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2015年08月29日

【百万円と苦虫女】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【百万円と苦虫女】
百万円と苦虫娘.jpg

【出演者】
佐藤鈴子:蒼井優
鈴子の父:矢島健一
鈴子の母:キムラ緑子
佐藤拓也(鈴子の弟):齋藤隆成
リコ(バイト仲間):平岩紙
浜田武(リコの彼氏):弓削智久

・海辺の町
黒澤祐三(海の家の主人)):斎藤歩
黒澤広美(海の家のおかみ):安藤玉恵
黒澤祐作(海の家の息子):宇都秀星
ユウキ(海の家の常連):竹財輝之助

・山村
藤井絹(桃農家のお母さん):佐々木すみ江
藤井春夫(桃農家の息子さん):ピエール瀧
上田村長:石田太郎
白石(喫茶店のマスター):笹野高史

・地方都市
中島亮平(ホームセンターの同僚):森山未來
宮本ともよ(ホームセンター新入り):悠城早矢 
小暮主任(ホームセンターの上司):堀部圭亮

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【感想】
これはいい!
良い意味で全て裏切られる、
自分を見つめなおさせてくれる映画。

現実の恋愛ってこうですよね~
そんなのを忠実に活かして、
人と人との関係の冷たさと温かさを、
同時に知らしめた映画だと思います。

蒼井さんは実力者俳優で知られますが、
ここまで自然体で演技できているの最高!

これ絶対に見て欲しい映画です!!!


【あらすじ】(ネタバレあり)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「325番出所だ。」
そう言われて拘置所から出所した鈴子は言った。
「シャバか~。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フリーターの佐藤鈴子はバイト仲間のリコと、
ルームシェアをして家を出ることを決めた。
するとリコは彼氏の武も一緒に住むと言い出す。

引越しの日、鈴子が家へ向かうと武だけが家にいた。
リコが来ないことを聞くと武は言った。
「別れた。」
「1人で家賃払えるし、しばらく一緒に住む?」
「別にあんたのこと興味ないし、あくまで共同生活だ。」

その日鈴子は一匹の野良猫を家に連れてきた。
野良猫に何か食べさせようと買い物に行き、
家に戻ると猫はいなかった。
武に猫のことを聞くと。
「捨てたに決まってるだろ。」
直ぐに猫を探しに外に出る鈴子。
鈴子が見たのは無残にも車にひかれた猫の死体。
鈴子は怒り家にある武の荷物を全て捨てた。

翌日バイト先に警察が来た。
素直に捨てたことを認めた鈴子。
捨てたカバンに百万円入っていたと証言する武。
警察はSEXしたかどうか聞いてきた。
していないと言う鈴子。
関係を持っていないこと伝えると刑事事件になった。
関係があると男女のもつれで民事となるのだ・・・
鈴子は呟いた。
「やっときゃ良かった・・・」
そして鈴子は刑事事件として告訴された。

鈴子が家に帰ると気まずい雰囲気。
しかし口火を切ったのは弟だった。
「何で戻って来るんだよ。」
「家に犯罪者が出て、
 受験受けれるはず無いじゃないか!」
鈴子は言った。
「百万円たまったら出て行きます。」
「これからは1人で自分の足で生きていきます。」

近所では鈴子の噂が広まっていた。
鈴子はバイトを掛け持ちして頑張った。
お金を貯めて誰も自分を知らない場所へ行くため・・・
そんな鈴子に弟は言った。
「恥ずかしいことするなよ。」
鈴子は返した。
「恥ずかしくない。」
「恥ずかしいことなんて一個もしてない。」
そんな強い鈴子に弟は言った。
「お姉ちゃん。家でたら手紙ちょうだい。」
「おねえちゃん携帯持ってないから。」
鈴子は返した。
「友達いないから必要ないし。」
「分かった・・・」

鈴子は家を出た。
海辺の町で海の家で働いた。
そして弟に手紙を書いた。
~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
元気ですか?
ねえちゃんは海の家で働いてみることにしました。
引越しでかかった費用を稼いで、
また百万円になったらここを出るつもりでいます。
これから暑くなるけど、
ねえちゃんも頑張るから拓也も頑張ってね。
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

家族で経営している海の家。
海の家ではカキ氷の作り方から教えられた。
初めて作ったかき氷を見て店長が褒めた。
「才能あるよ。カキ氷の。」

~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
ねえちゃんにはカキ氷の才能が有るらしいです。
今まで人から褒められたことはないので、
嬉しいのですが、
役に立たない才能なので複雑です。
仕事は朝早いですが、
東京にいた頃より健康かもしれません。
最近は仕事にも慣れてきました。
卓也は元気でやっていますか?
また手紙を書きますね。
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

海に来る男ユウキにナンパされるが、
そんなのも無視して真面目に働き続ける鈴子。
それでも諦めずにユウキは誘い続けた。
ユウキは鈴子をパーティーに誘った。
友達のいない鈴子に言う。
「俺たち友達だろ。」
「友達と言うかソウルメイトだと思ってる。」
お互い名前も知らないのに、
対等に話してくれるユウキに鈴子は微笑んだ。
鈴子は呟いた。
「いろいろ難しいね~。」
その数日後鈴子は海の家を後にした。
がっかりするユウキを尻目に、
鈴子が向かった町は山奥の山村。

~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
海は悪くないけど、
あんまりねえちゃんには合わない感じでした。
今度は美味しい空気を吸いながら、
緑豊かな所にしばらく住んでみようと思います。
拓也は元気?
夏休みは楽しいですか?
夏バテには気をつけてね。
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

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立ち寄った山村の喫茶店のマスターの紹介で、
鈴子は農家の住込みアルバイトを始めた。
その家はおばあちゃんとその息子の二人暮らし。
息子は鈴子を気遣ってくれた。
朝5時起床の収穫作業。
桃を収穫すると褒められた。
「桃をもぐために生まれてきたんじゃないの?」

~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
ねえちゃんは今桃をもいでいます。
来る日も来る日も桃をもいでいます。
朝から収穫していたらあっという間にお昼が来ます。
ねえちゃんは桃をもぎる才能もあるらしいです。
最近では「桃娘」と、
ここの家のお母さんに言われていますが、
老人独特のユーモアが、
いまいち分からないときがあるので、
ねえちゃんもまだまだ若者なんだな~と思います。
受験勉強はどうですか?
毎日暑いですがたまには生き抜きもしてね。
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

ある日、桃を収穫していると村長が来た。
桃娘として村のPRの依頼であった。
断れずにいる間に村長は帰って行った。
悩む鈴子に息子の春夫が話しかけた。
「嫌なら嫌ってはっきり言わないと、
      ここあたりの人強引だから・・・」

次の日マスターに桃娘辞退の話をした鈴子。
マスターは村長に掛け合うが、
話は既に進んでしまっていた。
そして村民を集めての話し合いになる。
鈴子は村民の前で自分の気持ちを話す。
「何も聞いていませんし、
人前に出ることは出来ません。」
村長は桃娘の内容を話し始めた。
それは全国ネットで桃のPRとのこと。
PRすることで村の収入が増えるとの話。
村民は鈴子にやって欲しいと話し始めた。
それでも断る鈴子に対して村民は罵倒まで始めた。
そこで鈴子は本当の理由を話した。
「私は無理なんです。」
「前科があるんです。」
そう言うと集会場を後にした。

鈴子が後にした集会場で春夫は話し始める。
「もっと自分達の頭で考えなきゃ駄目だ。」
「高級品を作るとか、
      インターネット販売をするとか。」
「誰一人考えてないだろ。」
「だから外から来た子に、
       桃娘やらせようとするんだろ。」

次の日鈴子は村を後にすることにした。
お母さんはしっかりお金を渡してくれた。
鈴子は聞いた。
「迷惑じゃなかったですか?」
「前科者を住まわせて、
      嫌がらせとかされないですか?」
お母さんは答えた。
「そんなことさせない!大丈夫だ!」
そして春夫は鈴子に桃を渡した。
「自分それしかないけど。餞別。」

~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
今度の街は東京から、
特急電車で1時間ちょっとで来れるところです。
割と都会です。
何というか何も無い所ですが百万円溜まるまで、
ここでまた生活してみようと思います。
拓也は元気にしてますか?
学校はどう?
お父さんとお母さんと仲良くしてね。
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

そのころの弟は、
以前から続いていた虐めが悪化していた・・・

鈴子は部屋を探し、バイトを探した。
バイトはホームセンターの、
ガーデニングコーナー担当となった。
鈴子に仕事を教えるのは歳の近い中島亮平。
鈴子の仕事のミスをかばってくれる亮平。

会社の飲み会に強引に誘われた2人。
参加したくない鈴子の気持ちを悟った亮平は、
用事があるからと鈴子を連れて抜け出す。
そんな亮平の優しさに鈴子はお礼を言った。
家まで鈴子を送ってくれる紳士的な亮平。
少しずつ亮平に惹かれて行く鈴子・・・

ある日、食材を買おうとスーパーに言った鈴子。
偶然、亮平も同じスーパーで買い物をしていた。
亮平に誘われ喫茶店に入った鈴子。
亮平は鈴子の過去を聞こうとする。
一瞬黙る鈴子だが、素直に今までの事情を話した。
刑事告訴され、実家にも居難くなったこと。
そして百万円をため転々としていると・・・
すると亮平は鈴子に聞いた。
「自分探しってことですか?」
鈴子は答えた。
「むしろ探したくないんです。」
「どうやったって自分の行動で、
 生きて行かなければいけないですから。」
「探さなくたって嫌でもここにいますから。」
「逃げているんです。」
「知らない土地に行って、
 最初は誰も私のこと知らないんですけど、
 だんだん知られてきて、
 すると面倒なことに巻き込まれて・・・」
「百万円あったら部屋も借りれて・・・」
亮平は聞いた。
「百万円溜まったらここを出て行くんですか?」
鈴子は黙ってお金を払い店を出た。

鈴子を追いかける亮平。
鈴子は亮平に軽蔑されると思い動揺していた。
そんな鈴子の手をとり亮平は言った。
「何も逃げなくたっていいじゃないですか。」
「僕、佐藤さんのことが好きです。」
気まずい空気が流れた・・・
「気にしないで下さい。」
そう言って去ろうとする亮平。
すると鈴子は言った。
「気にします。」
「私も中島君のことが好きです。」
「ごめんなさい。」
亮平は言った。
「何で謝るんですか?」
「あの・・・
   夕飯作ってもらえますか?」
2人は手をつないで亮平の家へ向かった。
2人はそのまま結ばれた。

~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
元気ですか?
ねえちゃんは元気です。
お父さんとお母さんに、
心配しないでと伝えてください。
拓也はもう新学期ですね。
学校は少しはましになりましたか?
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

弟の虐めはもっと卑劣になっていた。
朝登校すると机の上には花瓶が置かれ・・・

鈴子は悩んでいた。
貯金額がもう直ぐ百万円に到達する。
そのタイミングで新人の宮本ともよが入ってきた。
亮平とは同じ大学でり、教育係は亮平。
2人が仲良くする姿を見て嫉妬し、
仕事で失敗してしまう鈴子。

そんなある夜、亮平は鈴子に言った。
「お金貸してくれない?」
鈴子は了承して5万円を貸した。
それから亮平の行動はおかしくなった。
鈴子のシフトを調べたり、大学を休んだり。
そして頻繁にお金を借りるようになり、
デートでは鈴子が支払うのが当たり前に・・・
鈴子は呟いた。
「何やっているんだろう私・・・」

ある日、鈴子は亮平に切り出した。
「中島君は私のこと好き?」
亮平は答えた。
「好きだよ。一緒にいて落ち着くし。」
「それから・・・可愛いと思うし・・・」
鈴子は返した。
「お金持っているからでしょ?」
「お金持ってなかったら、
付き合ってなかったでしょ?」
言い返そうとして口を紡いだ亮平に、
「私中島君といるの疲れたよ。」
そう言うと鈴子は亮平の家を出た。

帰ると拓也から手紙が届いていた。
~おねえちゃんへ~~~~~~~~~~~~
元気にしてますか?
こないだ僕の机の上に花瓶がありました。
すごく頭にきてその花瓶を割ってしまいました。
そして悪戯をした奴等と喧嘩になりました。
そしたらそいつが怪我をしてしまいました。
それで僕は児童相談所というところに、
連れて行かれました。
怪我をさせたのは悪いからそいつに謝りました。
でも許してくれません。

ねえちゃん。
僕はそんなに悪いかな?
怪我をさせたのは悪いけど・・・

お父さんとお母さんは、
転校したほうがいいと言っています。
でも僕はあの日のねえちゃんのことを思い出して、
何があっても逃げないと決めました。
だからこのまま皆と同じ中学に行きます。
受験はしません。
ねえちゃんに恥ずかしくないように、
僕も頑張ります。

ねえちゃん。
お父さんもお母さんも心配しています。
たまには電話でもしてやってください。
~~~~~~~~~~~~~~~~拓也~~

その手紙を読んで泣き崩れる鈴子。
そして久しぶりに拓也へ手紙を書いた。

~拓也へ~~~~~~~~~~~~~~~~
今まで手紙出さなくてごめん。
ねえちゃんは元気に生きています。
ねえちゃんは自分の事を、
もっと強い人間だと思っていました。
でもそうじゃありませんでした。
家族でも恋人でも、
長く一緒にいられるコツって、
一番大事なことは言わないでいる事
なんじゃないかなって思っていました。
おとなしく、適当に愛想笑いをしていれば、
トラブル無く過ごせると思っていました。

いつの間にか、
何も言えない関係になってしまうのは不幸な事です。
人は出会ったら必ず別れるのだと思います。
その別れが怖いから、
姉ちゃんは無理をしていました。
でも出会うために別れるのだと、今気がつきました。
好きな人とお別れしたって、
ちっとも泣くようなことじゃないって思いました。
姉ちゃんに言われたって説得力ないと思いますが、
卓也は悪くないよ。本当にえらいよ。

ねえちゃんはいろんな人から逃げてきましたが、
今度こそ次の街で、
ちゃんと自分の足で立って生きていこうと思います。
卓也に勇気付けられました。ありがとう。
~~~~~~~~~~~~~~~~鈴子~~

そして鈴子は街を後にする決意をした。
店を後にするとき亮平はお金を返した。
「今まで借りたやつ。」
鈴子は受け取り、
じゃあ。とだけ言って店を後にした。

残された亮平に、ともよは言った。
「いいんですか?」
「誤解されたままじゃないですか。」
「百万円たまって出て行かれるのが嫌で、
             わざとお金借りて。」
「結局百万円たまらなくても、
       出て行ったじゃないですか?」
それをボーっとして聞いていた亮平は言った。
「こんな簡単に間違えちゃダメだよな~」
そう言うと必死に鈴子を追いかけた。

駅に先に着いたのは亮平。
駅で鈴子を探すが見つからない。

運命のすれ違い・・・

一足遅れて駅に着いた鈴子。
鈴子も心のどこかでは亮平を待っていた。
そして呟く。
「来るわけ無いか~」

(終わり)

~~ 関 連 商 品 ~~


~~RIKUのサブブログ~~
・RIKUの映画感想館
・「携帯・スマホゲーム」DORAKENを実際に攻略して・・・

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posted by riku at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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