2015年06月14日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part21 拮抗
神奈川代表スターティングメンバー
牧紳一 (3年)
赤木剛憲(3年)
仙道彰(2年)
流川楓(1年)
三井寿(3年)
大阪代表スターティングメンバー
土屋淳史(3年)
南烈(3年)
岸本実理(3年)
板倉大二朗(2年)
遠藤譲(2年)
土屋「牧、悪いが勝たせてもらうぞ。」
牧「土屋か。悪いな。俺たちはここを目標にしていない。優勝だ。
お前たちを相手にしている暇はない。」
彦一「さ、さすが牧さんや。顔が全国区や。さすが全国2位は伊達じゃないで。」
土屋「まぁ、試合結果がすべてだ。お互い最後の国体だ。全力でぶつからせてもらうぞ。」
牧「よろしくな。」
コートサイドでひたすらメモを取り始める彦一。
記者席ではその彦一のお姉さんの弥生が同じようなことを言っていた。
弥生「全国常連の牧君と今年のインターハイで一躍有名人になった土屋君ね。
面白い戦いだわ。」
中村「確かに面白いですね。点の取り合いになりそうです。」
弥生「なーにが点の取り合いよ。実力が拮抗しているときは、得てしてそうならない可能性が高いわ。」
第1Qが始まった。
赤木「ウホっ!」
観客「おおー、たけぇ。」
赤木がはじいたボールはすかさず牧が拾った。ゴール前に走っている流川に向けてボールを送った。
が、そこに土屋の手が!!
土屋「甘いわ。それ、湘北の奴らがインターハイでやってたで。あの流川は気を付けておこうって
下調べできてるよ。」
そして土屋から南へパスが。
あっという間に、3Pライン付近まで来た。
流川「いれさせねぇぜ。」
流川が大きくブロックの態勢に入った。
しかし、南はそれを交わして、切れ込んだ。
流川「!!」
しかし、赤木が立ちはだかる。
南は、奥まで切れ込まず、急停止。そこでジャンプショットを決めた。
南「流川よ、インターハイの借りは返させてらもう。
日本一の選手は俺がなる。」
流川「(メラメラメラ)」
先制点は大阪だった。
牧は、
牧「すまん、安直すぎたな。まずは一本返そう。」
そういっておきながら、凄まじい勢いのペネトレイトでキレこんだ。
牧も負けん気が強いのだ。
観客「あの黒いのも速いぞ!」
土屋「遠藤、止めろ!」
遠藤が牧についたために、フリーになった赤木。
ゴール下まで潜り込んだ牧は、そこで赤木にパス。
赤木「ウホッ!」
彦一「で、でたーーー。これが、神奈川のゴリラダンクやーーー!」
清田「相変わらずゴリラだな。」
神奈川のメンバー内で赤木以外のメンバーは赤木をゴリラと呼ぶことに
何の違和感もなくなってきた。
安西「さすが赤木君ですね。冷静に対処できている。」
北野「安西、なぜあの選手が3年まで全国に出てこなかった?
全国でもトップレベルのセンターだぞ。」
安西「うん、僕の力不足だ。彼のワンマンチームになってたから。」
桜木「グレてる奴がいたからな。わっはっは。」
土屋「走るぞ。お前らラン&ガンで勝つんだろ!」
岸本「よっしゃ。」
スピードで勝負に来た大阪。しかし、神奈川もスピードでは負けてなかった。
仙道が岸本のシュートをブロックし、攻撃を止めた。
仙道、流川の高速フォーワードコンビには大阪以上のスピードでカバーした。
それに加え牧も速さでは負けてなかった。また、ポジショニングのうまさで相手の
パス出しを少し遅らせ、スピードを封じる三井。
逆に神奈川の攻撃も牧を徹底マークする土屋が攻撃の起点を遅らせることで
神奈川のスピードに乗った波状攻撃を防いでいた。
お互いスピードを持ち味としていたが、思ったよりロースコアの展開になった。
第1Q終了後
神奈川代表 17
大阪代表 16
弥生「意外な展開だわ。」
中村「そうですね。もっと点の取り合いになるかと思っていました。」
(続く)
牧紳一 (3年)
赤木剛憲(3年)
仙道彰(2年)
流川楓(1年)
三井寿(3年)
大阪代表スターティングメンバー
土屋淳史(3年)
南烈(3年)
岸本実理(3年)
板倉大二朗(2年)
遠藤譲(2年)
土屋「牧、悪いが勝たせてもらうぞ。」
牧「土屋か。悪いな。俺たちはここを目標にしていない。優勝だ。
お前たちを相手にしている暇はない。」
彦一「さ、さすが牧さんや。顔が全国区や。さすが全国2位は伊達じゃないで。」
土屋「まぁ、試合結果がすべてだ。お互い最後の国体だ。全力でぶつからせてもらうぞ。」
牧「よろしくな。」
コートサイドでひたすらメモを取り始める彦一。
記者席ではその彦一のお姉さんの弥生が同じようなことを言っていた。
弥生「全国常連の牧君と今年のインターハイで一躍有名人になった土屋君ね。
面白い戦いだわ。」
中村「確かに面白いですね。点の取り合いになりそうです。」
弥生「なーにが点の取り合いよ。実力が拮抗しているときは、得てしてそうならない可能性が高いわ。」
第1Qが始まった。
赤木「ウホっ!」
観客「おおー、たけぇ。」
赤木がはじいたボールはすかさず牧が拾った。ゴール前に走っている流川に向けてボールを送った。
が、そこに土屋の手が!!
土屋「甘いわ。それ、湘北の奴らがインターハイでやってたで。あの流川は気を付けておこうって
下調べできてるよ。」
そして土屋から南へパスが。
あっという間に、3Pライン付近まで来た。
流川「いれさせねぇぜ。」
流川が大きくブロックの態勢に入った。
しかし、南はそれを交わして、切れ込んだ。
流川「!!」
しかし、赤木が立ちはだかる。
南は、奥まで切れ込まず、急停止。そこでジャンプショットを決めた。
南「流川よ、インターハイの借りは返させてらもう。
日本一の選手は俺がなる。」
流川「(メラメラメラ)」
先制点は大阪だった。
牧は、
牧「すまん、安直すぎたな。まずは一本返そう。」
そういっておきながら、凄まじい勢いのペネトレイトでキレこんだ。
牧も負けん気が強いのだ。
観客「あの黒いのも速いぞ!」
土屋「遠藤、止めろ!」
遠藤が牧についたために、フリーになった赤木。
ゴール下まで潜り込んだ牧は、そこで赤木にパス。
赤木「ウホッ!」
彦一「で、でたーーー。これが、神奈川のゴリラダンクやーーー!」
清田「相変わらずゴリラだな。」
神奈川のメンバー内で赤木以外のメンバーは赤木をゴリラと呼ぶことに
何の違和感もなくなってきた。
安西「さすが赤木君ですね。冷静に対処できている。」
北野「安西、なぜあの選手が3年まで全国に出てこなかった?
全国でもトップレベルのセンターだぞ。」
安西「うん、僕の力不足だ。彼のワンマンチームになってたから。」
桜木「グレてる奴がいたからな。わっはっは。」
土屋「走るぞ。お前らラン&ガンで勝つんだろ!」
岸本「よっしゃ。」
スピードで勝負に来た大阪。しかし、神奈川もスピードでは負けてなかった。
仙道が岸本のシュートをブロックし、攻撃を止めた。
仙道、流川の高速フォーワードコンビには大阪以上のスピードでカバーした。
それに加え牧も速さでは負けてなかった。また、ポジショニングのうまさで相手の
パス出しを少し遅らせ、スピードを封じる三井。
逆に神奈川の攻撃も牧を徹底マークする土屋が攻撃の起点を遅らせることで
神奈川のスピードに乗った波状攻撃を防いでいた。
お互いスピードを持ち味としていたが、思ったよりロースコアの展開になった。
第1Q終了後
神奈川代表 17
大阪代表 16
弥生「意外な展開だわ。」
中村「そうですね。もっと点の取り合いになるかと思っていました。」
(続く)
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