2015年05月01日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part9 三井の覚醒
チームA 38
チームB 33
牧「藤真。1軍を譲った気はないからな。2軍チームを勝利させて1軍を当確にさせてもらう」
藤真「ふっ。そうでなくてはな。取り返すぞ!」
ブンッ!!
藤真からすごいスピードのパスが仙道に出た。
その瞬間、仙道はドリブルインをしようとしたが、三井がコースをふさいでいた。
仙道「!!」
そう、三井は夏のインターハイを乗り越えて、スタミナがついただけでなく、眠っていた
才能がほとばしり始めていたのだ。
それは、毎日の流川との1on1のトレーニングのおかげでもあり、尊敬する安西の指導の
おかげでもあった。
その反面、新キャプテンに任命されながら、今イチバスケに集中できていなかった
仙道は、ゲーム感覚が落ちていた。
三井「もらった。」
三井が仙道のボールをはたいた。
仙道「っと!」
そのボールに素早く反応したのが牧。
再びものすごいスピードでフロントにボールを運んだ。
牧「一本、確実に返すぞ!」
と指を立てたかと思うと、花形がやはりスクリーンの動きを見せ、神をブロックする。
桜木「(おおっ)メガネめっ!」
逆方向に走っていた三井がフリーになった瞬間にあっという間にパスが出る。
しかし、その瞬間、赤木が前に出た。
赤木「三井よ。そのパターンは見え見えだ。」
赤木がチームハエタタキに行こうとした瞬間、三井はバックステップを踏みながら
スリーポイントを放った。
(パスッ!)
藤真「な、なに!!」
彦一「あ、あのスピードでフェイダウェイなんて。アンビリーバブルすぎや!!
要チェック過ぎるでー」
三井は後ろによろけて倒れる。
赤木「・・・。」
三井「赤木よ。見え見えのパターンがなんだって!」
赤木「(こ、この男・・・。すごすぎる。)」
三井「花形よ。まねさせてもらったぜ。」
花形「(あの高速スピードでパスをもらって、動きながらのフェイダウェイ。信じられん。)」
牧「よく決めたな。」
チームA 38
チームB 36
2点差にチームBが迫った。
そして、とうとう仙道にスイッチが入る。
仙道「藤真さん。ボール回してください。」
(続く)
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