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「桂馬の幻想」 坂口安吾 (03/31)
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「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (02/22)
copy2021Wathe
「100の地点でわかる地政学」 オリヴィエ・ダヴィド他 (02/19)
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「100の地点でわかる地政学」 オリヴィエ・ダヴィド他 (02/18)
BagssjpPailm
「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (02/16)
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「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (12/23)
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「日本の地下経済−脱税・賄賂・売春・麻薬」 (12/22)
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「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (12/20)
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「桂馬の幻想」 坂口安吾 (12/12)
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「戦いの原則−人間関係学から組織運営の妙まで」 大橋武夫 (12/06)
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2014年01月03日
「1分間速読法ーあなたも1冊1分で本がよめる!」 石井貴士
 タイトルが衝撃的である。10分ならばまだ理解できるが、1分間は想像すらできない。

 大概の速読を謳う本では具体的なテクニックには言及しない。呼吸法や眼球トレーニングどまりで、末尾で著者の速読教材・教室へのアクセスが載っているだけ、80%は無意味な宣伝文句ばかりだ。書籍の体をなして店頭に並び澄ましている分、情報商材よりもタチが悪い。

 本書はそんな「速読」業界からやってきたにしては、かなり良質な方である。きちんと速読自体のテクニックに触れられているからだ。200ページちょっとあるが、核心は150ページ以降を読めばよい。右手で本を持ち、左手でめくる際、周辺視野で見開き2ページを0.5秒で眺め飛ばすそうである。また、1分間読書法に至るための3段階の自主トレーニング法が載っているのがよい。ほかの部分は大して意味がない精神論や商売文句だが、1冊の中にしっかりと中身もあるから優良である。

 肝心の速読法の効果だが、まだ訓練中なのでまだわからない。読むのではなくめくるのだと著者は言い、理解しようとするから他の速読は遅いのだと説く。この速読は、読後なんとなくわかってはいるが、うまく答えられない状態というように読後の理解をとらえ、既存の速読のように内容を記憶せんばかりの理解には興味を示していないのだが、読書自体の意義は書物から何かをつかみ取ることである。その点についての詳しい言及が欲しいところである。

 本書の速読法が実践性・普遍性に富むものかは、時間が数年後証明するであろう。ただ、詐欺まがいではないタイプの新たな速読本が出たことは喜ぶべきことである。

速読






2014年01月03日
「読書談義」 渡部昇一・谷沢永一
 学問を文系・理系に二分する分類法は日本独自の阿呆な風潮と念頭に置きつつ、普段は理系書籍に多分に触れた書評本しか読まないが、今回は完全な文系書評本である。

 著者は渡部昇一と谷沢永一。谷沢の著作にはまだ触れたことがないが、渡部のドイツ参謀本部-その栄光と終焉 (祥伝社新書168)は傑作だった。本書では二人が文学界・書誌学から古書街事情、文壇の生々しい人間模様、果ては性関連アングラ本の草莽期に至るまで縦横無尽に語りまくる。

 書籍と文学界、それを取り巻く事情について語られた作品であるため、紹介される本はいわゆる「古典」とされる部類がほとんどである。その種類も百科事典類を除けば、文学部・わずかに経済学部を除けば一生お目にかかれないような部類がほとんどである。古風な文学によほどの興味があるか、書誌学、図書館学の造詣がないと完全に話についていくのは困難であろう。自然科学的な話題はこれっぽっちも出てこない。

 現代文明を構成する知識・技術(法)のうち、自然科学が占める割合は年々増加している。かつて知識階級には必須とされた文学的教養・素養というものはいまやあまり顧みられない非「実学」となってしまっている。私自身はこのことに喝采も憂慮もするつもりはないのだが、文学を巡る談義というものが如何に行われるべきかという良い典型例をこの本は示していると思う。

 あまり文学論自体にこれといって特に気を魅かれた個所は無かったものの、古書店での作法、ブリタニカの版ごとの差異の考察についての箇所は興味深かった。二人ともがこれまで数多の書籍と触れあい、文字通り共に歩んできたのがよく感じられる。

 「文系」人間にとっては上質の文学談義として恰好であり、また「理系」人間にとっては資料の探し方、学問を形に残す作業「著作」のあり方を文学の世界を題材に考えることができる本である。

読書






2014年01月02日
「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉
 構成する文章は少ないものの、内容は濃密な一冊である。勉強・人脈・仕事・お金・人生についての著者なりのインプット・アウトプット法が述べられる。1日に10冊を読み、3日で1冊を書くという副題に魅かれて読んだ。

 項目自体が少ないので、気になった項目を以下に挙げてみる。

 「アダルトDVDから、源氏物語の本質に気づかされる。」
 「読み終わったら即処分する習慣にすると、たくさん読める。」
 「大好きな作家のゴーストライターを目指す」
 「メールを短くすると夢が早く実現する」
 「斜陽業界は意外にチャンス」

項目名だけではぱっと中身を想像しにくいものの、内容も破綻は少なく、面白い。本はなるべく多読・速読を目指すべきであり、読み終わった本は即処分する、などは意見は分かれるだろうが、読書の一系統としてはありだろう。情報は早めに消化し、形にしたもののほうが優れているという指摘は物書きとして極めて実践的経験知だ。

 書店のビジネスコーナー・自己啓発コーナーにある活字があまり多くない本というものは内容がほとんど充実していない紙くず同然のものが多い。しかし本書は作者が一風変わっているのか、実践性と斬新さに富んでいる。個人的には勉強・お金についての章が最も示唆に富んでいた。

千田琢哉






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