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2024年10月12日
「のべ竿」を使って釣りを手軽に楽しむ!代表的な仕掛け“3種類”を紹介!
釣りが初めての方や子どもでも手軽に楽しめる「のべ竿」を使った釣り。
今回は、のべ竿で使う代表的な“3種類”の仕掛けを紹介します。
「のべ竿」は釣りを手軽に楽しめる
出典・photoAC
のべ竿とは、リールを使わないタイプの釣り竿です。
釣りが初めての方から釣り歴何十年のベテランまで、誰もが海でも淡水でも手軽に釣りを楽しめるのがのべ竿の魅力です。
今回は、のべ竿で使う仕掛けについて紹介します。
のべ竿で使う代表的な“3種類”の仕掛け
のべ竿で使う代表的な仕掛けは3種類あります。
どの仕掛けも完成品が販売されているので、釣り初心者の方でも手軽に気軽に、のべ竿を使った釣りをはじめることができます。
固定ウキ仕掛け
※上記仕掛けの号数は目安です。対象魚に合わせて変えましょう。
固定ウキ仕掛けは、道糸にウキゴムを使いウキを固定する仕掛けのことです。
ウキからハリまでのタナ(水深)を調整でき、ウキの動きでアタリを取ることができます。
視覚的にアタリを楽しむことができる仕掛けです。
のべ竿で使う仕掛けの中でも最もポピュラーな仕掛けと言えます。
【仕掛けの構成】
道糸、ウキ、ウキ止め、オモリ、ヨリモドシ、ハリス、ハリで構成されます。
ナイロン1.5号前後の道糸、ウキは小型の玉ウキやトウガラシウキ、ウキ止めとオモリはウキのサイズ合わせて使用します。
ハリスは0.6〜1号、ハリは2〜9号程度。
これはあくまで目安なので、対象魚に合わせて変えましょう。
市販の仕掛けの場合は、使うのべ竿の長さにあったものを購入しましょう。
【対象魚】
固定ウキ仕掛けの対象魚は、海だとアジやサヨリ、メバルなど。
淡水だと、ハヤやタナゴ、テナガエビなど。
水深1.5メートルくらいまでにいる魚を狙うなら、固定ウキ仕掛けが使いやすいでしょう。
【釣り方】
針にエサを付けたら、仕掛けが絡まないようにゆっくり投入しましょう。
仕掛けのタナ(水深)は、ウキ止めの位置をずらして調整します。
魚がよく食い付いてくるタナを見つけるのがコツ。
アタリはウキの動きを見て取り、魚が餌に喰い付きウキが沈んだら、竿を立ててアワセを入れます。
ミャク釣り仕掛け
※上記仕掛けの号数は目安です。対象魚に合わせて変えましょう。
ミャク釣り仕掛けは、底付近を狙うのに適した仕掛けです。
軽いオモリを使い、魚の脈(ミャク)を読むように釣ることから、その名前が付けられたとされています。
ミャク釣り仕掛けは、ウキ釣り仕掛けよりも道具が少なくシンプルなので、費用を抑えて手軽にチャレンジできます。
【仕掛けの構成】
ミャク釣り仕掛けはとてもシンプルで、道糸、オモリ、ハリス、針だけで楽しむことができます。
道糸に目印を付ければ、アタリや水深がわかりやすくなります。
道糸の太さは、0.6〜1.5号程度、オモリは流れに乗せて使う場合はガン玉の3B〜4B、底を狙う場合は1号程度。
ハリスの太さは0.6〜1号、針は1〜8号程度を使います。
対象魚に合わせて、仕掛けを構成してみてください。
【対象魚】
ミャク釣りは主に海と渓流で行われ、海ではハゼやメバルなどが、渓流ではイワナやヤマメなどを狙えます。
底を狙いやすかったり、仕掛けを流れに乗せて誘うことができます。
これらの特徴を活かして、魚を狙ってみましょう。
【釣り方】
ミャク釣りで底を狙う場合は、エサを付けて仕掛けを投入し、底まで落とします。
仕掛けが底に着いたら糸だ緩むので、それを目安にしてください。
仕掛けを流れに乗せて狙う場合は、仕掛けを上流側(潮上)に入れ、流れのスピードに合わせて竿を下流側(潮下)へ操作しましょう。
アタリは穂先にコツコツと伝わってきます。
アタリを感じたら、竿を立ててアワセを入れましょう。
サビキカゴ仕掛け
※上記仕掛けの号数は目安です。対象魚に合わせて変えましょう。
サビキにカゴを付けたサビキカゴ仕掛けも定番の一つ。
撒き餌に集まってきた魚を、餌に似せた針に食わせる仕組みです。
一気に数匹の魚を釣り上げることができるのが、この仕掛けの魅力です。
【仕掛けの構成】
サビキカゴ仕掛けは、道糸、サビキ、カゴで構成されます。
道糸は1.5〜2号程度。
カゴを付ける位置は「上カゴ」と「下カゴ」があり、下カゴの方が仕掛けが安定して絡みにくいのでおすすめです。
上カゴの場合は、一番下にオモリを付けます。
サビキは対象魚に合わせた市販のサビキを使うのが一般的です。
全長は竿の長さに合わせて、選びましょう。
【対象魚】
サビキカゴ仕掛けの対象魚は、海だとアジやサバ、イワシなど。
淡水だとハヤやコアユなどが対象になります。
群れを作って回遊する小型の魚を狙うのに適しています。
【釣り方】
カゴに寄せエサを詰め、仕掛けを投入し、竿を上下に動かして寄せエサを撒きます。
カゴに入れる寄せエサは詰めすぎると出にくくなるので、7〜8分目程度にするのがコツです。
寄せエサを撒いたら、撒いた餌の中にサビキを同調させます。
アタリは竿先に伝わってきて、アワセは竿を持ち上げる程度で十分です。
取り込みの際は仕掛けが絡まないように、ゆっくり抜き上げてください。
のべ竿は誰でも楽しめる!
リールを使わないのべ竿の釣りは、釣りが初めての方も小さなお子さんも、誰でも楽しめるのが良い所。
掛ける費用も少なく済むのも魅力です。
お手軽ながら海でも淡水でも、さまざまな魚を狙うことができますよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2024年10月11日
なぜ10〜11月は釣りのベストシーズンなのか?
魚釣りはオールシーズン楽しめるアウトドア。
一年中楽しめる魚釣りも、10〜11月は特にベストシーズン!
今回は、どうして秋が釣りのベストシーズンなのかを深掘りしていきます。
秋は釣りのベストシーズン?!
出典・illsutAC
一般的に10〜11月の“秋”が魚釣りのベストシーズンと言われることが多いです。
地域や狙う魚によって違う、というのはもちろんあります。
今回は、どうして秋が魚釣りのベストシーズンなのかを、考察していきます。
1年間の釣り
出典・illustAC
●春
春は寒かった冬が終わり、人々にとってはぽかぽか陽気で活動しやすくなります。
ただ、水は暖まりにくく冷めやすいという性質があるので、「最も海水温が低下するのは3月」といわれます。
春で桜が咲いても、海の中はまだまだ水温が低い状態。
魚種によっては初夏の繁殖期に向けて荒食いをする魚もいますが、初心者向けの小物釣りは難しい季節です。
●夏
水温の上昇期は大小問わずさまざまな魚が高活性になります。
なので、「何でもいいから魚を釣ってみたい」という方にはうってつけの季節。
ただ、日中は熱中症など命の危険があるほど暑くなるので、熱中症・日焼け対策は必須です。
なので、朝・夕の涼しい時間帯に釣りを楽しむのが得策と言えます。
●秋
暑い夏が過ぎ、気温が落ち着いて人にとっては動きやすい季節。
そして、海の中は暑すぎた水温が落ち始めますが、夏に引き続き魚達は高活性です。
さらには、アジやハゼ、アオリイカなどのその年に生まれた魚たちが成長する季節でもあります。
●冬
言わずもがな寒くて辛い季節の冬。
多くの魚が岸から離れ深場へと移動してしまうので、岸釣りで狙える魚種が減る季節でもあります。
潮の動きも夜型になるので、日中は釣れにくい時期です。
それでも、グレやメバル、カレイなど冬によく釣れる魚もいます。
秋は釣りがしやすい季節
出典・photoAC
最高気温が20℃前後になる秋は、暑くもなく寒くもなく、快適に釣りができる季節。
花粉症に悩まされることも少ないし、秋は魚釣りをする人にとって、最高のシーズンですね。
海水温もまだ暖かい
出典・photoAC
10月入ると、夏日になることも少なくなりますよね。
最高気温は20℃前後になり人にとってはかなり過ごしやすい。
ですが、場所にもよりますが海水温はまだまだ高いんです。
『海の中の季節は、陸上の1か月遅れ』といわれたりします。
陸上の気温はお盆をすぎると徐々に下がり始めますが、海水温は9月初旬をピークに下がっていきます。
“水は空気よりも暖まりにくく、冷えにくい”という性質があるので、温度の低下が陸上よりも遅いというわけです。
季節の進行が遅れるから10〜11月でもよく釣れる
出典・photoAC
11月にも入ると気温も“グッ”と下がり、寒くなると魚が釣れにくくなると思うかもしれませんが、海の季節の進行は遅いので10月・11月にかけてはまだ問題ありません。
それどころか、10〜11月にかけては暑すぎた海水温が下がることで、魚たちが活発に動き始めたり、越冬に向けて荒食いを始める魚たちもいます。
さらには、秋はその年に生まれた魚がよく釣れるので、初心者向けの小物が釣りやすい時期です。
さらにさらに、秋は釣れる魚種も多く、食べて美味しい魚達の数釣りを楽しむことも出来ます。
ベイトの種類も量も豊富
海の魚釣りで水温と共に重要になるのが、“ベイト(エサ)”の存在。
特に、ベイトフィッシュが岸に寄っているときはチャンスタイム。
秋はベイトの種類も豊富で、何よりベイトのサイズが大きい。
さらに、接岸もしてくるので、岸釣りでは願ったり叶ったり。
また、そんな大きなエサを求めて大型魚が岸に寄ってくるので、サーフや堤防からも狙いやすくなります。
シーバスや青物などを狙うルアーフィッシングを始めるなら、秋は最高の季節です。
ただし注意も必要
秋の魚釣りで一番の敵は“台風”です。
台風が発生・接近すると、海では高波・高潮など釣りをするには危険な状態に...。
まだ台風が日本に近づいていない状態でも、海は大荒れ状態なこともあるので、安全な漁港内で釣りを楽しむなど状況に合わせての判断が必要です。
秋は釣りが一番楽しめる!
秋は夏の暑さも和らぎ、人にとって釣りのしやすい季節。
10〜11月は暑すぎた海水温も下がり、魚達も動きやすい。
さらには、越冬に向けて荒食いを始める魚種もいます。
釣れる魚の種類も多く、1年の中で魚釣りが一番楽しめる時期かもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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【長潮・若潮の釣り】難しい潮回りの釣りを攻略する方法!
干満の差が一番小さく、潮の動きも少ない「長潮」と「若潮」。
釣果にも影響が出る潮回りですよね。
一般的には釣れにくいとされる、難しい長潮と若潮の釣りを攻略する方法を紹介します。
釣りと潮回り
出典・photoAC
海は、月や太陽の引力の影響で、干潮と満潮を繰り返します。
この潮の満ち引きは、魚の活性にも大きく関係する要素です。
潮の満ち引きには「大潮・中潮・小潮・長潮・若潮」という言葉が使われています。
潮位の変化は約15日周期で起り、大潮(4日間)→ 中潮(4日間)→ 小潮(3日間)→ 長潮(1日)→ 若潮(1日)→ 中潮(2日間)→ 大潮へ戻る。
これを、潮回りと言います。
長潮とは?
長潮(ながしお)とは、小潮の終わりにあたる潮回りです。
海の干満の差が緩やかなのが特徴。
「干満がダラダラ長く続く」から長潮と呼ばれるようになったみたいです。
若潮とは?
若潮(わかしお)とは、長潮の翌日にあたります。
潮の干満の差が徐々に大きくなっていきます。
「大潮に向かって潮が若返る」から若潮と名付けられたようです。
なぜ、長潮・若潮は釣果が出にくいのか?
出典・photoAC
一般的に「長潮・若潮の日は釣果が出にくい」と言われています。
なぜ釣果が出にくいのでしょうか?
●潮の動きと魚の活性
潮の動きと魚の活性は密接に関係しています。
潮が動いているときは、プランクトンやベイトフィッシュが流されたり、流れに従って移動します。
その流れが、多くの魚にとってエサの捕食が容易になるので、必然的に魚達の活性が上がるというわけです。
●長潮・若潮だと
一方、長潮・若潮では一日の潮の動きがほとんどありません。
潮が動かないことで、プランクトンやベイトフィッシュがあらゆる方向に泳ぎ、エサが捕食しにくくなります。
特に、プランクトンを食べる遊泳力の弱い小魚の捕食スイッチが入りにくい状況になるので、活性も低くなります。
●メリットもある
時合が長くなると言うメリットもあります。
大潮では潮が大きく動くので、時合があっという間にすぎてしまいます。
しかし長潮・若潮では、理想的な潮位変動が少ないので、時合が長く続くことも。
●人気スポットに入りやすい
長潮・若潮は連れにくいと感じている釣り人も多く、釣り場に人が少なくなりがち。
大潮・中潮のような良い潮回りの日に比べ、人が少ないので、人気のポイントに入りやすくなったりします。
ゆっくり釣りを満喫するにはもってこいかもしれませんね。
長潮・若潮の攻略法!
出典・photoAC
潮の動きが緩やかな長潮と若潮。
この難しい潮回りで、少しでも釣果を出すための攻略方法をまとめました。
潮の動き出しを狙う
魚は“潮が動き出すタイミング”で活性が上がりやすいです。
なので、潮の動き出すタイミングを狙うといいでしょう。
具体的には、
干満差の少ない長潮・若潮では、大潮や中潮と比べて潮止まりから本格的に潮が動くまでが遅くなります。
潮見表などを見て干満の時間をチェックしたり、投入した仕掛けの動きなどにも注目しましょう。
マヅメの時間を狙う
潮の影響以外で魚の活性が上がる要因の1つである“マヅメ”の時間。
長潮・若潮でも、日の出と日没前後の時間は魚が釣れる可能性が高い時間になります。
特に、潮の動きはじめがマヅメと重なると釣果も出やすくなるので、積極的に狙っていきましょう。
潮の動きが良い場所を狙う
潮の流れが激しくて潮流が速いポイントだと、大潮や中潮ではルアーがあっという間に流されたり、なかなか狙ったところに仕掛けを落とせなかったりします。
潮の動きが少なく流れがゆっくりになる長潮・若潮だと、普段は潮が速くて釣りがしにくいポイントで釣りがしやすくなることも。
狙ったスポットに仕掛けを入れて、狙ったアクションができれば、釣果につながるはずです。
要点を押さえて長潮・若潮を攻略しよう!
一般的には釣れにくいとされる長潮と若潮。
でも、長潮・若潮はどうせ釣れないからと諦めるのはもったいない。
潮の動き出しを狙ったり、潮の速いポイントに入ったり、要点を押さえれば釣果につながることもあるはず。
要点をしっかり押さえて、長潮・若潮を攻略しちゃいましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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