2018年08月07日
山根明会長の心理
「どうせ最後には辞めるか、辞めさせられるのに
なんで、過去の自分がやってきたことを認めず
こんなにも強気で怒っているのか?」
みんなさも日本ボクシング連盟の会長が
様々な不正疑惑があるにもかかわらず
自ら辞任しないことに疑問を持っていると思います。
それほど権力に固執しているのか?
実は本当に悪いことをしていないのか?
あの自信と怒りはどこから来ているのか
なかなか不思議に見えるものです。
会長の言動やしぐさや反応から
その内面を見てみると
感じるいくつかの部分があります。
まず真っ先に思うのは
自分は「負けが許されない」と
思っているように感じます。
ここ何年か連盟の最高位にありつづけ
取り巻きの方からチヤホヤされていたので
「自分はすごく力がある人間だ」と
強く感じていて、
どんな相手にも「私は負けない」という錯覚を持っている
ところと
「負ける自分を見るのは許せない」という
強い思いが見て取れます。
特に後者の気持ちが強く出ているのが
わかります。
自信たっぷりの言動に
感情的な反応を見せています。
一見すると「何、この自信?」
と思いがちですが
彼の心の中にあるのは逆の気持ちです。
自分の実績や能力が会長の器でないことを
うすうす気づいていて
それを隠すために威張ったり怒ったりして
押さえ込もうとしてるように私は見えます。
また
明らかなウソを付いている自覚が本人にはなく
防衛反応から記憶のすり替えがおこなわれている
可能性が高いなと感じます。
自分の身を守るため、自分の利益のためについたウソも
最初は小さな罪悪感を持っているのですが
次第に相手のためにやってやったと記憶が変化していき、
最終的にはその気持ちがわからないアイツらこそ
ダメなヤツとすり替わるのです。
防衛機制のひとつです。
こうした人に力で押しても
反発するだけなので
論理的な証拠を突きつけて言い訳ができないように
徹底的にやるのか
逃げ道をひとつだけ用意してあげて
残りを認めさせるなどの方法が良いのかなと思います。
この場合の逃げ道は
会長の「優しさ」とか「男気」みたいなものでしょう。
あなたの「優しさ」「男気」はすごくよくわかるし
なかなかできない立派なもの
だけどこれはルールとして間違っているから
何かしらの対応を取りましょうと。
個人的に恨んでいる人も多く徹底的にやらなくては
気が済まない人もいるかもしれませんし
悪いことを本当にしたなら
責任は追及されるべきだとは思います。
2020年スポーツのホスト国として
どうこの問題を収束し
悪いウミがあるとするならばそれを早くちゃんと出していかなくては
いけなと思うのです。
私はこの問題は氷山の一角で
人の心と権力がある限り
似たような問題はいろいろなところにあると思っています。
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