事ですね。
下請けさんだけでなく本工の若い人からも電話があります。
こっちは聞いてアドバイスするだけですが、お互いが信用しているのでチームリーダーに話が漏れる
ことはありません。
なんか僕はいいんですけど自分の会社の部下や下請け会社の職人さんが辞めた人間と連絡し合ってるなんて
知ったらいい思いしないですよね。
僕的にはチームリーダーや部長って惨めだなぁと思います。
本当なら彼らに電話して色々話するはずなのに、よりによって辞めたやつと連絡とりあってる。
傲慢さが招いた結果ですけどね。自業自得です。
やはり信用って大事なんですよ。
信用＝お金です。 信用があればお金は後からついてきます。
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