今日は、暖かな１日でした。連休前の予報では、雨でしたが、陽射しが強い位の秋晴れです。
新橋演舞場　花形歌舞伎・昼の部へ出かけました。




初日にお伺いした時より入りが少ないかな？近くの席に竹下景子さんがいらしてました。
昼の部　演目は
一、通し狂言
　　盟三五大切（かみかけてさんごたいせつ）
　　序　幕　佃沖新地鼻の場
　　　　　　深川大和町の場
　　二幕目　二軒茶屋の場
　　　　　　五人切の場
　　大　詰　四谷鬼横町の場
　　　　　　愛染院門前の場

二、四変化弥生の花浅草祭（やよいのはなあさくさまつり）

「盟三五大切」は、新橋演舞場では、３３年振りの再演になるそうです。
初日に見た「三人吉三」も「百両」を巡る因果な芝居・・・「盟三五大切」も発端は、勘当された放蕩息子三五郎が親の許しを得る為に女房を売って「百両」を手にした。
三五郎と小万夫婦に騙され「百両」奪われた源五兵衛・・・
やはりこちらもお金がらみです。いつの世も事件の裏には「お金」「愛憎」が存在しているようです。
残忍な殺人のシーンが続きますが、様式美を備えておりなかなか見応えがありました。染五郎さんの殺気立った殺陣が綺麗でした。なぶり殺しにされる亀次郎さん演じる芸者小万のしなやかで色っぽく、身体が柔軟で、海老ぞりにはビックリ致しました。

染五郎さん・菊之助さん・亀次郎さん・愛之助さんの若手が頑張っています。
二幕目の舞踊は、変化舞踊で楽しかったが、夜の部の「鬼揃紅葉狩（おにぞろいもみじがり）」の方が、
技量的にも数段上でした。
若手の成長を期待しながらの観劇も趣があります。




25日が千秋楽です。新橋演舞場は、舞台機構整備のため、１２月の間休館です。
なお、整備に伴い、切符売場も休業です。 年内最後の新橋演舞場を楽しんで参りました。


花形歌舞伎
新橋演舞場初日11月1日〜千秋楽11月25日
東京都中央区銀座６−１８−２TEL03-3541-2600