五個の神玉(しんぎょく)とは、高砂島(たかさごじま)で、
五柱の神が、天使・天使・稚桜姫命(わかざくらひめのみこと)に
献上した五つの玉のことです。〔第2巻第7章「天地の合せ鏡」〕
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm0207
霊界物語で高砂島とは、南米のことを指す場合が多いですが、
ここでは南米の雛型の台湾島のことです。
台湾の新高山(にいたかやま)で、稚桜姫命が正神(せいしん)を
集めて神界の経綸をひそかに教示したときに、
五柱の神が五つの玉を献上しました。次の五つです。
●高砂島の守り神・真道彦命(まみちひこのみこと)は、
岩石を打ち割り、紫紺色(しこんしょく)を帯びた透明の
宝玉を捧呈した。この玉は神政成就の暁に、
ある国の国魂となる宝玉である。
●奇八玉命(くしやたまのみこと)は、
海底から日生石(にっしょうせき)の玉を拾ってきて捧呈した。
この玉は出産に際し、安産を守る宝玉である。
●真鉄彦(まがねひこ)は、谷間へ下りて水晶の宝玉を取り出して捧呈した。
この玉は女の不浄を清める珍(うづ)の神玉(しんぎょく)である。
●武清彦(たけきよひこ)は、山腹の埴(はに)を穿(うが)ちて黄
色の玉を取り出し捧呈した。この玉は病気にかかったとき、
神気発射して病魔を退ける宝玉である。
●速吸別(はやすいわけ)は、新高山の山頂で、
黄金(こがね)の頭槌(くぶつち)を静かに三回打つと
巨厳は分裂して炎となり天に舞い上り、紅色の玉に変じた。
この玉はある時は火を発し、ある時は水を発し、
火(ひ)水(みず)をもって天地の混乱を清める神宝である。
五個の神玉は、後に竜宮島(りゅうぐうじま)の海に
深く秘めおかれ、海原彦命(うなばらひこのみこと)、
国の御柱神(くにのみはしらのかみ)の二神によって
守護されることになりました。
この章の最後に附言として
──女性が簪(かんざし)に玉をつけたり玉を連ねて
頸飾(くびかざ)りにして、悪事を払い幸福を求める風習は、
このときの因縁による──
と書かれています。
「霊界物語スーパーメールマガジンから引用」
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