プラズマクラスターが育毛に効果があると実証されたという記事です。
プラズマクラスターとは家電メーカーのシャープにより開発された、プラズマ放電で活性酸素を発生させ、プラスとマイナスのイオンを空気中に放出するという技術です。
プラスとマイナスだからプラズマという造語ですね。
シャープによるとプラズマイオン技術には、脱臭や除菌の他、肌の水分量を高めるという効果もあるとしています。
この肌の水分量を高める＝保湿効果が、頭皮にも役立つのではないかというところから今回の調査に繋がったようです。
実際の記事によると確かに効果は実証されたように思われます。
本当にプラズマクラスター技術が育毛の分野でも実用化されるようになると、かなり役に立つかもしれません。
ただ問題点もあります。
プラズマクラスターには保湿効果しか育毛に役立つものはないので、それ以外の原因での薄毛には効果が期待出来ないだろうということ。
薄毛の原因は一つではありません。
人によってそれぞれ違いますので、誰にでも効果が期待出来るものではないと思われます。
そして以前から家電業界では「マイナスイオン」のように結局はなんの効果もなかったものを、様々な効果があるかのように宣伝していたこともあります。
シャープ単独の研究ではなく、本当の意味で実証出来るまでは、100％の信用はしてはいけないような気もします。
ちなみにプラズマイオン技術は鉄道ファンならご存じの近鉄の50000系特急車両「しまかぜ」にも搭載されています。
信用もあるメーカーだし、いい加減な情報を流しているのではないと信じたいところですね。
いつか実用化されたら試してみたいとは思います。
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