2015年04月25日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part8 お手本
チームA 38
チームB 30
残り時間は、ちょうど3分を切った。
安西は、国体の強化の依頼を利用しながら、冬の選手権を見据え、
湘北高校の戦力強化を図る狙いがあった。
安西にとって、山王工業戦の後の惨敗が心残りであったのだ。
それは、怪我をわかっていながら出場させた桜木への申し訳なさと
体力の限界のチームに対して何もしてやれなかった自分への反省。
そして、輝くばかりの才能に触れ、かつてホワイトヘアードデビルと言われた血が
再び騒ぎ出したのだ。
それは、日本一を狙える可能性を湘北というチームに見出していたからだ。
その中で急成長が必要と考えたのが、宮城と桜木の2名。
お手本とするべき牧と花形のプレーを見せたいと考えたのだ。
そして、流川にはライバルが必要と考え清田をつけた。
本来であれば、仙道をつけたいと考えていたが、チームが一緒のため、
爆発的な運動能力を誇る清田のようなタイプも今後を見据え勉強をさせたかった。
牧「一本止めるぞ。」
三井「確かにそろそろ止めて追いつかないとな。」
藤真は、ドリブルでフロントに運んだあと、少し驚いた。
藤真「(パスコースがない。)」
福田を下げたことによって、ディフェンスの穴がなくなったのだ。
実力あるメンバーがマンツーでディフェンスで迷いがなくなったのだ。
その刹那、
牧「甘いっ!」
バシィ!!
彦一「スチールや!!」
藤真「!!」
ボールがこぼれた。
そのボールを清田が拾った。
清田「牧さん!!」
清田からリターンパスが牧に返った。
流川が追いついた。
宮城「流川も良く戻ったな。」
しかし、牧は強引に切れ込んだ。
流川「にゃろう!」
牧の手をはたいたが、
「ピピ――――!」
審判の笛が鳴った。
「パスッ!」
審判「ディフェンスチャージ」
彦一「入った。3点プレーや。」
牧はボーナススローも難なく決めた。
チームA 38
チームB 33
安西「宮城君。牧君は、流れが必要な時は必ず自分で切れ込んできます。
それを止めないと湘北の勝ちはありません。
あの流れを読む力は経験です。
宮城君もインターハイに出て、経験を積んできています。
冬は止めれますよ。」
(続く)
チームB 30
残り時間は、ちょうど3分を切った。
安西は、国体の強化の依頼を利用しながら、冬の選手権を見据え、
湘北高校の戦力強化を図る狙いがあった。
安西にとって、山王工業戦の後の惨敗が心残りであったのだ。
それは、怪我をわかっていながら出場させた桜木への申し訳なさと
体力の限界のチームに対して何もしてやれなかった自分への反省。
そして、輝くばかりの才能に触れ、かつてホワイトヘアードデビルと言われた血が
再び騒ぎ出したのだ。
それは、日本一を狙える可能性を湘北というチームに見出していたからだ。
その中で急成長が必要と考えたのが、宮城と桜木の2名。
お手本とするべき牧と花形のプレーを見せたいと考えたのだ。
そして、流川にはライバルが必要と考え清田をつけた。
本来であれば、仙道をつけたいと考えていたが、チームが一緒のため、
爆発的な運動能力を誇る清田のようなタイプも今後を見据え勉強をさせたかった。
牧「一本止めるぞ。」
三井「確かにそろそろ止めて追いつかないとな。」
藤真は、ドリブルでフロントに運んだあと、少し驚いた。
藤真「(パスコースがない。)」
福田を下げたことによって、ディフェンスの穴がなくなったのだ。
実力あるメンバーがマンツーでディフェンスで迷いがなくなったのだ。
その刹那、
牧「甘いっ!」
バシィ!!
彦一「スチールや!!」
藤真「!!」
ボールがこぼれた。
そのボールを清田が拾った。
清田「牧さん!!」
清田からリターンパスが牧に返った。
流川が追いついた。
宮城「流川も良く戻ったな。」
しかし、牧は強引に切れ込んだ。
流川「にゃろう!」
牧の手をはたいたが、
「ピピ――――!」
審判の笛が鳴った。
「パスッ!」
審判「ディフェンスチャージ」
彦一「入った。3点プレーや。」
牧はボーナススローも難なく決めた。
チームA 38
チームB 33
安西「宮城君。牧君は、流れが必要な時は必ず自分で切れ込んできます。
それを止めないと湘北の勝ちはありません。
あの流れを読む力は経験です。
宮城君もインターハイに出て、経験を積んできています。
冬は止めれますよ。」
(続く)
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