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2018年05月16日
人は「坂」が好き
人は坂が好きな心理があると思います。
本来らば、上がるのが大変で
疲れるだけのものですが
坂には不思議な魅力があると思います。
なんでしょう
坂を上がることで景色が一変する高揚感があります。
人はほどほどに高いところが好きでして
それは本能的に「安全」というところと結びつきます。
また高いところから
低い町並みを見る美しさや充実感のような
感覚もあるでしょう。
苦労して上がって、報酬として何かが得られるという
構造は人が好きなものだと思います。
また上がるだけでなく
下がるときの気持ちよさもあります。
そして坂には歴史があり
名前があります。
そんな歴史の背景を感じながら
坂を利用するのもまた
精神的に満足するものです。
坂は
「鑑賞」するものであり
「体感」するものなのかもしれません。
すると
乃木坂や欅坂といったグループが
坂であることで
余計に気持ちが乗ってしまうことも
少し理解ができそうです。
アイドルたちを見て満足し
ファンとして何かを体感する。
歴史的な背景の代わりに
個々のメンバーの歴史や思い
そして個性がある。
そんな感じもします。
彼女たちの魅力ってたくさんあると思うのですが
自分たちで坂の景色を開拓していきたい、知りたい
有名な道じゃなくてあまり知られていない
お気に入りの坂
そんな風景を楽しみ形に
少し似ているのかなとも感じました。
さらに
最近は総合居酒屋や苦戦しているので
ビールや焼き鳥の安価さに特化した
店舗がヒット傾向にあります。
そんな中、ワタミグループは
主力で出して来たのが「ミライザカ」という店舗です。
さてこの坂では
何を見て、何を感じられるのでしょう。
鳥貴族が当たっているから
マネしようというビジネスモデルに見えなくもないですが
未来を見るなら
新しいことを提案してほしいな〜
とも思います。
会社の規模が大きくなってしまい
失敗できないビジネスに気持ちが行き過ぎると
結局はよい景色を見せられなくなるのかなとも思いました。
坂道は高低差から
先がなかなか見えにくく
どんな先になっているのだろうという
好奇心も刺激してくれるものです。
人生こそきっと坂道です。
あがりながら
景色の違いを楽しめたら
いいなと思います。
