2021年08月28日
WILD ARMS あらすじ。
※ネタバレを含みます。今後にプレイを予定している方はご注意ください。
![OP.jpg](/retrogameplayer/file/OP.jpg)
荒廃した世界ファルガイア。
そこにはかつて、「人間」と「ガーディアン」、そして「エルゥ」と呼ばれる種族がいた。
ガーディアンはファルガイアを守護し、エルゥは高度な知識と技術を以ってガーディアンを支え、そこには緑豊かな世界が広がっていた。
しかし、それは大きな戦争によって一変してしまう。
そのキッカケは、魔族の侵攻だった。
鋼の肉体を持つ魔族に対抗すべく、ファルガイアにも強大な力が次々と生み出されていく。巨大兵器「ゴーレム」や「ARM」、そして禁忌を犯すまでの研究…。戦いの中で膨張した勝利・強さへの執着は、やがてファルガイアに大きな傷を残した。
命のない、荒野。
結果として大戦は勝利に終わるが、力を使い果たしたガーディアンは消え、エルゥもまた姿を消してしまう。残された人間は、日に日に荒れ果てていくファルガイアを前に絶望するしかなかった。
それでも、いつしか日常は取り戻され、かつての戦争は遠い過去のものへと変わっていく。封印された力は人々の興味を誘い、多くの研究者や冒険者―――「渡り鳥」が現れるようになった。
彼らは各地の遺跡を訪れ、ゴーレムやARMを探し求める。しかしその力は誰にも操作を許さず、もはや現実味を帯びていなかった。
そんなある日、事件は雪の中でひっそりと巻き起こる。
北の国アークティカに、魔族が再び現れたのだ。
目的は、アークティカに眠る大きな繭。
アークティカは滅び、魔族は再び根を下ろした。奪われた繭が目覚めるとき、ファルガイアを巡る戦いが繰り返される。
次なる標的は、アーデルハイド。渡り鳥のロディ、ザック、そしてアーデルハイドの公女セシリアが旅立つ場所。
圧倒的な力を持つ魔族に対抗するには、守護獣であるガーディアンの力を取り戻さなければならない。ガーディアンの巫女を継承してきたセシリアは、国の期待を背負って旅立ちを決意する。
渡り鳥のザックは魔族との因縁を抱え、この戦いに参加。そしてロディは、ARMという特別な力を手に、協力することとなった。
ガーディアンはなぜ力を失い続けるのか。
それは、戦いの傷だけがもたらすものではない。
人間には、何の力もないのだろうか。
この戦いに必要なのは、「武力」ではないのかもしれない。
3人が冒険の中で気付くもの、手に入れるものの中にこそ、ファルガイアを救う手立てがある。
そしてそれは、私たちプレイヤーの中にも…。
シナリオについて
ひとつの目的から始まる物語であり、その中に色んな出会いや「成長」が盛り込まれたシナリオです。魔族からファルガイアを護ることが目的であり、そのためにガーディアンの力を呼び起こす。そこに様々な思いを見出していく感じでしょうか。
「心」を題材とするだけあって、人との交流や対話が重要なカギとなっています。それこそロディ達3人が大きく変化していあたり、見所ですね!
個人的にはじめの方は、違和感を覚えるほどでした。それぞれに目的はあれ、行動を共にする必要性まであるのか…?と。
それが最後には「仲間」になっているんですから…彼らの変化と成長がどれほどのものか、お分かり頂けるでしょう。そしてその変化が、ファルガイアをも変えていく。
荒廃したファルガイアでは、植えつけられた絶望に荒んだ人間性をみることもあります。そこに3人のような変化が必ずしもあるとは限りません。人々の心を解きほぐすために、ファルガイアの再生が必要なのではないでしょうか。
「勇者」の存在しない世界で、使命を背負う「渡り鳥」と「公女」。彼らの存在は特別であり、かつ特別ではありません。
そんな3人が歩む道と、交差する思惑。
戦いの果てに、彼らは何を見るのでしょうか?
そしてプレイヤーの心には、何が残るのでしょうか。
伝説となりつつある純粋なものを、信じてあげたいですね。
みんなの心が、ファルガイアのような緑を取り戻せますように!
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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