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2021年08月28日
WILD ARMS あらすじ。
※ネタバレを含みます。今後にプレイを予定している方はご注意ください。
荒廃した世界ファルガイア。
そこにはかつて、「人間」と「ガーディアン」、そして「エルゥ」と呼ばれる種族がいた。
ガーディアンはファルガイアを守護し、エルゥは高度な知識と技術を以ってガーディアンを支え、そこには緑豊かな世界が広がっていた。
しかし、それは大きな戦争によって一変してしまう。
そのキッカケは、魔族の侵攻だった。
鋼の肉体を持つ魔族に対抗すべく、ファルガイアにも強大な力が次々と生み出されていく。巨大兵器「ゴーレム」や「ARM」、そして禁忌を犯すまでの研究…。戦いの中で膨張した勝利・強さへの執着は、やがてファルガイアに大きな傷を残した。
命のない、荒野。
結果として大戦は勝利に終わるが、力を使い果たしたガーディアンは消え、エルゥもまた姿を消してしまう。残された人間は、日に日に荒れ果てていくファルガイアを前に絶望するしかなかった。
それでも、いつしか日常は取り戻され、かつての戦争は遠い過去のものへと変わっていく。封印された力は人々の興味を誘い、多くの研究者や冒険者―――「渡り鳥」が現れるようになった。
彼らは各地の遺跡を訪れ、ゴーレムやARMを探し求める。しかしその力は誰にも操作を許さず、もはや現実味を帯びていなかった。
そんなある日、事件は雪の中でひっそりと巻き起こる。
北の国アークティカに、魔族が再び現れたのだ。
目的は、アークティカに眠る大きな繭。
アークティカは滅び、魔族は再び根を下ろした。奪われた繭が目覚めるとき、ファルガイアを巡る戦いが繰り返される。
次なる標的は、アーデルハイド。渡り鳥のロディ、ザック、そしてアーデルハイドの公女セシリアが旅立つ場所。
圧倒的な力を持つ魔族に対抗するには、守護獣であるガーディアンの力を取り戻さなければならない。ガーディアンの巫女を継承してきたセシリアは、国の期待を背負って旅立ちを決意する。
渡り鳥のザックは魔族との因縁を抱え、この戦いに参加。そしてロディは、ARMという特別な力を手に、協力することとなった。
ガーディアンはなぜ力を失い続けるのか。
それは、戦いの傷だけがもたらすものではない。
人間には、何の力もないのだろうか。
この戦いに必要なのは、「武力」ではないのかもしれない。
3人が冒険の中で気付くもの、手に入れるものの中にこそ、ファルガイアを救う手立てがある。
そしてそれは、私たちプレイヤーの中にも…。
ひとつの目的から始まる物語であり、その中に色んな出会いや「成長」が盛り込まれたシナリオです。魔族からファルガイアを護ることが目的であり、そのためにガーディアンの力を呼び起こす。そこに様々な思いを見出していく感じでしょうか。
「心」を題材とするだけあって、人との交流や対話が重要なカギとなっています。それこそロディ達3人が大きく変化していあたり、見所ですね!
個人的にはじめの方は、違和感を覚えるほどでした。それぞれに目的はあれ、行動を共にする必要性まであるのか…?と。
それが最後には「仲間」になっているんですから…彼らの変化と成長がどれほどのものか、お分かり頂けるでしょう。そしてその変化が、ファルガイアをも変えていく。
荒廃したファルガイアでは、植えつけられた絶望に荒んだ人間性をみることもあります。そこに3人のような変化が必ずしもあるとは限りません。人々の心を解きほぐすために、ファルガイアの再生が必要なのではないでしょうか。
「勇者」の存在しない世界で、使命を背負う「渡り鳥」と「公女」。彼らの存在は特別であり、かつ特別ではありません。
そんな3人が歩む道と、交差する思惑。
戦いの果てに、彼らは何を見るのでしょうか?
そしてプレイヤーの心には、何が残るのでしょうか。
伝説となりつつある純粋なものを、信じてあげたいですね。
みんなの心が、ファルガイアのような緑を取り戻せますように!
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
2021年03月06日
FE紋章の謎 あらすじ。
※ネタバレを含みます。今後にプレイを予定している方はご注意ください。
かつての大戦争で滅んだはずの暗黒竜メディウス。
100年余りの時を経た今、その復活が再び戦乱の幕を開ける。
アカネイアは滅び、英雄の血を引くアリティア王国さえも陥落。圧倒的な力を前に、人類は明らかに勢力を失いつつあった。
物語は、数年後――。
辺境の地タリスへ逃げ延びたアリティアの王子マルスが、反旗を翻す。
未だ繰り広げられる戦いの地へと赴き、侵略を食い止め、奪われた地を取り戻すために。
そんなマルスの進撃を機に、各地の戦士も立ち上がる。様々な事情と背景の中にありながらも、多くの者が炎の意思をその胸に宿していた。
そして集う、ファイアーエムブレムの下に。
身に纏うは、語り継がれし伝説の武具。
その聖なる力を手にするとき、戦乱の歴史に刻まれるものとは――?
勇敢な志を示す、解放の戦い。
平和を取り戻したアカネイアの地。そこに、再び暗雲が立ち込める。
統制されたはずの一国から起こる、反乱。
志を共にした戦士も多いグルニアにて、反帝国運動が勃発したのである。
マルスは帝国の命により鎮圧へと向かうが、蓋を開けてみれば、単なる裏切りとは見えない状況だった。
グルニアに対する弾圧的な統制。支配に近いそれこそが、火種を撒いていたのだ。
それだけでなく、アカネイアは反乱に対しても過剰な弾圧を行おうとしている。明らかに平穏とは異なる世界が、そこにはあった。
均衡を失った世界。それはグルニアに留まらず、各地へと飛び火していく。民を思う善良な国は失われ、権力者による一方的な支配が横行。
そして主導権を握るのは、現アカネイアの王。
疑問を持ち、善良な民に寄り添えば反逆者とみなされる状態になっていた…。
先の戦争とは打って変わってしまった帝国の王と、それに歯止めをかけたいマルス。かつては仲間として戦ってきたはずの者達が、今互いに剣を取り、交えようとしている。
一体何が、アカネイアを変えてしまったのか。
その原因は、決して遠くないところに眠っている。
過去のあやまちを解き明かしながら、新たな答えを導く戦い。
その謎の奥深くに、人間の愚かさを垣間見る…かもしれない。
第1部第2部と連続してあらすじをまとめてみましたが、シナリオの構成や雰囲気、かなり違いますね。
王道のファンタジーで駆け上がる第1部暗黒戦争編と、人間ドラマが重く深い第2部英雄戦争編。
とは言っても互いに独立はせず、包含する関係性にあると思っています。第1部はまだ物語の途中、本当の解決には至っていないというか。
支配と解放、正義と悪の構想がはっきりしていた第1部の世界観は、第2部を進めていく毎に逆転していきます。だからこそ、第2部のプレイによって、改めて第1部の印象が変わる…再構築されるような感覚でした。
遡及的に第1部にも干渉していく2部構成は、どこか開放感があっていいですね。なんとなく受け入れていた世界観を、新たな観点からぶち壊されるような。
正義と悪の概念は、ひとつの行動や現象からは決め付けられるものではない。そう気付かされるような衝撃の展開でした。
そして、その中から導き出される"答え"は何なのか?物語の中や他人からの声でなく、自分の中にその感覚を見つけてみてほしいなと思います。
正しいと思ってきたものが、本当の意味で正しいのか。それを何かのきっかけで振り返ることができたら、私たちはひとつ成長できるのかもしれませんね。事の起源や原因、背景、いろんな視点から物事を見つめられるような、そんな大人になりたいものです。(20代後半)
ちなみにですが、最終的な見解として、私はどちらかというとメディウス派に立つような気がしています。事の発端を責めるのは、理屈っぽいかな…?
確かに無実の人々を犠牲にした罪は重いです。が、それを100%で責めることは、私にはできません。
この瞬間に動いているのは「今」でも、その今を作り上げているのは「過去」ですから。これを切り離して考えるのは理不尽な気がしませんか。
あなたはこの物語に、どんな感情を見つけ出すでしょう?
様々な立場に想いを馳せられる方へ、ぜひ読み解いてもらいたい!
そのうえで、歪みのない未来を築いていきたいですね。
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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2020年07月26日
FF8 あらすじ。
※ネタバレを含んでいます。
これから初プレイを迎える方はご注意ください。
兵士養成学校――バラム・ガーデン。
そこには、SeeDと呼ばれる組織がある。
戦闘のエキスパートと評され、世界各地に派遣される傭兵の精鋭部隊。
この物語は、とある青年スコールがSeeDへと就任することに始まる。
初任務として派遣されたのは、軍事国家ガルバディアからの独立を目指す、小さなレジスタンス組織。
スコールはそこで、少女リノアと出会う。彼女こそ依頼人であり、組織のリーダーだった。
ガーデンとの間に交わされた契約の元、スコールはたった3人のチームで任務へ臨む。
目的は、「ガルバディア大統領の誘拐」。
しかし、大国の大統領がそう簡単に誘拐されるはずもなく、計画は裏をかかれて失敗に終わってしまう。それどころか、ガルバディアはさらなる脅威をもって、世界を震撼させた。
その脅威とは、恐怖の象徴―――「魔女」。
ガルバディアは魔女と手を組み、世界を支配しようと企んでいたのだ。その情報は電波を通して全土へ発信され、混乱の時代が幕を開ける。
そして、凄惨な過去の過ち――魔女戦争を彷彿とさせる事態から、スコール達が新たに託されるミッション。
「魔女を暗殺せよ」
かつて世界を恐怖に陥れた魔女。今ではガルバディアの頂点に君臨するその存在を、殺さなければならない。
計り知れない戦いの始まりだった。
それから間もなくして、ガルバディアは完全に魔女の支配下に落ちる。混沌の中、魔女の隣には…見慣れた学友の姿があった。
囚われているでもなく、自らの意思で「魔女の騎士」を名乗るサイファー。魔女の側に付く限り、彼との戦いも避けては通れない。
めまぐるしく激動する状況、だがスコールを巻き込む渦はこれだけに留まらなかった。
前触れもなく訪れる夢――「別の世界」の存在。
そこでスコールは、ラグナという人物の目線に立つ。ラグナとして、断片的にその世界を見聞きするのだった。
スコール達の身に、何が起こっているのか。
ラグナとは一体、何者なのか?
いつからかスコール達の運命は、大きくうねり始めていた。
多くの謎は、魔女を追い、仲間と時間を共にするなかで明らかにされていく。忘れ去られた過去や、受け継がれていく魔力【ハイン】の行方も――。
過去・現在・未来と流れる時間の中で、すべては繋がって存在している。そして、巡っていくのは人間同士の繋がり。
誰の意思で、どこへ向かっていくのか?
これは、それぞれの願いが織り成す孤独と愛の物語。
状況に応じて目的が変わっていく、流れを持ったシナリオ構成になっています。
物語の全貌や最終目的は段階的に見え始め、明らかにされていく驚きがありました。
特にイデアの正体が判明する回想シーンなんかはドキがムネムネしましたね。まさかそんな繋がりがあったなんて!傭兵の悲しい性も…あったりなかったり。
また常に誰かの意思が軸として中心にあり、ドラマチックな演出も多いです。世界の危機なんだけど、それ以上にスコール自身の危機でもあるような?(*´-ω・)
「繋がり」として、他人の中にある自分を感じさせられる場面もありました。自分の立場とか、周囲からの目線を意識させられるような。
次第にスコールの葛藤も見えてきて、今と過去が繋がっていきます。そこからさらに前向きな意思を固めていくようになると、物語も後半戦ですね。
なぜ行動を起こすのか?
何のために、何が必要なのか?
その答えは、それぞれのキャラクターの中に見出されていきます。その過程が、ひとつFF8の見所なのではないでしょうか。自然な流れの中にあるようで、実はものすごく繊細かもしれませんよ。
感情的なために賛否の分かれるれるシナリオではありますが、ジタバタした後のエンディングは圧巻です。
醍醐味として言うならば、思考回路や心境の変化にどれだけ自分がアプローチできるかという点ではないでしょうか。どこまで彼らを知ろうとするか、です。
その中に、自分個人として気付くものや受け取れるものがあるかもしれません。自分が自分であるために貫きたいこととは何なのか、自分にとっての「愛」とは、叶えたい「願望」とは…?
大人になるにつれて失われていく「熱」を思い出させてくれる。
FF8のシナリオには、そんな魅力を感じます。
全部分かったような気になっているとしたら、大人って味気ないじゃないですか?
ぶつかりながら進んでいく勢いと情熱を感じたいなら、FF8をプレイしてみてはいかがでしょう!
いくつになっても、自分の気持ちに素直でいられる部分は、持っていたいですね。
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
2020年02月11日
DQ7 シナリオあらすじ
※ごく僅かにネタバレを含んでいます。
これから初プレイを迎える方はご注意ください。
広い広い大海に、ただひとつ浮かぶ小さな島――エスタード島。
それは魔物の居ない平和な世界、唯一つ取り残されたように存在していた。
島あるのは一つの王国と、一つの神殿。
神殿は固く封印され、そこに何が眠っているのか、知り得る者はない。
そんな神殿の謎を解き明かさんと勤しむのは、2人の少年――アルスとキーファである。
少年アルスは、小さな漁村フィッシュベルに生まれた極々普通の平凡な男の子。
国の王子かつ友人であるキーファに誘われるまま、探検へと繰り出していた。
試行錯誤の末に開かれた神殿の奥、2人はそこに並んだ台座を見つける。
偶然手にしていた不思議な石版で、台座の窪みを埋めることが出来た。
その後幼馴染のマリベルも加わり、いよいよ一つの台座が埋まる時。
3人は吸い込まれるように別の世界へと飛ばされてしまう。
目覚めたのは、太陽の見えない世界。
辺りには恐ろしい魔物の姿もある。
ようやく辿り着いた集落は、何よりもその凄惨な状況を物語っていた。
魔物に襲われ、壊滅的な村。
どんなに帰りたくとも帰り道のないアルス達は、ここで出会った人達の物語に踏み込んでいく。
その結末に待つのは、単なる魔物の野望か?
複雑に絡み合う人間の脆さと、過ち。
恐ろしい魔の力を前に、露呈した弱さ。
悲しみが更なる悲劇を生み、魔物の餌となっていく。
その事実を、誰が知っているのだろうか?
アルス達はその苦悩を身に覚えながらも、魔の力を絶つ。
魔物の力を消さない限り、光は取り戻せない。
澱んだ空気が晴れた時、ようやく元の世界への道が開かれる。
石板世界に別れを告げ故郷へ帰ってみると、今度は島中が驚きに揺れていた。
エスタード島だけが浮かんでいたこの海に、新たな大陸が発見された―――と。
しかしそれはアルス達にとって、初めて見るものではなかった。
一体世界に何が起こっているのか。
あるいは、何が起こっていたのか。
2つの世界の関係とは…?
新たな土地で見つかる石板を手に、アルス達の冒険は続いていく。それは、単なる遺跡探索から始まった、世界復活の大冒険。
過ちを認め、成長していく物語。
<シナリオについて>
DQ7のシナリオで特徴的なのは、やはり前半の世界復活編ではないでしょうか。
人間の心情をあらゆる角度から多角的に描いた物語が目白押しです。
DQ7の記事を書く上で何度も申し上げてきたことではありますが、この何ともいえないモヤモヤ感がDQ7の素晴らしい所だと個人的には思っております。
人間は決して完璧ではありませんし、むしろ汚れた部分を持っているからこそ人間とも言えます。
そんな狡さや弱さ、良くも悪くも人間臭さを見せてくれるのがDQ7です。
善と悪を100%で区別することがいかに難しいのかを、教えてくれるでしょう。
自分の中に黒い思考や感情が芽生えた時、抗うことができない人、隠し通して遂行する人、一人で苦悩し壊れてしまう人、それは様々です。それが許されるべきか否かは、プレイヤーそれぞれの感覚に委ねられます。
それを判断するとき、あなたならどのような基準で考えますか?
自分が同じような状況に立ったとしたら、どう感じるか。
私はそれを基準に全てを考えてみました。
すると、ほとんどの人の言動を否定することはできないんですね。
片方の身になってみれば、相手を否定したくなる場面は多くあります。
しかし、相手の立場に立ってみれば、そうせざるを得ないという状況も見えてきたり。
誰かが100%悪いと言い切れる状況なんて、人間の世界ではそうないのかもしれません。
結局は自分が一番可愛いというのも、一つの真理でしょう。
色んな立場や考え方があって、それぞれに真理があり間違いもある。
そして自分の立場や考え方も、その一つに過ぎないということ。
それを一つの答えとして、私は受け取りました。
それぞれの立場に自己投影してみると、なかなか難しい問題だったりします。
言うは安し、行うは難しですね。
もちろん、自分の利益しか考えてない阿呆もいますけどね!
他人を蹴落として甘い汁を啜ろうとするような、100%嫌な奴もいます。
理解に苦しむパターンや批判したくなる場面もありますけど、現実にもそういう人っているよね…なんて悟ってみたり。
ただ…優しい人や強い人が犠牲になるのは辛い。
DQ7で言えば特にレブレサックの神父さん…切なかった。
優しく芯の強い人であればこそ、最後まで自分を犠牲にできるのでしょうね。
人としては最高峰に出来た人格なんだろうけど、悲しすぎる。
可能性の話をすればもっと良い結末があったのかもしれませんが、上手く運ばないのが現実的なところでしょう。誰も悪くはないんだけれど、やっぱりモヤっとする…絶妙な悲劇ですね。
神父さんのその後はプロビナに続くんですが、この辺は時系列も面白いところです。
個人的には、この神父さんに人間として惚れない奴は居ないだろう!と、思ってます。
この人に限ってはゲームだからこそ存在し得る、まさに聖人ですけどね。
大人になればこそ味わい深い、そんなシナリオ揃いのDQ7。
思慮深い人には特にオススメの一作です。
1つ1つの町や村に主役が居るような濃密さ、是非体感してみてください。
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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2018年11月30日
MOTHER2 シナリオあらすじ。
※多少のネタバレを含んでいます。
これから初プレイを迎える方はご注意ください。
イーグルランドの街オネット。
ある日の夜、大きな音と振動がその街を襲う。
それは街はずれの丘の上、隕石の落下。
少年ネスは、隣人に誘われるまま現場を訪れた。
そこに見るのは大きな隕石と、一匹のカブトムシ。
自らを未来からの使者と名乗るそのカブトムシは、次のように言った。10年後の未来、銀河宇宙最大の破壊主ギーグが全てを闇に還してしまうと。
曰く、ギーグを退けるために必要なのは
地球と力を合わせること。
そのためには、各地に点在する「おまえだけのばしょ」で、音を集めなければならない。
ネスは頼まれるままに、仲間と力を探す冒険へと旅立った。
行く先々には様々な問題が待ち受け、その奥には悪しき力が潜む。
街は邪悪な心によって混乱し、いずれは支配されようとしていた。
そんな状況を目の当たりにする中で出会うのは、一人の少女。
彼女もまた不思議な力を持ち、その不思議な力が、さらなる出会いを引き寄せていく。
機械技術に長けた少年ジェフと、
一国の王子プー。
それぞれが自分の中に秘められた運命を悟り、不思議な力によって巡り会う。
そして各地のパワースポットも、少年少女を引き寄せるようにして眠っている。
その冒険を悉く邪魔する者とは?
果たしてそれは、ギーグなのだろうか。
ネスの前には、見知った人物が何度となく現れる。
その人物の思惑とは?
そして、地球と共鳴するたびにネスが感じるものとは……。
自分自身に隠れたもの、忘れてしまったもの、そこに一体何があるのか?
カギは、地球との共鳴。そして、人の心。
母なる海。父なる大地。命を育んでくれた地球全てが、少年少女を見守り、支える。
楽しくて恐ろしい、子供達の物語。
<シナリオについて>
シナリオについて、大筋は序盤に告げられます。
冒険の目的も、それまでの過程もはっきりしているため、構成としては分かりやすく進行もしやすいでしょう。
ひとつの目的を果たせば、次なる目的が現れます。
考えることは、そのひとつひとつにどんな意味が込められているのかということ。
一本の幹から、どのように枝が伸び広がっているのか、どんな葉がついてどんな花が咲くのか。
その部分に想像や考察を重ねていくゲームではないかと思います。
そして、それこそがMOTHER2の個性であり、魅力ではないでしょうか。
パワースポットを巡ることが目的ではありますが、そこで得られるものは単純な力ではありません。
そこでネスに伝わるものは、ネス自身に触れるなにかです。
ネスの力が目覚める過程に、MOTHER2の伝えたいものがあるのかもしれません。
敵はギーグなのか、それとも邪悪な心なのか。
目的をどう捉えるのかは、プレイヤーそれぞれに委ねられています。
定められた運命の中に秘められたもの。
少年少女と、プレイヤーが向き合うもの。
それを探しながら冒険してみると、奥深い何かが見えるような気がします。
これはどういうことなんだろう?と引き込まれるのが楽しいですね。
MOTHER2で体験できることは、日常に潜んでいる恐怖かもしれません。
誰もが生まれながらに持っているものが、良くも悪くも見えるでしょう。
あなたにしか感じられないことを大切に、MOTHER2をプレイしてみてはいかがでしょうか。
このゲームに込められたものは、ひとつではないと思います。
だからこそ、それぞれに特別な作品なのかもしれませんね。
じっくりと作品を味わいたいという方にはオススメの一作です。
優しく染み渡る自分の感覚を、その手に掴んでみてくださいね!
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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2018年07月11日
MOTHER シナリオあらすじ。
※多少のネタバレを含んでいます。
これから初プレイを迎える方はご注意ください。
とある街、マザーズデイ。
何の変哲もない穏やかなその街に、ある日突然異変が起こる。
墓地にはゾンビが出現し、動物園では動物たちが凶暴化。
街外れの家においても、動くはずのない家具がとある家族を襲っていた。
その家族の長男こそ、物語の主人公。
少年は自らが操る超能力を武器に、立ち向かう。
曾祖父の記した超常現象の記録を、解決の手がかりとして。
糸を引くのは、地球上のものではない、謎の生命体。
不思議な力を操り、世界中で怪奇現象を引き起こしていた。
相手が超能力を使う以上、ネスの超能力が大きな対抗力となる。
ネスは導かれるようにして、各地の異変を追った。
不思議との出会いは、もう一つ。
それは、未知でありながらどこか懐かしく歓迎される世界――マジカントの存在。
マジカントの女王は、あるひとつのメロディーを探し求めていた。記憶から失われてしまった、大切な旋律を。
それを埋められるのは、ネスの冒険。
行く先々に聞くメロディーの断片が、心の奥へと落ちていく。
それがいつしか、ひとつの歌として形になる。
ネスは、心のどこかにそれを知っている気がした。
マジカントとの出会いは、少年の旅に意味と謎を与える。
様々な不思議がネスを取り巻いていた。
しかし、旅路は一人ではない。
ネスは訪れる先々で、冒険の仲間――「友達」を見つける。
気の弱そうな少年ロイドと、不思議な力を持つアナ。
そして、人情に熱い男テディ。
互いが互いにとって大きな支えとなり、少年少女は素直で無邪気な心を忘れずにいられる。
友情や愛情の中に、勇気を見つける。
辿り着く先に、何があるのか。
なぜ地球が、ネスが狙われたのか。
欠片のような手がかりを拾い集めながら、少年少女は立ち向かう。
得体の知れない相手でも。
対抗する術は、物語の中に。
家族、ともだち、町で偶然知り合った人々、そして、過去との出会い。
それぞれが少年少女を支え、後押しする。
やさしく切ない、子供達の物語。
<シナリオについて>
MOTHERのシナリオには、明確な指針がありません。
FCソフトの容量的に、情報は必要最低限だからでしょう。
旅の目的を探すのは、大変ながらも面白かったです。
なぜネスは旅に出たのか?何のために旅をするのか?
ゲームの中にこれを表す言葉はありません。
プレイヤーがそれぞれに気付いていくものなのだろうと解釈します。
ゲームの前に流れるプロローグが単なる前菜ではないということも、点と点が繋がったときに分かります。
むしろそれが答えなのかもしれないとさえ思えます。
ネスの持つ力の原因も、ネスが旅に出た運命も、そこに見出すことができるのかもしれません。
基本的に、ゲーム内の情報はとても少ないです。
先へ進むための手掛りを見つけることで精一杯でした「(・・;)
だからこそ、行く先々の存在が、物語を作り上げているとも言えるでしょう。
たどり着いた場所が、ネスにとってどのような存在なのか。
世界のなかで何を表しているのか。
そんなことを考えながら物語を補っていくのがMOTHERの醍醐味なのではないでしょうか。
要素のひとつひとつはバラバラなように見えますが、最後にはひとつにまとまっているはずです。
結論を急ぐのではなく、結論を導いていくような世界観を楽しんでみてくださいね。
じっと腰をすえてプレイするにはオススメの一作です。
自分自身の手で物語を作り上げていく達成感を、ぜひ感じてみてくださいね!
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2018年02月22日
夢をみる島DX シナリオあらすじ。
※ネタバレは控えています。
これから初プレイを迎える方の参考になれば。
とある航海の最中、旅人リンクが迷い込んだ地――コホリント。
そこは、「風のさかな」と呼ばれる神の治める島だった。
その眠りを覚まさない限り、外へ出ることはできないという不思議な島。
リンクは謎のフクロウに誘われるまま、目覚めの条件を探して冒険に出る。
魔物こそ居れど、のどかな村やあたたかな住民との出会いもあり、島に殺伐とした空気はない。
記念写真を撮られ、頼みごとをこなし、思い出を重ねながら冒険を進めていく。
しかし、次第に明らかにされていく島の秘密は儚いものだった。
島の魔物たちがリンクを襲うことにも道理があるように思わせる程の。
それでも、その秘密を解放することがこの冒険の目的。
自分に課された使命と、その結末を知るほどに、リンクは何を思うのか。
住民たちはリンクに何を託すのか。
魔物が攻撃してくる本能が、島の生物全てに共通するものだとしたら。
住民たちに、マリンに、その思いはなかったのだろうか。
はたまた、彼女をはじめとする島民たちはその真実を知らないのかもしれない。
冒険の果てに、誰がどこまで気付いているのか。
「風のさかな」のうたを歌い、水平線の彼方を見つめるマリンの願い。
それは叶えたいものだったのか、あるいは叶わない夢だったのか。
その答えは、我々プレイヤーの中にしか存在しない。
少ない描写に、どれだけ思いを馳せることができるか。
それはレトロゲームにおけるひとつの醍醐味。
可愛いらしくも難しい、儚く小さな、島の冒険。
<シナリオについて>
アクションアドベンチャーというジャンルなだけあって、構成は至ってシンプル。
複雑に絡み合う勢力はありません。
勇者と悪、その2極です。
ゼルダシリーズは共通してアクションアドベンチャーあるいはアクションRPGですが、シナリオはオーソドックスかつシンプルに悪役から世界を救うタイプを大筋としているかと思います。
しかしながら当ソフトに関しては異色を放っていて、世界は危機に瀕していません。
たとえばひとつの大陸のみを冒険することは珍しくないですが、多くの場合それそのものを世界と捉えているのではないでしょうか。
一方夢を見る島の舞台コホリントは、世界のうちのとある一部分に過ぎないのです。もしくは世界から隔離された存在。
漂流したことからも考えられるように、ひとつの島であって、そこは世界の全てではないのです。
かと言って単純な物語ではない、独特な世界観だと思います。
だからこそ島を出られない運命とは、冒険の必然性であり1つの鍵であるような気がします。
且つ、ただ脱出するだけで終わらないのが後を引く。
考察の余地が与えられていて嬉しいですね。
悪役にしても、悪質性が低いように思えました。
征服とか支配というよりは、侵入者を排除しようとしているだけみたい。
支配欲故の排除ではあるのだけど。
この戦いの末に、誰が救われたのだろう…?
夢を見続けていれば、幸せだった?
(記憶として、冒険者の心の中にコホリントは生まれる。
それは夢ではなく、消えることのない現実になること。)
私はそう思っています。
皆様はこの物語をどう読み取るのか、是非試してみて欲しいと願います!
シンプル且つ深みのあるストーリーですよ(o´・ω-)b
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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2017年11月29日
FF6 シナリオあらすじ。
※多少のネタバレを含んでいます。
これから初プレイを迎える方はご注意ください。
物語は歴史的大戦、舞台となる時代より遥か1000年遡る魔大戦に端を発する。
幻獣達と、その力により作られた魔導士達の戦い。
世界は大いなる魔法の力によって崩壊の危機に瀕し、その収束と共に魔法は封印された。
魔法の失われた世界。
伝説と化したそれは、絶対的な力を意味する。
築き上げられた機械文明の中ではもはや誰も抗がうことの出来ない、唯一の力。
封印の裂け目からそれを掴んだのは、ある一つの帝国――ガストラだった。
閉ざされたはずの幻獣界へ辿り着き、吸い出した魔力で凶悪に周辺諸国へ侵攻していく。
1000年の時を経て尚、繰り返されようとしている魔大戦の悲劇。
これに対抗する組織リターナーは各地に息を潜めて機を待っていた。
首領にバナンを据え、点在するリターナーをロックが繋ぐ。
組するのは、
フィガロ王国――国王エドガーと、その弟マッシュ。
ドマ王国――戦士カイエン。
賛同し、共に行動するのは、
魔力を生まれ持つ少女ティナ。
元帝国将軍セリス。
個々人との交流からの協力者として、
暗殺人シャドウ。
飛空挺を持つ勝負師セッツァー。
野生児ガウ。
魔導士の生き残りストラゴスと、その孫娘リルム。
モーグリ族モグ。
雪男ウーマロ。
ものまね師ゴゴ。
魔力を生まれ持つ少女ティナはガストラ帝国に捕らえられ、強力な催眠によりその力を利用されていた。
ところが帝国の支配下で任務を遂行する最中に、幻獣との共鳴によってそれは突如解放される。
そして同時に、記憶を失ってしまうのだった。
世界に存在しないはずの魔力を何故自分が操れるのか?
少女は強い不安と疑問を感じ、自らの正体を知るために渦中へと飛び込んでいくこととなる。
ある者は大切なものを守るため。
ある者は大切な人の仇を討つため。
ある者は帝国の意思を砕くため…
それぞれが帝国の犯した罪に闘う意志を抱き、立ち上がっていた。
そして戦争のカギを握る者―――幻獣に出会う時、一行は帝国に抗い得る力を手に入れる。
人間界に隠れ住む幻獣ラムウにより、解かれていくティナの正体。
幻獣もまた、魔大戦の悲劇を危惧していたのだ。
帝国に力を吸い取られ続けている幻獣達の身を案じ、世界崩壊の危機を救うべく、ラムウは魔石となる。
幻獣の本来の力、魔力の結晶。
しかし帝国の研究もまた遅れを取ることはなく、いよいよ世界は崩壊の危機に瀕していた。
戦争は帝国と反乱組織の図に留まらない。
それぞれの思惑と、力が渦巻く展開。
必ずしも一つではないそれぞれの意志が、ひとつの目的によって集まった組織。
その結末は…?
さまざまな思いが絡み合う、人々の物語。
<シナリオについて>
序盤からかなり重たいです。一言で言えば戦争の物語。
小学生くらいの頃に一度プレイしたような記憶はあったのですが、いざスタートしてみたら全く覚えておらず…子供には少し難しい内容だったのかもしれません。
大人になった今こそ、じっくりと言葉や状況を感じることができ、物語に深みが出てきます。
冒険とは呼べない深刻さがあります。
死の事実がひとつひとつ刻まれるように散りばめられています。
戦争という舞台背景なだけに、その死には人の手が関わっていて、どこか現実に遠くない感覚。
あるいは病に伏して少しずつ息が絶えていくことも…。
結果として助からない、それを見据え絶望に満ちた人々による世界観が大きいのかもしれません。
考えれば考えるほど、言葉にできないです。
今の感想としては、とてもやり応えがありました。
とは言え、コミカルな場面もちらりとあったり。
思わずクスッと笑ってしまうこともありました。
暗く重たい世界観だからこそ、たまに見せてくれる和やかさにほっとします。
前向きで笑顔を忘れないキャラクター達の健気さというのか、ひたむきな心もいつの間にか私の心を打っていました。
好きです。
黒幕というのか宿敵というのか、とことん悪で救いようのない奴でした。
どうしてそんなことになってしまったのか…元を辿れば悲しい過去があったのかもしれませんね。
ただそれが明らかにされない以上、思い切りぶん殴れてしまいますが。
愉快犯?それとも道化師らしい所業というのかな?
結局みんな良い奴説って少なくないと思いますが、全く振り切った悪役なのだとしても、くどさがなくていいですね。
全体像が重いFF6ならではの話かもしれませんけど(゚ー゚;A
皆様は彼をどのように捉えるのでしょう?
明かされていないからこそ議論の幅が広がりますね!(wktk
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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