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2022年03月12日

【小説】デビクロくんの恋と魔法/中村航/途中からネタバレあり

こんにちは。今日は小説回です。
中村航さんの「デビクロくんの恋と魔法」(小学館)を紹介します。

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出典:「デビクロくんの恋と魔法」より
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こちら、2013年に発売された小説で、翌年には映画化もされた作品です。
ずっとタイトルだけは知っていて、図書館へ行くとなぜかよく目に入ってくることが多かったのですが、手に取ったことはありませんでした。「デビクロくんって何?」って気になってはいましたが。
でも今年に入って図書館に行った際、また目に入ったのでついに読むことにしました!

★あらすじ

書店員として平凡な毎日を送る主人公、光(ひかる)。
でも、夜になると変装をして、自分で書いた「デビクロ通信」なるものを不定期にバラまくという活動をしている。
それは誰にも内緒だが、唯一知っているのは、女友達の杏奈だけ。
ある日、光は道端でぶつかってしまった相手、韓国人女性のソヨンに一目ぼれをする。
実は光のことを好きな杏奈はショックを受けるものの、それを隠して光の恋を応援することになるが……。

★ネタバレなし感想

タイトル的にはファンタジーものなのかと思っていましたが、ファンタジーのようなキラキラ感を閉じ込めた、現代の現実世界の小説でした。「魔法」要素はないけれど、魔法が使われたのではないかと思うような出来事がちょこちょこありました。

なぜデビクロくんという名前になったのかも読んでいくうちに明かされます。摩訶不思議な名前ではなく、ちゃんと理由があるんです。

主人公の光は一見ほわわんとしていて天然なのかなと思う部分もありますが、優しくて、決めるときは決めることのできる人で、実在しないとはいえ、素敵な人なんだろうなと思い巡らすのが楽しいです。
映画はまだ見ていませんが、光の役は相葉雅紀さんが演じたみたいで、なんとなく合ってる気がします。笑

ファンタジーが苦手な人には「ファンタジーじゃないよ!」と言えるし、ファンタジーが好きな人には「ファンタジーだよ!」と言える作品です。良い意味で、ファンタジーであり、ファンタジーではありません。
長いですが、まとめると、「ファンタジーであり、ファンタジーではない恋愛小説」です。





★ここからネタバレあり

中盤、杏奈が光のデート服を見立てるために出かけるところが切なかった。杏奈、このために可愛い服を着てきたようで、光も「可愛いね」という始末。
レストランで、告白の練習をさせるところなんて特に切なさMAX。自分には言ってもらえないから、練習という名目で「好き」って言わせるの、言葉の音としては嬉しいけど、気持ちがともなってないから悲しいよね。
でも、見立てた服も、レストランも、ソヨンの前で着る(行く)機会はなかったのはそういう運命だったからなんだと思う。ソヨンからの誘いが急だったから、着替える時間もレストランを予約する時間もなかったみたいだけど、結果、杏奈しか見て(行って)いないっていうのが杏奈ENDの伏線だったんだろうね。
本屋さんでカニカニダンスを踊った先に杏奈がいた時点で「あ、これは杏奈ENDだな」ってなんとなくわかってたけど!笑

それにしても、子どものころの初恋が叶うって、ロマンチックでときめいた。
この記事の前半で「ファンタジーであり、ファンタジーではない」って書いたことについて補足。最後、杏奈にとっては光が走ってきてくれたことがファンタジーのようだけど、光にとっては違うよね。光本人の強い意思だからね!ここが好き。

光と杏奈のその後とか、絵本作家になれたのかどうかとか、続きが気になる

2022年03月09日

ドメスティックな彼女/流石景/22〜28巻(完結)まで/途中からネタバレあり

こんにちは。今日は、以前紹介した、流石景さんの「ドメスティックな彼女」(週刊少年マガジン)の続きです。





こちら、2020年の6月に完結しております。
ちょうどブログ放置してた時期。笑
でもちゃんと最後まで読んではいたので感想を。

★以前の記事

・あらすじ、ネタバレなし感想
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/22/0

・1〜21巻までのネタバレあり感想
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/24/0









★ここからネタバレあり感想★

まさかの陽菜ルートでした!いやーびっくり。
まぁ…陽菜はまだ夏生のことが好きな描写はあって、フラグはたってたからね。

でも、私はルイと付き合ったならそのまま結婚してほしかったなぁ。
そのまま、ではないか。1回別れて、ヨリを戻したっていうステップはあったけど。
しかも子どもまでできて。

陽菜が意識不明になって、陽菜の夏生への気持ちを知ったルイが身を引くっていう展開。
そんでもって夏生とルイの子どもが生まれて、意識不明の陽菜を引き取り4人で暮らして、最後には陽菜が意識を取り戻して陽菜と夏生が結婚。
……こんなエンドある!?
ちょっと納得できない!けど、なんだかんだいって最後まで読みましたよ。なんだかんだで好きだからね。
まぁね、ルイがいいならいいんだよ!だからこのエンドに文句は言わない。
夏生も小説家になれたしね。
あと、1巻と比べてルイが巻を追うごとに可愛くなっていくところにきゅん。

逆に文句がない人たちは、
・もも×りっくん
ももは高校編では強烈なキャラだったけど嫌いではなかったなぁ。りっくんの恋は、一度は叶わないかのように思われたけど、最終的には思いが通じて良かった!ももが医者になったのもかっこいい!

・みう×桐谷先生
恋仲にこそなってないけど、大人になったみうちゃんが出版社に入って編集者になり、桐谷先生の担当についたのが嬉しかった。(そんな偶然ある?って思うけど)
お仕事も恋もがんばってね!

次点でアレックス、すばる、ふーみんかな。

あとラマンの店主。笑
この人の過去知ったときはびっくりした。

そう、この漫画は主役の夏生やヒロインの陽菜よりも周りの人のほうがすんなり好感を持てるんだよねぇ。
夏生も陽菜も嫌いじゃないけどね!人間なんだもん、いろんな感情があって当たり前だと思う。

ドメカノ、いかにも青年誌!って感じの漫画だったけど面白かったなぁ〜
最後まで読めてよかった

2022年03月08日

葬送のフリーレン/山田鐘人・アベツカサ/6巻までのネタバレあり

こんにちは。今日はネタバレあり編です。





昨日も書いたけど、この漫画ほど「エモい」っていう言葉が似合う作品はないんじゃないかな。
エモさが溢れてる。

第二話では、フェルンは戦災孤児だったところをハイターに救われて、恩返しをするために魔法使いになる修行をするわけだけど、ハイターが亡くなる少し前に一人前になれた。
そしてフリーレンの弟子としてともに旅をすることになる。
ハイターは、以前の自分では孤児を助けることはしなかったかもしれないが、ヒンメルならそうしたはずだと思い、フェルンを助けた。
ヒンメルからハイターへ、ハイターからフェルンへっていう繋がりが感動した。

そんなわけでフリーレンとフェルン、途中から戦士のシュタルクも加わっての旅が始まったわけだけど、戦いも多くて苦労もあるだろうになんだかんだ楽しそう。

印象に残ってるのは、一級魔法使いになるための試験編。てっきりフリーレンは余裕で合格するものだと思ってたのに、最後は面接で落ちるっていう衝撃。フェルンだけでも受かって良かったけど。笑
あと、この回で新しい登場人物がたくさん出てくるのも見どころ。
デンケンっていうおじいちゃんキャラ好き。

さて。フリーレンは一体何歳まで生きるんだろう。少なくとも今の年齢は1000歳以上なのかな?
でもそれほど生きてきて、その中で「ほんの」10年旅をしてきた「だけ」なのに、フリーレンがことあるごとに思い出して影響を受ける、ヒンメルの存在感って尋常じゃないなと思う。
フリーレンが遠い遠い未来、いつか亡くなってしまうときもそっと思い出しそう。ヒンメルだけじゃなくて、ハイターやアイゼン、フェルンやシュタルクのことも。

今書いてて思ったけど、フェルンやシュタルクは人間だから、よっぽどのことがなければフリーレンより早く亡くなってしまうんだよね。フリーレンは長寿がゆえにたくさんの人を見送ってきただろうけど、彼らのことも見送れるのかな。悲しくなってきちゃった。。

でもそういう悲しさも含めて全部フリーレンの人生なんだろうな。これからも旅の続きを見ていきたいな。
ではでは、今日はこのへんで!

2022年03月07日

葬送のフリーレン/山田鐘人・アベツカサ/ネタバレなし

こんにちは。今回は、原作・山田鐘人さん、作画・アベツカサさんの「葬送のフリーレン」(週刊少年サンデー)を紹介します。

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出典:「葬送のフリーレン」コミックス1巻より
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★あらすじ
魔王を倒した「あと」の物語。
魔王を討伐するために、10年旅をした4人は勇者・ヒンメル、魔法使い・フリーレン、僧侶・ハイター、戦士・アイゼン。無事魔王を倒し、旅は終わった。旅が終わった50年後、勇者・ヒンメルは天寿を全うする。
フリーレンはエルフのためかなりの長寿で、人間とは時間の価値観が違う。
だが、ヒンメルの葬儀で涙を流し、人間の寿命は短いとわかっていたのになぜもっと知ろうとしなかったのかと悲しむ。
フリーレンは「人間を知る」旅に出ることにした。

★ネタバレなし感想
魔王を倒すために旅に出る漫画はありがちですが、第一話は既に魔王を倒して凱旋しているところから始まります。
しかもいかにもメインキャラであろうヒンメルも、第一話で寿命を迎えて亡くなります。
この第一話はとても衝撃的でした!
ヒンメルの出番はここで終了かと思いきや、フリーレンの記憶の中に思い出が残っていて、旅をするフリーレンは、ことあるごとにヒンメルのことを思い出してます。それはエピソードだったりセリフだったり、フリーレンが何かを決断するときなどに背中を押してくれるような役割を持っています。

ヒンメルは亡くなっているけれど、フリーレンの中で生きているかのような気持ちになります。
この、常にどこか物悲しい感じが、この漫画からは醸し出されていています。ベスト・オブ・エモ漫画。
でも、切ないだけではなくて、心が温まる描写や、ハラハラドキドキする戦闘シーン、くすっと笑えるギャグもあり、読んでいて飽きません。

魔法やダンジョン、魔族なども出てくるので、RPGの世界観が好きな人にもおすすめです!
宝箱(のふりをした偽物)にフリーレンがちょいちょい挟まっているところもツボ。

フリーレンやヒンメル以外にも、ハイター(彼も第二話で亡くなりますが、ヒンメル同様フリーレンの記憶によく出てきます)やアイゼン、フリーレンの弟子のフェルンなど、魅力的な登場人物がたくさん出てきます。
そんな仲間たちと自分も一緒に旅をしている気分にもなれる漫画です。

「サンデーうぇぶり」でも読めますので最初の一話だけでも読んでみてください
では、また次回!

2022年03月03日

来世ではちゃんとします/いつまちゃん/8巻までのネタバレあり

こんにちは。
今日は「来世ではちゃんとします」、8巻までのネタバレあり編です。





今ざーっと読み直したけど、胸がぎゅんぎゅん苦しくなった。
× きゅんきゅん
◯ ぎゅんぎゅん
です。幸せって一体なんだろうなって考えさせられてしまう。

登場人物たちに起こった出来事も、胸が痛い。

・まず、桃ちゃん。
5人いるセ●レの中で、Aくんには恋愛感情を抱いている。でもAくんは本命の彼女がいて、自分には振り向いてもらえない。でもB〜Eくんのことも好きは好きで、Eくんとは一時的に同棲もしていた。
一見理解しがたい行動にも見えるけど、振り向いてもらえない恋の辛さを分散させたいから他にも好きな人を作るっていう心の防御、心にくるものがある。
そんな大好きなAくんが、本命彼女に結婚話をされたことを知った桃ちゃんはAくんへ別れを告げ、泣いていたところへ通りかかった松田に告白されて付き合うことになるわけだけど。
ここ、怒涛の展開だと思う!

松田は、泣いている桃ちゃんを励ますために思わず付き合おうと言ってしまい、恋愛感情があって告白したわけじゃないっていうことをわかったうえで付き合いだした2人。
でも今思えば、過去に3回も(桃ちゃんが終電逃して松田の家に泊まりに行った時、エレベーターが停電した時、社員旅行の時)キスしてしまいそうな雰囲気になったよね。それからコロナ禍で松田はトッテと、桃ちゃんはEくんと別れたあとの飲みのときも。あれらはいずれこうなる予兆だったのかな。
お互いに異性関係が奔放だった2人だけど、というか2人だからこそわかりあえるものがあると思う。幸せになって!

・松田
華ちゃんという忘れられない元カノ。8巻では絶妙なタイミングで連絡きたね!
桃ちゃんに言わずに会うこともできたけど、ちゃんと言って会う&華にも彼女がいるって伝えられて偉い。桃ちゃんと付き合う前の松田だったらそんなことしてなかったんじゃないかな。
それで、フランス行きを断ったことを桃ちゃんに話す回。ここで桃ちゃんと心が繋がったのがよかった。
「この国には君がいるから」っていう4コマタイトルもグッときた……。
華の思いにはこっちも泣きそうになった。一見明るくさばさばしてる子なのに、本当はフランスで辛いことがあったときを思い返して「あんなの健がいてくれたら全部気にしないでいられたのに」っていう独り言がささる。

・林&梢ちゃん
林は処女厨でデリカシーもないし、最初はそんな好きなキャラじゃなかった。
梢ちゃんのことも、激ヤバメンヘラだと思ってて、林と同じくそんなにーって感じだった。
でも長崎旅行で2人への印象変わった。
だから、梢ちゃんが1人長崎へ残ったのは辛かった。しかも、2人が初めて結ばれて梢ちゃんの敬語がとれて、幸せに眠った翌朝消えていたってねぇ。
でもレンタカーもあるし、仕事もあるし、常識を優先した林は正しいと思う。この一見で林は成長したんじゃないかな。
それにしても、ほんとに梢ちゃんはもう戻ってこないのかな?2人は再会できないのかな?このへんが一番胸がぎゅんぎゅんした。
再会しないとしたら、凪ちゃんルートとかあるのかな!?

・4コマのタイトルが秀逸
毎ページ、よく秀逸なタイトルがついてるなと思う。コマの補足になっていたり、登場人物の本音だったり、結構重要になってるよね。

この漫画は子どもにはおすすめできないけど、大人なら何かしらささるものがある気がする。
ネタバレなし編にも書いたけど、作者さんの人生経験どんなだったんだろ?こんな風にいろんな人の気持ちを考えられるようになりたいな。

2022年03月02日

来世ではちゃんとします/いつまちゃん/ネタバレなし

こんばんは!
今日は、いつまちゃん さんの「来世ではちゃんとします」(グランドジャンプ)を紹介します。
掲載誌が青年誌なので、この記事のカテゴリーは「青年漫画」にしましたが、「女性向け」でもいいかもしれません。
性別問わず、大人向けの漫画です。

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出典:「来世ではちゃんとします」コミックス1巻より
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★あらすじ
小さな映像プロダクションで働くアラサー5人がメインの登場人物。
高杉梅…交際経験0のアセクシャル。
大森桃江…セ●レが5人いる。
檜山トヲル…風俗嬢にガチ恋。
林勝…処女厨。
松田健…メンヘラ培養沼。
それぞれ一言でメイン登場人物のプロフィールを書くとこんな感じ。
みんな悩みは違えど性的にこじらせている。
4コマ形式で、それぞれの日常生活の出来事で思ったことや悩んでいることが描かれている。

第一話では、
梅…男性を好きになったことがないので、自分はレズビアンなのかと思い、それ系のイベントへ行く。が、女性が好きというわけでもないことがわかり、恋愛は向いていないと自覚。
桃江…性に奔放なのは訳があって、昔結婚まで考えていた彼氏に振られたショックから、分散させるようになった。本当は誰よりも愛されたいと願っている。
トヲル…会社員としてだけてなく、PR漫画や同人誌を描くことも副業としている。それは好きな風俗嬢に貢ぐため。
勝…昔、初めての彼女(3人経験済み)を寝とられた経験から、処女しかダメになった。出会いがあっても処女じゃないと知ると冷めてしまう。
健…女性にすぐ手を出すが、一度関係を持ってしまうとその女性に対して冷たくなってしまう。その影響で女性がすぐメンヘラ化する傾向がある。
第一話だけでこのボリューム!

★ネタバレなし感想
あらすじ通り、人におすすめするには勇気のいる内容なんですが、リアルならとにかくブログなので自由に書かせてもらいます。笑

4コマという形式&ゆるい絵柄なのでギャグかな?と思いきや、ずっしり重かったです。
でもその重さは戦争とか病気とかいった命にかかわることではなく、メンタル面での重さです。
5人とも悩みが極端なので、実際には似た人は少ないかもしれないけれど、実在すると言われれば信じてしまえるほどのリアルな心理描写です。
しかもそんな極端な人たちのはずなのに、読者である私も共感してしまう不思議さがあります。

この5人以外にも、桃江の「お友達」5人のA、B、C、D、Eくんや、トヲルが好きな相手の風俗嬢、勝にアタックする人物、健に沼る女子などたくさんの登場人物が出てきて、そのたびにそれぞれの人生を見せられている気持ちになります。
作者は人生何周したんだ!?って何巻を読んでも、何度読んでも毎回思わざるを得ません。

それぞれは悩みつつもストーリーは進んでいき、恋に仕事に、誰もが報われてほしいと願ってしまいます。

こちら、現在8巻まで出ており、今のところまだ誰も心から幸せになっていないので(なれそうな人も!?)、次巻以降も楽しみにしています!
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