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「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (02/22)
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「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (12/23)
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「ボクのインプット&アウトプット法ー1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く」 千田琢哉 (12/20)
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「桂馬の幻想」 坂口安吾 (12/12)
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2014年01月07日
「河井継之助傳」 今泉鐸次郎
河井継之助というのは実に奇妙な人物である。商人的な目端の利く才覚の持ち主という点では、当時の武家階級では第一等の人物であったし、発想の飛躍ぶり、視野の広大さという点では維新の有名人数人分に匹敵する。その彼が自身と長岡武家階級に終止符を打つこととなった北越戦争でも、軍は劣勢ながらも奇抜な戦法で山形有朋の心胆を震えせしめたりもしている。これほどの傑物ではあるが、その思想について触れた著作は意外と少ない。

 河井継之助と言えばまず挙げるべきは司馬遼太郎の「峠」「英雄児」であろう。これらにより現在の河井継之助の知名、イメージが完成したといってもよい。その司馬が作品を記すに当たり参考としたのが本著「河井継之助傳」だ。

 分量もかなりあり、編纂年次が古いため読み進めるのは容易ではない。しかし河井のことをよく知る人たちの回想が主となっているため、河井についておよそ後人が知りうる史料のほとんどはこの本に収まっているとみていい。河井のみならず、久敬舎時代の河井の学友などについても触れられている。

 歴史小説を入り口として歴史上の人物に触れようとするとどうしても、史料を実際に読み解かねばならない壁にぶつかる段階が来る。織田信長ならば信長公記、日本史、信長記・太閤記…とあげれば限りない。他の有名人も大方そうであろう。しかし、河井に関しては本書にその大半が詰まっているため同時代人から見た河井を知りたければこの本で十分だ。これはある意味河井がこの本一冊にしか足跡を残せなかった「賊藩」の人間だったという、歴史は勝者によりつくられることを示す例でもある。






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