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2024年10月05日
どの素材のジグが良いのかわからない方必見!メタルジグの素材の違いは?
一般的にメタルジグと言えば鉛素材ですよね。
近年では、タングステン素材のメタルジグも増えてきました。
メタルジグに使われる素材は他にもいくつかあります。
「結局何が違うのか?どの素材のメタルジグを選べば良いのか?よくわからない。」
今回はメタルジグの素材による違いをまとめていきます。
違いと特徴を理解すれば、釣果が伸びるキッカケになるかもしれません。
基本的な違いは“比重”
出典・photoAC
一般的に流通しているメタルジグの素材には、定番の鉛をはじめ、最近増えているタングステン、その他にアルミ、鉄、錫(すず)があります。
これらの素材の違いは“比重”です。
比重とは単位体積あたり質量(物質の密度)を基準となる標準物質の密度との比です。
今回は基準となる標準物質の密度が 水 になります。
水の比重が1なので、比重が大きいほど水に沈むスピードが速くなります。
つまり、「比重の違い=フォールスピードの違い」と捉えるとわかりやすいですね。
各素材の比重は次の通りです。
どう使い分けるか
では、どの素材のメタルジグを、どう使い分ければ良いのか?
一般的なメタルジグは鉛です、これを基準として考えます。
もちろん、鉛よりどの素材が優れているというわけでなく、適材適所があります。
各素材の特徴を見てみましょう。
鉛
メタルジグでは最もポピュラーな鉛。
加工しやすいので量産が可能なので、安価で各メーカーから色々な種類のジグがラインナップされています。
アングラーとしても色々なタイプ・ウエイト・カラーを揃えたいので、そういった意味でもスタンダードになります。
比重は11.34と他の素材の真ん中ぐらい。
大きさとフォールスピードのバランスが良いので、フィールドの状況や潮の様子などを確認するために、まず最初の一投は鉛で探るのがオススメです。
タングステン
タングステンは、比重が19.3とメタルジグの素材の中で最も比重の重い素材です。
なので、タングステンだと沈むスピードが最も早いジグになります。
水深のあるエリアや潮の流れが速くて底を取るのが難しいときに活躍します。
早く底を取れるので、手返し良く釣りをすることも可能です。
比重の重さを活かして、同じ重さでも鉛よりコンパクトなジグを作れるので、小さなベイトフィッシュを捕食するターゲットにも効果的。
ただ、鉛に比べて価格が高いので、手を伸ばしづらいのが難点ですね。
鉄・錫
鉄が7.85、錫が7.31とほぼ同じ比重で、鉛よりもゆっくりとフォールします。
フォールスピードが遅いので、魚に対してゆっくりとアピールでき、長いフォール時間で喰わせの間を与えます。
潮が緩いときや活性が低くて食いが渋いときに活躍するジグです。
同じ重さでも鉛より大きくなるので、フラッシングによるアピール力も高くなります。
ただし、フォールが遅くジャークをするとラインスラッグが出やすいので、根掛かりやオマツリなどのトラブルも起きやすいです。
アルミ
比重が2.5〜2.8とメタルジグの素材の中で最も比重が軽い素材です。
フォールが非常にゆっくりで、潮の影響を強く受るので、流れの中を漂わせながら魚にアピールする際に有効になります。
オフショアジギングでは、ドテラ流などで船が流れている際にその特徴を生かして広く探ることが可能です。
同じレンジをキープしやすいのも特徴です。
ジグの大きさもとても大きくなる分アピール力は高くなりますが、マッチザベイトがとても大切になります。
オフショアの釣りで使用されることが多く、タングステンよりも高額になるので、手を伸ばしづらい素材ですね。
一長一短を使い分ける
ソルトゲームでは定番のルアーとして人気の高いメタルジグ。
どの素材も、一長一短あり、海の状況・魚の活性等に合わせての使い分けが大事です。
上手く使い分ければさらなる釣果も夢じゃない!
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2024年10月04日
秋の釣りは“河口”へGO!!
秋は釣りの“ハイシーズン”と言える季節。
どこに行っても楽しめる時期ですが、特に一押しなのが「河口」です!
秋の河口はたくさんの魚が集まる、まさにお魚天国。
今回は、秋の河口で楽しめる釣りを紹介します。
秋は岸釣りが一番盛り上がる季節!
出典・photoAC
秋は岸釣りが一番盛り上がる季節です!
堤防、磯、サーフ・・・どこに出かけても釣りが楽しいシーズンです。
その中でも、特にイチオシなのがいろいろな魚が集まってくる「河口」エリア。
河口ってどんな釣り場?
出典・photoAC
河口は、川と海の境目になる場所で、海水と淡水が混ざる“汽水域”が形成されます。
川の流れと海の干満差により、周期的に流れの強弱がつくのが特徴です。
上げ潮では海が満ちるのと川の流れが相殺し流れが緩やかに、逆に引き潮では双方の流れが相まって流れが速くなります。
一般的に、海の魚を釣る場合は上げ潮が狙い目となりますが、シーバスやウナギなど流れが出ると食い気が上がる魚は下げ潮が時合になる場合もあります。
生物の多様性に富み、魚の密度が濃くなる
出典・photoAC
川の魚と海の魚、汽水に生息する生物が集まる場所なので、“生き物の種類が多い”のも河口エリアの特徴です。
カニやエビの仲間、ゴカイの仲間、貝類、プランクトンなどなど、様々な生き物たちが栄養豊富な川の水や潮の満ち引きを利用して生活しています。
それを食べるために、狭い河口域にたくさんの魚がぎゅっと集まってくるので、密度が高い釣れやすい環境が生まれます。
食い気の高いやる気のある魚たちが集まるので、魚釣りにとっては好都合と言うわけですね。
護岸整備された場所も多い
出典・photoAC
河口域は護岸整備された場所も多く、足場が良いので手軽に釣りを楽しむことができます。
釣具屋さんに聞いたり、航空写真などを見て足場の良さそうな場所をいくつかピックアップしてから出かけると良いでしょう。
小物釣りから大物釣りまで楽しめる
出典・photoAC
ハゼなどの小物から、チヌやシーバスなどの大物まで楽しめるのも河口域の特徴。
初心者でもたくさん釣れたり、ルアーで大物を狙ったり、様々なスタイルで楽しめるのも秋の河口の魅力です。
何かしらの魚が釣れるので、ボウズになりにくいのも嬉しいポイントですね。
秋の河口で釣れる魚
出典・photoAC
それでは、秋の河口域で釣れる魚を紹介します。
●ハゼ
誰でも簡単に釣れて、とても美味しい河口のアイドル的な存在ハゼ。
ゴカイやボイルエビ、ボイルホタテなどをエサにした浮き釣りなどで狙うことができます。
6月下旬から11月頃に掛けて楽しめて、満潮前後の2時間くらいが狙い目です。
●メッキ
ライトなルアーゲームを楽しむのにおすすめのターゲットがメッキです。
メッキとは、ギンガメアジやロウニンアジの幼体のことで、小型のルアーやワームに好反応を示してくれます。
小さな魚ですが、小気味良い引きを楽しませてくれます。
●クロダイ(チヌ)
クロダイ(チヌ)やキビレも汽水域で釣れる代表的な魚です。
ルアーフィッシングや浮き釣り、落とし込み釣りなど様々な釣りで狙うことができます。
ルアーで狙う場合は、甲殻類に似せたワームを使ったフリーリグやバイブレーションを使って、川底を狙うのが一般的です。
エサ釣りでは、アオイソメを使ったぶっ込み釣りがお手軽です。
●スズキ(シーバス)
河口域のルアーゲームといえば、やはりシーバスですよね。
秋は落ち鮎やコノシロパターンでダイナミックな釣りが楽しめます。
セイゴやフッコの数釣りを楽しめます。
●フラットフィッシュ
河口域にはヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュもベイトを追って入ってきます。
ルアーで狙うのはもちろん、ハゼなどを使った泳がせ釣りも楽しいですよ。
●ウナギ
河口域はウナギ釣りの超定番ポイント。
下げはじめが時合になることが多いので、夕暮れ直後に満潮を迎える日が狙い目です。
手堅く釣りたいなら河口域へ!
秋の河口域は、あらゆる魚が集まる絶好の釣り場です。
足場の良い場所も多く、釣りがしやすいのも河口域の魅力です。
ただ、河川によっては遊漁券が必要な場合があるので、近隣の釣具店や漁協に確認しましょう。
この秋は河口域で良い思いをしませんか?
最後までご覧いただきありがとうございます。
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メリットだらけ?!シングルフックチューン
ルアーにセットするフックは、主にトレブルフックが使用されます。
しかし、ルアーのフックをシングルフックにした、“シングルフックチューン”というものが存在します。
ルアーにシングルフックを使うことに、どんなメリットがあるか気になりますね。
今回は、シングルフックチューンのメリットを紹介します。
「シングルフックチューン」のすすめ
ルアーフィッシングではトレブルフックが主流ですが、“シングルフックチューン”なるものが存在します。
トレブルフックをわざわざシングルフックに交換することにどういったメリットがあるのか?
今回はシングルフックにすることのメリットと、デメリットを紹介します。
実はメリットだらけ?!
シングルフックにすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
トレブルフックと比較しながら、そのメリットを見ていきましょう。
フッキングパワーが少なくてすむ
シングルフックにすることのメリットとしてまず挙げられるのが、フッキングパワーが少なくてすむこと。
針先が3つあるトレブルフックだとパワーが分散してしまいがち。
シングルフックなら1つの針先にパワーが集中し、少ない力で貫通させることができます。
特に、口周りが硬くてフッキングが決まりづらい魚には、このメリットは大きいですね。
バラシが減る
バラシが少なくなることもメリット。
針が掛かってしまえば魚が激しく暴れても、なかなかバレません。
また、トレブルフックと比べてフックの軸を太くしやすいので、フックが曲がることによるバラシも減らすことができます。
魚をバラしたときのショックはかなり大きいので、貴重な一匹をキャッチするためにも大きなメリットですね。
根掛かりが減る
シングルフックにすることで、根掛かりを回避しやすくなることも大きなメリット。
2本・3本と複数本セットするルアーだと、トレブルフックをセットした場合針先の合計は6本・9本。
シングルフックだと2・3本とセットする数と一緒になり、必然的に根掛かりしづらくなります。
また、ショアジギングなどメタルジグでボトムを攻める場合、トレブルフックだとフックによる根掛かりが起きやすく外すのが困難になりがち。
しかし、シングルフックだと根がかったとしても、比較的簡単に外すことが可能です。
根掛かりが多い場所は多くの釣り人が敬遠しがちなので、根掛かりしにくいシングルフックチューンで攻めれば、ヒットを多く得られるかもしれません。
フックを外しやすい
釣った魚からフックを外しやすいのもメリットの1つ。
例えば、ナブラ打ちや時合のタイミングなど連発が期待できる状況でトレブルフックを使っていると、釣れるのは良いけれどフックを外すのに時間が掛かってしまう。
フックを外すのに戸惑っていたら、ナブラが沈んでしまった...。なんてこともありますよね。
しかし、シングルフックなら針先が1つなので、釣り上げてすぐ簡単にハリを外すことが可能です。
魚へのダメージが少ない
トレブルフックの場合、ファイトしているうちに口以外の違うところにフックが刺さってしまうことが多々あります。
キャッチ&イート・キャッチ&リリース、どちらの場合でも、魚へのダメージは少ない方が良いですよね。
シングルフックチューンのデメリット
メリットが沢山あるシングルフックチューンにも、デメリットはもちろんあります。
●フッキング率の低下
トレブルフックと比べフッキング率が低くなってしまうことは、シングルフック最大のデメリットと言えます。
魚の活性が低く、ルアーに体当たりするような状況ではシングルフックだと掛かりが悪いです。
状況を見てシングルフックを2つ付けるなど、工夫をしてみると良いかもしれません。
●プラグが泳がなくなることがある
プラグと呼ばれるルアーの多くは、トレブルフックを装着する想定でバランスが設計されています。
なので、シングルフックを使うと理想の泳ぎをしなくなったり、バランスを大きく崩すことそこも...。
また、針先がどっちを向いているかでも泳ぎが変わるほど、バランスをとることが難しいケースもあります。
シングルフックのサイズを変えるなど、プラグをしっかり泳がすための工夫が必要になります。
シングルフックを上手に活用する!
シングルフックチューンのメリットを最大限活かせれば、きっと釣果アップに役立ってくれるはず。
ぜひ、シングルフックを試してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございます。
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