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■　完璧な製品づくり―「三大発明」と「同一モデルの改良」

　ロレックスは、世界初となるような「三大発明」と「同一モデルの改良」をしてきたことで、今の地位を獲得したと言っても過言ではないのです。

　三大発明とは、「オイスターケース」「パーぺチュアル」「デイトジャスト」のことです。

　「オイスターケース」とは、文字盤の裏の防水性が高く牡蠣のようになっているケースのことです。

　「パーペチュアル」とは、自動巻き機構のことで、身に着けていれば永遠に止まらないのが魅力です。

　「デイトジャスト」とは、日付を瞬時に切り替えることができる機能のことです。

　また、実用性に富み、今日のスタンダードとなった「全回転式ローター式の自動巻機構」はロレックスが最初に採用した技術です。

　ロレックスのもう一つの魅力は「同一モデルの改良」です。

　例えば、ロレックスの中でも聞いたことのある人が多いダイバーズウォッチの代表作「サブマリーナデイト」。

　これは、もともとは「日付表示のない」サブマリーナから派生してできたものなのです。

　「回転ベゼル付き」ダイバーズウォッチは、サブマリーナとブランパンのフィフティファゾムスが元祖で、サブマリーナーがタウンユースできるようになったことから、デイト表示付きが作られました。

　このように、ロレックスは消費者のための機能改良を貪欲に行っています。

　また、普遍的なデザインでいつまでも使えるところも魅力なのです。

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