参った・参った・・・どうして書いた日記が無くなってしまうのだろう？
ちゃんと保存したはずなのに写真だけが残っているだけ・・・
本当にパソコン苦手・・・探している内になにやらプログラム更新ＭＡＩＬとかが来て、
サービスパック２をインストールしている内にウトウトしてしまった昨晩。
何を書いたかも忘れた・・・記憶障害？
記憶をたどるのは止めて新たな気持ちで・・・
そうです。文化の秋を邁進中です。
友人が毎日ドリボって帝劇に通っているので、私はお隣の日生劇場へ松たか子さん主演のミュージカル
「ジェーン・エア」を見に行きました。どうしたらこのシリアスなブロンテの作品が
ミュージカルになるのか期待より興味本位で出かけたのですが・・・。素晴らしかったです！



派手なダンスもミュージカルナンバーも無いのですが、松たか子さん演じるジェーン・エアと橋本さとしさんが演じるロチェスター公の心の機微が美しい旋律に乗って表現される台詞劇のような作品です。
以前　演舞場で「嵐が丘」でキャサリンを演じた松さんの「ヒースクリフ」と叫び
強く透き通った声が蘇ります。ブロンテ姉妹の二大作品の主役を務める松さんって素晴らしい。逆境に負けず冷静で知的で冷静で情熱的なジェーン・エアは松さんと重なるところも多くはまり役です！又この芝居には下手な人が一人も出ていない。コネや七光の役者が居ないのが、良い。ベテラン俳優と対等に演じれる子役達が素晴らしい。ダイヤモンドの原石が沢山出演しています。
特筆すべき点は、「レ・ミゼラブル」の演出で知られるジョン・ケアードが脚本・作詞・演出を全てなさっています。舞台上の客席が出来ています。ＳＰ席という席です。Ｓ席とはお値段は同じです。役者と同じ舞台の上・同じ板場でお芝居を見る事なんてなかなか出来ない経験です。もちろん遅刻する人は駄目ですよ。
アンコールまでしっかり目配り・気配りする松たかこさんは、男前の格好良い女優さんです。同性から見ても惚れ惚れします。
観劇後も暗さはなく爽快感と元気がもらえる松たか子さんのジェーン・エアは
この秋お勧めのお芝居です。再演を望みます。


ジェーン・エア
９月２日〜９月２９日　日生劇場