幼馴染み、「ロト7,キャリーオーバーが40億円になるまで1等は出ないって言ってたけど、2週連続で1等が出たじゃない?」
私、「私が、そう言ったから、焦って2週連続で1等を出したのよ(笑)」
幼馴染み、「でも、ロト6が5回連続で1等が出ておらず、キャリーオーバーが14億円も貯まってるわね?」
私、「販売元からすれば、ロト7で減ったキャリーオーバーを、ロト6で戻しただけよ」
幼馴染み、「結局、キャリーオーバーにつられて、いつもより多く売れるのよね」
ギャンブル依存症が社会問題になっており、パチンコ業界は矢面に立たされているが、宝くじに関してはCMをバンバン流し射幸心を煽りまくっている。
宝くじはネットで買えるのに、宝くじ売り場は必要なのだろうか?
宝くじ売り場でなくても、コンビニで宝くじを売れるようにすれば良いのに。
車の性能が良くなっても、車検制度が無くならないのは、町の車屋さん(整備工場)を潰さないためという話を聞いたことがある。
宝くじ売り場が無くならないのも、これと同じ?
ロトって本当に当たっている人がいるのだろうか?
宝くじって、どんな人が高額当選をするのだろう?
神様ってフェアなのだろうか?
私の友達で、クラウドソーシングサービスでライティングをしている人がいる。
クラウドソーシングサービスのライティングで稼げる報酬は、1000文字100円。
そこからクラウドソーシングサービスを提供している会社に2割の手数料を引かれるため、1000文字の文章を書いても80円にしかならない。
80円でも稼げるだけマシ。
1000文字の文章を書いても、非承認だと0円、タダ働き。
単価は年々下がっているらしく、私の友達は1日頑張っても、1食分も稼げないと嘆いている。
その友達と会った時、私に自販機のジュースを奢ってくれた。
自販機のジュースを買うのに、その友達がどんなに頑張ったのだろうと思うと、容易く飲む気にはなれなかった。
その友達は緑茶のペットボトルを飲んでいたのだが、ペットボトルの中身は茶色、おそらく麦茶を詰めていたのだろう。
家に帰ると、台所のテーブルの上に飲みかけの缶ジュースが置いてあった。
私、「最後まで飲みなさい」
子供、「もう残ってないって」
私、「少し残ってるでしょ!」
夫、「どうしたの?何、イラついているの?」
私に自販機のジュースを買ってくれた友達は、私が入院をしている時に知り合った女の子。
女の子は私の子供と年齢が近く、その女の子のことを思うと、奢ってもらった缶ジュースの空き缶は捨てられない。