2015年05月06日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part10 田岡の想い
チームA 38
チームB 36
2点差に詰め寄られて、残り時間が2分を切った。
チームAの司令塔藤真から、再び仙道へ矢のようなパスが通った。
丁度その頃、陵南高校の田岡監督が合宿へ差し入れのジュースを持ってきた。
田岡「仙道・・・。ちょっと雰囲気が違うな。」
仙道は、魚住の引退で、自分がキャプテンになったものの、目標を失いつつあった。
それは、今までは、受け身であり、積極的にバスケをすることがなかったからだ。
しかし、今、目の前の三井寿に、ボールを奪われ、すごい3Pシュートを見せられ、
くすぶっていたものが再燃した。
それは、インターハイ予選で流川、桜木と対戦した時の高揚感と似たものだった。
彦一「集中してはる。仙道さんが燃えてはるでーーー!
釣りばっかりしてた仙道さんが。やはり湘北のメンバーは燃えさすものがあるんやー。」
仙道は、一瞬右にドリブルをすると見せかけた。
三井は、その動きをフェイクとよみ、逆側に体重を移動しかけた瞬間、大きな壁にぶつかった。
三井「あ、赤木」
赤木「悪いな。スクリーンは誰かさんがよく要求してくれたおかげで得意でな。」
その一瞬のスキをついて、仙道は、切れ込んだ。
ドガーーーーン!!
すさまじい勢いのダンクが決まった。
チームA 40
チームB 36
仙道「よっしゃ!」
田岡「仙道め!やっと目覚めたか。この冬の選手権を含め、来年は陵南が全国制覇するために、
仙道が本気になる必要があるからな。」
田岡は彦一に気づく。
田岡「彦一。仙道は、やる気になったみたいだな。何かきっかけがあったのか?」
彦一「か、監督!きはったんですか。
先程、三井さんにボールを奪われたあと、すごい3Pを決められて、ボールを要求するようになったんですわー。
燃えてはりますよ。仙道さんは。」
田岡「三井か・・・。なぜうちに来なかった・・・。
しかし、仙道が本気になってくれてうれしい限りだ。
合宿に参加させてよかった。」
桜木「こらー、ゴリ。邪魔するな!仙道にいいかっこさせるな。」
赤木「フッ!勝負は勝負だ。三井は、今は敵だからな。」
牧「まだ、時間はあるぞ。確実に一本返そう。」
そういっておきながら、一瞬のスキをついて強引なペネトレイト。
藤真「しまった。三井へパスが出るぞ!」
しかし、花形がスクリーンをせず、ローポストへ。
そこへ寸分たがわぬタイミングで牧からボールが来る。
赤木「譲らんぞ。花形!」
花形「くっ!」
花形は、ボールを一瞬の判断で、清田へ回した。
清田「ようやく出番が来たぁあああ!」
そこへ流川が現れた。
清田「流川。てめぇにはぜってぇ負けねー。」
そういいながら、すさまじい勢いでドリブルイン。
流川はあっさり抜かれたかのように見えた。
しかし、それは罠だった。
その先には、仙道!
「ピピ――――!」
オフェンスチャージング
仙道「いててて!」
清田「せ、仙道!!」
田岡「ゲーム感も戻りつつあるようだな。
大事な場面でのチャージングを取る技術も一流だ。」
(続く)
チームB 36
2点差に詰め寄られて、残り時間が2分を切った。
チームAの司令塔藤真から、再び仙道へ矢のようなパスが通った。
丁度その頃、陵南高校の田岡監督が合宿へ差し入れのジュースを持ってきた。
田岡「仙道・・・。ちょっと雰囲気が違うな。」
仙道は、魚住の引退で、自分がキャプテンになったものの、目標を失いつつあった。
それは、今までは、受け身であり、積極的にバスケをすることがなかったからだ。
しかし、今、目の前の三井寿に、ボールを奪われ、すごい3Pシュートを見せられ、
くすぶっていたものが再燃した。
それは、インターハイ予選で流川、桜木と対戦した時の高揚感と似たものだった。
彦一「集中してはる。仙道さんが燃えてはるでーーー!
釣りばっかりしてた仙道さんが。やはり湘北のメンバーは燃えさすものがあるんやー。」
仙道は、一瞬右にドリブルをすると見せかけた。
三井は、その動きをフェイクとよみ、逆側に体重を移動しかけた瞬間、大きな壁にぶつかった。
三井「あ、赤木」
赤木「悪いな。スクリーンは誰かさんがよく要求してくれたおかげで得意でな。」
その一瞬のスキをついて、仙道は、切れ込んだ。
ドガーーーーン!!
すさまじい勢いのダンクが決まった。
チームA 40
チームB 36
仙道「よっしゃ!」
田岡「仙道め!やっと目覚めたか。この冬の選手権を含め、来年は陵南が全国制覇するために、
仙道が本気になる必要があるからな。」
田岡は彦一に気づく。
田岡「彦一。仙道は、やる気になったみたいだな。何かきっかけがあったのか?」
彦一「か、監督!きはったんですか。
先程、三井さんにボールを奪われたあと、すごい3Pを決められて、ボールを要求するようになったんですわー。
燃えてはりますよ。仙道さんは。」
田岡「三井か・・・。なぜうちに来なかった・・・。
しかし、仙道が本気になってくれてうれしい限りだ。
合宿に参加させてよかった。」
桜木「こらー、ゴリ。邪魔するな!仙道にいいかっこさせるな。」
赤木「フッ!勝負は勝負だ。三井は、今は敵だからな。」
牧「まだ、時間はあるぞ。確実に一本返そう。」
そういっておきながら、一瞬のスキをついて強引なペネトレイト。
藤真「しまった。三井へパスが出るぞ!」
しかし、花形がスクリーンをせず、ローポストへ。
そこへ寸分たがわぬタイミングで牧からボールが来る。
赤木「譲らんぞ。花形!」
花形「くっ!」
花形は、ボールを一瞬の判断で、清田へ回した。
清田「ようやく出番が来たぁあああ!」
そこへ流川が現れた。
清田「流川。てめぇにはぜってぇ負けねー。」
そういいながら、すさまじい勢いでドリブルイン。
流川はあっさり抜かれたかのように見えた。
しかし、それは罠だった。
その先には、仙道!
「ピピ――――!」
オフェンスチャージング
仙道「いててて!」
清田「せ、仙道!!」
田岡「ゲーム感も戻りつつあるようだな。
大事な場面でのチャージングを取る技術も一流だ。」
(続く)
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