2015年03月21日
【ペタルダンス】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【ペタルダンス】
【出演者】
ジンコ:宮崎あおい
原木:忽那沙里
素子:安藤サクラ
ミキ:吹石一恵
川田(ジンコの彼氏):風間俊介
服飾店店員:後藤まりこ
服飾店店長:高橋努
直人(素子の元旦那):安藤政信
キョウコ(原木の友人):韓英恵
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【感想】
友情の大切さ・・・
友人との距離感・・・
しっかりと伝わる映画でした。
全てにおいて演技がリアル。
リアルを追求した友情映画ですね。
普通の会話のぎこちなさ・・・
変な間・・・
通常会話の噛み・・・
全てをそのまま作品にしてます。
この演技は見て欲しいです。
世界観は不思議ですが、
どこか懐かしい感じになります。
【あらすじ】(完全ネタバレ)
ジンコは彼氏と話をしていた。
「この前のは何だったのかな?」
「この前のも私の気持ちだよ。」
「最初はグーじゃんけんポン。」
そう言って別れた2人。
原木は働く服飾店の同僚と話しをしていた。
同僚は言う。
「風に乗せて願い事したら、
きっと叶うと思うんだけどな〜。」
店長が現れ2人に言う。
「本当にお疲れ様でした。」
原木は友人のキョウコと、
ご飯を食べに行ったときのことを思い出していた。
「風に乗って願い事をしたら、
願い事が叶うんだって。」
とキョウコは言い、それに対して原木は、
「何お願いしたの?」
しばらく開いてからキョウコは言った。
「私なんてなくなっちゃえば・・・」
その言葉に何もいえなかった・・・
何も聞いてあげられなかった・・・
そして、あなたはいなくなった・・・
あなたは今どこにいるのか分からない。
生きているのかさえ・・・
素子は元旦那と会っていた。
「まさか君が会いにくるなんて。」(元旦那)
「ずっと会わないのも疲れた。」(素子)
「ミキに会いに行くの?」(元旦那)
「自分で自分を傷つけて・・・」
「ミキも寂しいのかな?」
「何でそう思うの?」(素子)
「俺もそうだったから。」(元旦那)
「何で決め付けるの?」(素子)
「ミキがそうって分からないじゃない。」
「でも会いに行ったら喜ぶよ、ミキ。」(元旦那)
「でも何て言ったらいいか分からないよな。」
「普通に会いに行くよ。」(素子)
素子はジンコに電話した。
「何でミキに会いに行くの?」(素子)
「何でそういうことをしたか、
知りたかったから。」(ジンコ)
「それで会いにいけるの?」(素子)
「ミキは変わらないよ。」(ジンコ)
次の日、仕事に行く原木。
しかし店には閉店の張り紙が・・・
そこには立ち尽くす同僚がいた。
「店長がお疲れ様って言ったのって、
そういう意味だったんですかね?」(原木)
「いつからだろうね。」(同僚)
「サヨナラって言えなくなったの?」
「昔はしっかりサヨナラできたはずなのに。」
「左様ならば」(同僚)
「気持ちを新しくして、
いろんなことに向き合っていく。」
「って意味らしいよ。」
「原木さん。」
「サヨウナラば。」
原木は駅にいた。
ふらついている原木を助けたジンコ。
ジンコの勘違いだった。
しかし、助けた反動で手を怪我したジンコ。
病院に付き添った原木。
その帰り話をする2人。
原木は無職になって、
気持ちを入れ替えようとしていたと伝える。
ジンコは言はそれを聞いて話す。
私の友達が同じようになって、
その子に会いに行くと。
「それより手大丈夫ですか?」(原木)
「運転できればいいんだけど。」(ジンコ)
「じゃあ私が運転します。」(原木)
そう言って原木は運転を買って出る。
そしてモトコの元旦那の車でミキのもとへ向かう。
原木の運転で・・・
ミキのもとまでへの旅路。
ある木の下や海辺で話す3人。
原木はジンコに言う。
「曲がってます。私は。」
「真っ直ぐでも、真っ白でもなくて。」
「とにかく曲がってます。」
それに対してジンコは、
「私は濁ってるかな?」
「いろんなものが混じって濁ってるかな?」
素子はジンコに聞く。
「もし自分が海に飛び込んでたらどうする?」
答えられないジンコ。
そうしながらミキのいる病院へたどり着く。
ミキに会ったジンコと素子。
2人を見たミキの第一声。
「何で?」
しばらく沈黙が・・・
「いつ?」(ミキ)
「今朝出て。」(ジンコ)
「何で?」(ミキ)
「車。元旦那の車。」(素子)
「いつ帰るの?」(ミキ)
「明日の夕方。」(ジンコ)
「一緒に行きたい所があるんだけど。」(ミキ)
「どこ?」(ジンコ)
「海。」(ミキ)
その日はそんな会話でミキと別れる。
旅館への道。車内で話すジンコと素子。
「思ってたより、普通に会えた。」(ジンコ)
「どうだった?」
「どう話せばよかったか分からなかった。」(素子)
「海に行きたいっていうのも嫌だった。」
「そういう風に見えなかった。」(ジンコ)
「そうは見せなかった。」(素子)
「声が小さくなってた。」(ジンコ)
「目が違った。」(素子)
「最初来てもいいのかな?って思わなかった?」
「私は顔が見れて良かった。」(ジンコ)
「それは私達はでしょ。」(素子)
「ミキがってこと?」(ジンコ)
「どうなんだろう。」
「何でって言ったときの顔が忘れられない。」(素子)
「だって普通何でとは言わないじゃん。」
「そうだね。」(ジンコ)
翌日4人で海に行った。冬の海。
「もう一つ一緒に行って欲しいところがある。」
ミキは言う。
そのときジンコの電話が鳴る。
「後ででもいい?」(ジンコ)
「聞いて欲しいことがあるんだ。」(川田)
「好きだ。」
「今日は帰り遅くなるかも・・・」(ジンコ)
「じゃあ、また連絡する。」
ニヤニヤ笑っているジンコに、雪玉を投げる素子。
そしてミキに連れて行かれた場所。
ミキが自殺しようとした場所。
防波堤の先端。
「ここに来たかったの。」(ミキ)
「あの時、自分がどうだったのか確かめたかった。」
「でも、一人じゃ来られなかった。」
「一緒に来てくれたから、来られた。」
そうして防波堤から海辺に戻った4人。
「これ気に入ってるんだ。」
と怪我した手を原木に見せるジンコ。
「これがあったから原木さんとも会えた。」
「原木さんは何を抱えているの?」
「たまに空見ながらつぶやいてるでしょ?」
原木は答えた。
「ずっと願い事をしてて・・・」
「生きてて欲しいなと、
ずっと願っている人がいて、
どこかで生きていますように、
って願ってたんですよね。」
それを聞いたジンコは、
「祈ってたんだね。」
「届くといいね。」
その後ジンコの提案。
「思いついたものをなるべく早く。」
「100個書いて。」
「目に見えるもの。名詞?」
そして4人は言うとおりに、
思いついたものをどんどん書いていく。
書き終わったのを見てジンコは言う。
「そしたら、
最後に書いた3つの言葉を拾って、
一つの絵にして下さい。」
ミキは
「かもめ。カラス。雪ダルマ。」
ジンコは
「カメラ。音。葉。」
素子は
「頬杖。そば。よだれ。」
原木は
「三角。女子。蛇。」
原木の書いた絵は、
あの日の友人の顔になっていた・・・
その絵に向かって語りかける原木。
「最後に会ったあの日。」
「あなたは笑ってたの?」
「それとも笑おうとしてた?」
「心から、笑っていたの?」
ミキとジンコは見つめ合って笑う。
素子はジンコに聞いた。
「さっきの電話大丈夫なの?」
「かけなおす。」
ジンコはそう言って電話をしに行く。
ミキとモトコは見つめ合って笑う。
そうして4人は並んで海を見た。
帰り際にミキは原木に言う。
「ありがとう。」
原木は答える。
「私にじゃなくて2人に言ってください。」
「なんか恥ずかしいのよね。」
戯れる3人。
目を閉じて手を開いてジンコは言う。
「乗って。」
「風。」
3人は目を閉じて手を広げる。
そのときミキは言う。
「ありがとう。来てくれて。」
ジンコは言う。
「何もできなくてごめん。」
ミキは返す。
「いっぱいもらった。」
それを聞いたジンコは、
「ちゃんと同じ場所にいるよ。」
そう言って素子に
「ねっ。」
素子は相槌のように
「ねっ。」
とミキに返す。
そうして3人は笑った。
原木は遠くから3人を見て言う。
「笑って生きていて。」
あの日の友人に語りかけた・・・
(終わり)
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・RIKUの映画感想館
・「携帯・スマホゲーム」DORAKENを実際に攻略して・・・
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【ペタルダンス】
【出演者】
ジンコ:宮崎あおい
原木:忽那沙里
素子:安藤サクラ
ミキ:吹石一恵
川田(ジンコの彼氏):風間俊介
服飾店店員:後藤まりこ
服飾店店長:高橋努
直人(素子の元旦那):安藤政信
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【感想】
友情の大切さ・・・
友人との距離感・・・
しっかりと伝わる映画でした。
全てにおいて演技がリアル。
リアルを追求した友情映画ですね。
普通の会話のぎこちなさ・・・
変な間・・・
通常会話の噛み・・・
全てをそのまま作品にしてます。
この演技は見て欲しいです。
世界観は不思議ですが、
どこか懐かしい感じになります。
【あらすじ】(完全ネタバレ)
ジンコは彼氏と話をしていた。
「この前のは何だったのかな?」
「この前のも私の気持ちだよ。」
「最初はグーじゃんけんポン。」
そう言って別れた2人。
原木は働く服飾店の同僚と話しをしていた。
同僚は言う。
「風に乗せて願い事したら、
きっと叶うと思うんだけどな〜。」
店長が現れ2人に言う。
「本当にお疲れ様でした。」
原木は友人のキョウコと、
ご飯を食べに行ったときのことを思い出していた。
「風に乗って願い事をしたら、
願い事が叶うんだって。」
とキョウコは言い、それに対して原木は、
「何お願いしたの?」
しばらく開いてからキョウコは言った。
「私なんてなくなっちゃえば・・・」
その言葉に何もいえなかった・・・
何も聞いてあげられなかった・・・
そして、あなたはいなくなった・・・
あなたは今どこにいるのか分からない。
生きているのかさえ・・・
素子は元旦那と会っていた。
「まさか君が会いにくるなんて。」(元旦那)
「ずっと会わないのも疲れた。」(素子)
「ミキに会いに行くの?」(元旦那)
「自分で自分を傷つけて・・・」
「ミキも寂しいのかな?」
「何でそう思うの?」(素子)
「俺もそうだったから。」(元旦那)
「何で決め付けるの?」(素子)
「ミキがそうって分からないじゃない。」
「でも会いに行ったら喜ぶよ、ミキ。」(元旦那)
「でも何て言ったらいいか分からないよな。」
「普通に会いに行くよ。」(素子)
素子はジンコに電話した。
「何でミキに会いに行くの?」(素子)
「何でそういうことをしたか、
知りたかったから。」(ジンコ)
「それで会いにいけるの?」(素子)
「ミキは変わらないよ。」(ジンコ)
次の日、仕事に行く原木。
しかし店には閉店の張り紙が・・・
そこには立ち尽くす同僚がいた。
「店長がお疲れ様って言ったのって、
そういう意味だったんですかね?」(原木)
「いつからだろうね。」(同僚)
「サヨナラって言えなくなったの?」
「昔はしっかりサヨナラできたはずなのに。」
「左様ならば」(同僚)
「気持ちを新しくして、
いろんなことに向き合っていく。」
「って意味らしいよ。」
「原木さん。」
「サヨウナラば。」
原木は駅にいた。
ふらついている原木を助けたジンコ。
ジンコの勘違いだった。
しかし、助けた反動で手を怪我したジンコ。
病院に付き添った原木。
その帰り話をする2人。
原木は無職になって、
気持ちを入れ替えようとしていたと伝える。
ジンコは言はそれを聞いて話す。
私の友達が同じようになって、
その子に会いに行くと。
「それより手大丈夫ですか?」(原木)
「運転できればいいんだけど。」(ジンコ)
「じゃあ私が運転します。」(原木)
そう言って原木は運転を買って出る。
そしてモトコの元旦那の車でミキのもとへ向かう。
原木の運転で・・・
ミキのもとまでへの旅路。
ある木の下や海辺で話す3人。
原木はジンコに言う。
「曲がってます。私は。」
「真っ直ぐでも、真っ白でもなくて。」
「とにかく曲がってます。」
それに対してジンコは、
「私は濁ってるかな?」
「いろんなものが混じって濁ってるかな?」
素子はジンコに聞く。
「もし自分が海に飛び込んでたらどうする?」
答えられないジンコ。
そうしながらミキのいる病院へたどり着く。
ミキに会ったジンコと素子。
2人を見たミキの第一声。
「何で?」
しばらく沈黙が・・・
「いつ?」(ミキ)
「今朝出て。」(ジンコ)
「何で?」(ミキ)
「車。元旦那の車。」(素子)
「いつ帰るの?」(ミキ)
「明日の夕方。」(ジンコ)
「一緒に行きたい所があるんだけど。」(ミキ)
「どこ?」(ジンコ)
「海。」(ミキ)
その日はそんな会話でミキと別れる。
旅館への道。車内で話すジンコと素子。
「思ってたより、普通に会えた。」(ジンコ)
「どうだった?」
「どう話せばよかったか分からなかった。」(素子)
「海に行きたいっていうのも嫌だった。」
「そういう風に見えなかった。」(ジンコ)
「そうは見せなかった。」(素子)
「声が小さくなってた。」(ジンコ)
「目が違った。」(素子)
「最初来てもいいのかな?って思わなかった?」
「私は顔が見れて良かった。」(ジンコ)
「それは私達はでしょ。」(素子)
「ミキがってこと?」(ジンコ)
「どうなんだろう。」
「何でって言ったときの顔が忘れられない。」(素子)
「だって普通何でとは言わないじゃん。」
「そうだね。」(ジンコ)
翌日4人で海に行った。冬の海。
「もう一つ一緒に行って欲しいところがある。」
ミキは言う。
そのときジンコの電話が鳴る。
「後ででもいい?」(ジンコ)
「聞いて欲しいことがあるんだ。」(川田)
「好きだ。」
「今日は帰り遅くなるかも・・・」(ジンコ)
「じゃあ、また連絡する。」
ニヤニヤ笑っているジンコに、雪玉を投げる素子。
そしてミキに連れて行かれた場所。
ミキが自殺しようとした場所。
防波堤の先端。
「ここに来たかったの。」(ミキ)
「あの時、自分がどうだったのか確かめたかった。」
「でも、一人じゃ来られなかった。」
「一緒に来てくれたから、来られた。」
そうして防波堤から海辺に戻った4人。
「これ気に入ってるんだ。」
と怪我した手を原木に見せるジンコ。
「これがあったから原木さんとも会えた。」
「原木さんは何を抱えているの?」
「たまに空見ながらつぶやいてるでしょ?」
原木は答えた。
「ずっと願い事をしてて・・・」
「生きてて欲しいなと、
ずっと願っている人がいて、
どこかで生きていますように、
って願ってたんですよね。」
それを聞いたジンコは、
「祈ってたんだね。」
「届くといいね。」
その後ジンコの提案。
「思いついたものをなるべく早く。」
「100個書いて。」
「目に見えるもの。名詞?」
そして4人は言うとおりに、
思いついたものをどんどん書いていく。
書き終わったのを見てジンコは言う。
「そしたら、
最後に書いた3つの言葉を拾って、
一つの絵にして下さい。」
ミキは
「かもめ。カラス。雪ダルマ。」
ジンコは
「カメラ。音。葉。」
素子は
「頬杖。そば。よだれ。」
原木は
「三角。女子。蛇。」
原木の書いた絵は、
あの日の友人の顔になっていた・・・
その絵に向かって語りかける原木。
「最後に会ったあの日。」
「あなたは笑ってたの?」
「それとも笑おうとしてた?」
「心から、笑っていたの?」
ミキとジンコは見つめ合って笑う。
素子はジンコに聞いた。
「さっきの電話大丈夫なの?」
「かけなおす。」
ジンコはそう言って電話をしに行く。
ミキとモトコは見つめ合って笑う。
そうして4人は並んで海を見た。
帰り際にミキは原木に言う。
「ありがとう。」
原木は答える。
「私にじゃなくて2人に言ってください。」
「なんか恥ずかしいのよね。」
戯れる3人。
目を閉じて手を開いてジンコは言う。
「乗って。」
「風。」
3人は目を閉じて手を広げる。
そのときミキは言う。
「ありがとう。来てくれて。」
ジンコは言う。
「何もできなくてごめん。」
ミキは返す。
「いっぱいもらった。」
それを聞いたジンコは、
「ちゃんと同じ場所にいるよ。」
そう言って素子に
「ねっ。」
素子は相槌のように
「ねっ。」
とミキに返す。
そうして3人は笑った。
原木は遠くから3人を見て言う。
「笑って生きていて。」
あの日の友人に語りかけた・・・
(終わり)
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