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2015年11月01日

スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part42 休憩中


愛知選抜 32

秋田選抜 27


諸星がスリーポイントを決め、再び5点差に広がった。


この3Pは思ったより効いた。


一ノ倉に動揺が走ったからだ。


一ノ倉「油断してなかったのに。一瞬で抜かれた・・・。」


河田「気にすんな。アイツも一流の選手だ。」


河田はフォローをしたが、それ以上に一ノ倉は動揺していた。


夏のインターハイを終えて、湘北の三井の3Pを止められなかった事から


ディフェンスの強化を今まで以上にしていたのだ。


三井ですら今度は止められるという自信をもって国体に挑んでいた。


ところがあっさりと抜かれたことは、あきらめない男である一ノ倉ですら


ショックを受けていた。


深津からのパスをファンブルしてしまったのだ。



上杉「チャンス!」


すかさず上杉がボールを奪って速攻に入った。



清田「な、なにぃ。」


(ドガーーーーン)


上杉から諸星へすごいパスが通って、アリウープが決まった。


清田「あ、あの身長で。し、信じられん。」


彦一「(信長君、あんたがいうセリフじゃないです・・・。)」


宮城「俺もあのプレーを?ダンクの練習を?」


安西「ほっほっほ。あのプレーを求めているわけではないですよ。


   その前のフリーになる動きなどよく見ておいてください。」


愛知選抜 34

秋田選抜 27


ここで堂本監督がタイムアウトを取った。


中山「(一ノ倉さんの交代かな?)」


誰もが一ノ倉を交代させると思っていた。


堂本「どうだ?諸星は?手強いだろう?」


一ノ倉「・・・。は、はい。」


堂本「お前は止められないと思っているかもしれんが、紙一重だぞ。


   自信をもってプレーすればよい。
   
   
   100%完璧に止めるなんて誰だって無理だ。
   
   
   しかし、お前が前半必死でプレーをしてくれたから、諸星のスタミナも
   
   
   奪ってきている。このまま頑張ってくれ!」
   
   
深津「頑張るピョン。勝負は後半だピョン。今は10点以上開かなければいい。」


その頃、愛知のベンチでは、徳川は考えていた。


徳川「(何とか前半は15点以上引き離しておきたいな。ヒロシのファール


   トラブルも怖ぇしな。)」


堂本は10点差位以内、徳川は15点以上のリードとお互いの思惑が交錯していた。


そして、2Qが終了した。


愛知選抜 45

秋田選抜 37


宮城「8点差か。微妙な点差だな。」



牧「どうだ、赤木?決勝はどちらになるかな?」


赤木「フン。俺の全校制覇の夢では、決勝はいつも山王だ。山王ともう一度



   戦って、河田を倒すのだ。」
   
   
その頃、ウォーミングアップをしていた三井に意外な人物が声をかけた。



仙道「三井さん。」



三井「おっ、仙道か。(めずらしいな、こいつが話しかけてくるなんて)」



仙道「三井さん、流川が急激に成長した理由がわかりましたよ。



   あなたが鍛えてるんですね。」
   
   
   
三井「・・・。」



仙道「そして、あなたがいるから安心してパスという選択肢をできるように


   なった。あのわがままな男が。」
   
   
三井「まぁ、言うことは聞かないがな。アイツとの1on1は俺も面白れぇんだ。」



仙道「単刀直入に聞きます。なぜ本気を出していないんですか?」



三井「・・・。まぁ、まだスタミナが不安だからな。」



仙道「茶化さないでください。


   流川に遠慮しているんですか?


   アイツはそんなにやわじゃないでしょ?
   
   
   少なくとも現時点ではまだあなたの方が上だと考えています。
   
   
   あなたが本気を出さないと明日の決勝は勝てないですよ。」
   
   
三井「(コイツ、たまにしゃべると面倒なこといってきやがるな。)



   まあ負けないようにがんばるわ。」
   

仙道「流川、桜木との勝負も面白いですが、あなたと勝負ができるのは、



   この冬だけだ。本気のあなたと勝負がしてみたくなった。
   
   
   本気を出してくださいよ。期待していますよ。」
   
   
三井「そういうお前もいつまでも手を抜いてんじゃねぇぞ。


   お前の言う通り、決勝はみんなが力を出し切らないと勝てねぇぞ。」
   
   
仙道「・・・。わかりました。」


桜木「(は、入りこめん。)」


仙道の後をこっそりついてきた桜木だったが、思ったより真剣に仙道が


話しかけていたので、入り込むきっかけを失っていた。


二人が話をしている内容も聞き取れていなかった・・・。


(続く)
posted by だんす at 18:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国体編
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