2018年04月10日
コロタン文庫やポケット百科シリーズ
どうもです。
引っ越しをして早3ヶ月が過ぎました。
桜もとっくに全部散ってしまい、今はもう葉桜となり新緑がまぶしいです。
しかし我が家は未だに家の中にはダンボールが積み重なり、玄関や廊下には片付け切れないどうでもよいものが放置されております(泣)
いい加減どうにかしろよって感じなんですが、どうも我が家は夫婦揃って片付けが苦手なようで・・・
・・・改めて考えてみると、自分は今まで結構な回数の引っ越しをしてきました。
子供の頃から記憶にあるだけでも10回は超えてますが、そんな中でも奇跡的に捨てられずに生き残ってきた子供の頃からの懐かしいアイテムが未だにいくつかあるんですね。
その中から今回は子供の頃大好きで散々読み倒した本についてちょっと書いてみます。
タイトルにも書きましたが、小学生の頃に読み耽っていた本で小学館から刊行されていたコロタン文庫という文庫サイズの、主に子供向けの百科辞典のような本がありました。
他にもケイブンシャや実業之日本社などといった出版社からも同様なサイズのシリーズが多数発売されていて、一時期それをバイブルのように持ち歩いたりしてました(笑)
各社とも様々なジャンルを揃えていましたが、そんな中でも自分が好きで買っていたのは鉄道ジャンルばかりで、その中でもコロタン文庫のものが個人的には断トツで好きでした。
何故一番好きだったかと言うと、数ある中でも一番専門的な内容だったんですよ。
他の出版社の物はコロタン文庫のものに比べるともう少し子供向けな内容で、あまり専門用語も使わずに分かりやすくフレンドリーに解説しているものが多かったんですけど、コロタン文庫は大人が見ても満足出来るクオリティだったんです。
それゆえ逆に小学生の自分にはよく分からない部分も有ったんですけど、それがかえって専門書を読んでいるような満足感を与えてくれてたんですね〜。
小、中と鉄道にはまっていたので、最終的には中学生になってから買ったものもありますが、未だに当時購入したり友人とトレード(本に限らずNゲージやプラモなんかも当時結構トレードしてたんです)したりしたものが意外に残ってまして、先日改めて引っ張り出してみたのがこの写真。
コロタン文庫は未だに思い出したように見る事があったので手元にあったんですが、その他のものも引越しの際に改めて見つけたので、懐かしくて久しぶりに読んでみました。
その中でも当時コロタン文庫と同じくらいの頻度で読み漁っていたのが右端に写っている実業之日本社の「鉄道模型大作戦」です。
これは当時友人とトレードして入手したひとつで、各社から出ていたNゲージの入門書のひとつですが、内容はフレンドリーな文面ながらも結構本格的で、Nゲージを始める場合の予算別セレクトやレイアウト作成の手順やテクニック、Q&Aコーナーなど読み物としても面白いですし、当時の殆どの各社製品が写真入りで解説されていて、価格も記載されていたのでカタログ代わりに眺めながらこれ一冊でアレコレと妄想にふけることが可能でした(笑)
余談ですが、あの頃はNゲージが空前のブームでクラスに必ず何人かはNゲージを持ってるヤツがいて、自分のNゲージを持ってお互いの家を行き来して遊んでました。
線路なんかも持ち寄って、一人では出来ないようなサイズに線路を引き回して相互乗り入れ運転とかやってました。
でも、最後片付ける時に自分の線路が分からなくなって焦るんですよ(汗)
なので途中から各自線路の裏にイニシャルとかマークを書くようになりましたW
まあ、そんな当時の本ですので今見ると内容は結構アツいです(笑)
この本も、最初のほうのページには若かりし頃の関口宏氏が載っており、自身のレイアウトを前にNゲージを熱く語っていたりします。
今見ると、当時散々読み耽った痕跡があちこちに残り、欲しい車両の写真の横にマーキングしてあったり(とても欲しい=◎、欲しい=〇、まあまあ欲しい=△などw)
他にも発売予定品と書かれている横に価格が書き足してあったりとかなり使い込んだ形跡があり、当時の情熱がひしひしと伝わってくるような妙な迫力を感じる一冊です。
真ん中の同じく実業之日本社「国鉄全車両」という一冊は確か中学生になってから購入した記憶のあるもので、見てのとおり他に比べて分厚く内容もかなり充実(当時としては)していました。
機関車や電車、ディーゼルカーに客車貨車など区分ごとにに割としっかり歴史や解説があり、試作機なども一応網羅されていたので(写真も小さく簡単にではありましたが)当時あまり知らない車両も載っていたので図鑑代わりに使ってました。
左の「国鉄全線大百科」はこれも中学生になってから購入したものだったと思いますが、名前の通り当時の国鉄の路線を全部網羅した本で、各路線の路線長や歴史、沿線の特徴などを軽いタッチで紹介しているんですが今見ると既に廃止された路線も多く、時代を感じてしまいます。
お次の左端に移っている表紙カバーがなくなってしまった物は、ケイブンシャの「鉄道物知り大百科」と言う本でこれのみ他とは違い百科事典というより雑学書的な内容の本でした。
一応最初のほうにはカラーグラビアページがあり(これは各社共通)当時の最新車両が主に載ってましたね。
隣の「ブルートレイン」はあの頃各社から多数出ていたブルートレインを扱った1冊です。
これは正直あんまり見た覚えが無くて、同じブルートレインを扱った本としては後述のコロタン文庫版のほうが内容的にはお気に入りだったので、自分で買った割にはあまり活用しませんでした。
もうひとつの表紙カバーのないヤツはコロタン文庫No.9「機関車全(オール)百科」でして、持っていた当時のものは機関車オール百科と謳いながら実は機関車以外の車両も一通り網羅していて、国鉄だけでなく地方私鉄の車両まで載っててお得感もあり中々のお気に入りでした。
コレ、実は一度なくして買い直してます。
しかしその後クラスのヤツが何故かなくしたソレを持って歩いているところに遭遇して奪い返したので、一時期同じものを二冊持ってましたw
結局いま残っているのは一冊だけですが、二冊のウチのどちらかは分かりません・・・
見てのとおりのボロさで、表紙から割れてしまってます。
次のコロタン文庫No.22の「ブルートレイン全百科」(ここのは全をオールと読ませます)も相当好きな一冊でした。
これも紛失した後新たに買い直した一冊です。
相当使い込んだので表紙カバーは破れ、中身はページがパックリ割れてバラバラになってます。
こちらは当時現役のブルートレインの車両と運用面が事細かに記載されていてかなり専門的な内容でした。
しかも二部構成になっており、各列車の登場当時からのダイヤや機関車運用、客車の運用まで一覧表としてみることが出来るようになっており、まさにブルートレインの事なら全てコレ一冊でOKと言うほどの完成された中身でした。
他にも機関車編と客車編というのもあり、ブルートレインを受け持った事のある全ての機関区や運転所の配置機関車やナンバーまで事細かに書かれていて、客車編では下手な図鑑も真っ青なくらい車種ごとに写真つきで解説があり(文庫サイズなので写真が小さいのがタマに傷)、ブルートレイン百科としては決定版だったのではないかと思っています。
何かべた褒めですが、未だに機関車の配置時期などちょっと気になる事があると本棚から引っ張り出して見たりしますよ。
同じくコロタン文庫No.37「国電全百科」(コレもオールと読みますw)もかなり使い込んだ一品でして、当時所属していた国鉄電車全てについて系列別に写真つきで詳細な解説が付いていたので、相当勉強になった一冊です。
新系列車両は個別に解説があり、写真も少し大きいので見ごたえがあり、何よりこのシリーズは写真と解説文のバランスがちょうど良くて個人的に大好きです。
結構複雑な交直両用電車の形式の分類等も分かりやすく解説されていて、毎回読んでて楽しい本でした。
また、当時はまだまだ残っていた旧型国電についてもかなり専門的な解説があり、写真は小さいのですが一通りの車種は載っていたので、後年Nゲージで旧型国電のプラキットを作るようになった際にはかなり勉強になりました。
コレも相当読み込んだのでページがバラバラになり、セロテープで補修したのでかなり汚いですが相当な迫力を放っていますw
まあ、我ながらよく自分でもコレだけ長い間捨てずに持っていたなぁと思ったんですが、今は結構この手の本がオークションとか古書店なんかでそれなりの値段になってるんですね〜(綺麗な状態ならば・・・ですけど)
ちょっと驚き。
また、コロタン文庫って今でもシリーズが続いているのを知ってビックリしました。
まあ、昔のとはだいぶ違うんでしょうけど、今の子供が楽しく見れる本であれば嬉しいです。
以上、汚い本を晒して昔を懐かしむだけの話でした。
その内また昔のアイテムが見つかったら懲りずに紹介します。
ではまた
引っ越しをして早3ヶ月が過ぎました。
桜もとっくに全部散ってしまい、今はもう葉桜となり新緑がまぶしいです。
しかし我が家は未だに家の中にはダンボールが積み重なり、玄関や廊下には片付け切れないどうでもよいものが放置されております(泣)
いい加減どうにかしろよって感じなんですが、どうも我が家は夫婦揃って片付けが苦手なようで・・・
・・・改めて考えてみると、自分は今まで結構な回数の引っ越しをしてきました。
子供の頃から記憶にあるだけでも10回は超えてますが、そんな中でも奇跡的に捨てられずに生き残ってきた子供の頃からの懐かしいアイテムが未だにいくつかあるんですね。
その中から今回は子供の頃大好きで散々読み倒した本についてちょっと書いてみます。
タイトルにも書きましたが、小学生の頃に読み耽っていた本で小学館から刊行されていたコロタン文庫という文庫サイズの、主に子供向けの百科辞典のような本がありました。
他にもケイブンシャや実業之日本社などといった出版社からも同様なサイズのシリーズが多数発売されていて、一時期それをバイブルのように持ち歩いたりしてました(笑)
各社とも様々なジャンルを揃えていましたが、そんな中でも自分が好きで買っていたのは鉄道ジャンルばかりで、その中でもコロタン文庫のものが個人的には断トツで好きでした。
何故一番好きだったかと言うと、数ある中でも一番専門的な内容だったんですよ。
他の出版社の物はコロタン文庫のものに比べるともう少し子供向けな内容で、あまり専門用語も使わずに分かりやすくフレンドリーに解説しているものが多かったんですけど、コロタン文庫は大人が見ても満足出来るクオリティだったんです。
それゆえ逆に小学生の自分にはよく分からない部分も有ったんですけど、それがかえって専門書を読んでいるような満足感を与えてくれてたんですね〜。
小、中と鉄道にはまっていたので、最終的には中学生になってから買ったものもありますが、未だに当時購入したり友人とトレード(本に限らずNゲージやプラモなんかも当時結構トレードしてたんです)したりしたものが意外に残ってまして、先日改めて引っ張り出してみたのがこの写真。
コロタン文庫は未だに思い出したように見る事があったので手元にあったんですが、その他のものも引越しの際に改めて見つけたので、懐かしくて久しぶりに読んでみました。
その中でも当時コロタン文庫と同じくらいの頻度で読み漁っていたのが右端に写っている実業之日本社の「鉄道模型大作戦」です。
これは当時友人とトレードして入手したひとつで、各社から出ていたNゲージの入門書のひとつですが、内容はフレンドリーな文面ながらも結構本格的で、Nゲージを始める場合の予算別セレクトやレイアウト作成の手順やテクニック、Q&Aコーナーなど読み物としても面白いですし、当時の殆どの各社製品が写真入りで解説されていて、価格も記載されていたのでカタログ代わりに眺めながらこれ一冊でアレコレと妄想にふけることが可能でした(笑)
余談ですが、あの頃はNゲージが空前のブームでクラスに必ず何人かはNゲージを持ってるヤツがいて、自分のNゲージを持ってお互いの家を行き来して遊んでました。
線路なんかも持ち寄って、一人では出来ないようなサイズに線路を引き回して相互乗り入れ運転とかやってました。
でも、最後片付ける時に自分の線路が分からなくなって焦るんですよ(汗)
なので途中から各自線路の裏にイニシャルとかマークを書くようになりましたW
まあ、そんな当時の本ですので今見ると内容は結構アツいです(笑)
この本も、最初のほうのページには若かりし頃の関口宏氏が載っており、自身のレイアウトを前にNゲージを熱く語っていたりします。
今見ると、当時散々読み耽った痕跡があちこちに残り、欲しい車両の写真の横にマーキングしてあったり(とても欲しい=◎、欲しい=〇、まあまあ欲しい=△などw)
他にも発売予定品と書かれている横に価格が書き足してあったりとかなり使い込んだ形跡があり、当時の情熱がひしひしと伝わってくるような妙な迫力を感じる一冊です。
真ん中の同じく実業之日本社「国鉄全車両」という一冊は確か中学生になってから購入した記憶のあるもので、見てのとおり他に比べて分厚く内容もかなり充実(当時としては)していました。
機関車や電車、ディーゼルカーに客車貨車など区分ごとにに割としっかり歴史や解説があり、試作機なども一応網羅されていたので(写真も小さく簡単にではありましたが)当時あまり知らない車両も載っていたので図鑑代わりに使ってました。
左の「国鉄全線大百科」はこれも中学生になってから購入したものだったと思いますが、名前の通り当時の国鉄の路線を全部網羅した本で、各路線の路線長や歴史、沿線の特徴などを軽いタッチで紹介しているんですが今見ると既に廃止された路線も多く、時代を感じてしまいます。
一応最初のほうにはカラーグラビアページがあり(これは各社共通)当時の最新車両が主に載ってましたね。
隣の「ブルートレイン」はあの頃各社から多数出ていたブルートレインを扱った1冊です。
これは正直あんまり見た覚えが無くて、同じブルートレインを扱った本としては後述のコロタン文庫版のほうが内容的にはお気に入りだったので、自分で買った割にはあまり活用しませんでした。
もうひとつの表紙カバーのないヤツはコロタン文庫No.9「機関車全(オール)百科」でして、持っていた当時のものは機関車オール百科と謳いながら実は機関車以外の車両も一通り網羅していて、国鉄だけでなく地方私鉄の車両まで載っててお得感もあり中々のお気に入りでした。
コレ、実は一度なくして買い直してます。
しかしその後クラスのヤツが何故かなくしたソレを持って歩いているところに遭遇して奪い返したので、一時期同じものを二冊持ってましたw
結局いま残っているのは一冊だけですが、二冊のウチのどちらかは分かりません・・・
見てのとおりのボロさで、表紙から割れてしまってます。
次のコロタン文庫No.22の「ブルートレイン全百科」(ここのは全をオールと読ませます)も相当好きな一冊でした。
これも紛失した後新たに買い直した一冊です。
相当使い込んだので表紙カバーは破れ、中身はページがパックリ割れてバラバラになってます。
こちらは当時現役のブルートレインの車両と運用面が事細かに記載されていてかなり専門的な内容でした。
しかも二部構成になっており、各列車の登場当時からのダイヤや機関車運用、客車の運用まで一覧表としてみることが出来るようになっており、まさにブルートレインの事なら全てコレ一冊でOKと言うほどの完成された中身でした。
他にも機関車編と客車編というのもあり、ブルートレインを受け持った事のある全ての機関区や運転所の配置機関車やナンバーまで事細かに書かれていて、客車編では下手な図鑑も真っ青なくらい車種ごとに写真つきで解説があり(文庫サイズなので写真が小さいのがタマに傷)、ブルートレイン百科としては決定版だったのではないかと思っています。
何かべた褒めですが、未だに機関車の配置時期などちょっと気になる事があると本棚から引っ張り出して見たりしますよ。
同じくコロタン文庫No.37「国電全百科」(コレもオールと読みますw)もかなり使い込んだ一品でして、当時所属していた国鉄電車全てについて系列別に写真つきで詳細な解説が付いていたので、相当勉強になった一冊です。
新系列車両は個別に解説があり、写真も少し大きいので見ごたえがあり、何よりこのシリーズは写真と解説文のバランスがちょうど良くて個人的に大好きです。
結構複雑な交直両用電車の形式の分類等も分かりやすく解説されていて、毎回読んでて楽しい本でした。
また、当時はまだまだ残っていた旧型国電についてもかなり専門的な解説があり、写真は小さいのですが一通りの車種は載っていたので、後年Nゲージで旧型国電のプラキットを作るようになった際にはかなり勉強になりました。
コレも相当読み込んだのでページがバラバラになり、セロテープで補修したのでかなり汚いですが相当な迫力を放っていますw
まあ、我ながらよく自分でもコレだけ長い間捨てずに持っていたなぁと思ったんですが、今は結構この手の本がオークションとか古書店なんかでそれなりの値段になってるんですね〜(綺麗な状態ならば・・・ですけど)
ちょっと驚き。
また、コロタン文庫って今でもシリーズが続いているのを知ってビックリしました。
まあ、昔のとはだいぶ違うんでしょうけど、今の子供が楽しく見れる本であれば嬉しいです。
以上、汚い本を晒して昔を懐かしむだけの話でした。
その内また昔のアイテムが見つかったら懲りずに紹介します。
ではまた
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この記事へのコメント
小生はケイブンシャの自動車大百科を小学低学年に一冊買ったことがありますが、コロタン文庫はありません。
Posted by 真鍋清 at 2020年03月08日 13:48
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