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2024年11月16日
フグ以外にも要注意!テトロドトキシンを持つ生物達!
“テトロドトキシン”と聞いてまず思い浮かべるのは、フグだと思います。
しかし、フグ以外にもテトロドトキシンを生物がいます。
今回はテトロドトキシンを有するフグや他の生物、症状について紹介します。
猛毒“テトロドトキシン”
出典・photoAC
フグが持っていることで有名な毒「テトロドトキシン」。
フグ毒とも言われていますが、フグが生成する毒ではなく、フグ以外にも保有している生物がいます。
青酸カリの500〜1000倍の毒性を示す猛毒であり、熱耐性があるため300度以上に熱しても分解されません。
人体に取り込んでしまうと死に至ることもある非常に危険な毒です。
フグが中毒死しないのはなぜ?
テトロドトキシンは細菌が貝類などに取り込まれ、それを餌としているフグが食べ、フグの体内で濃縮されて毒性を持ちます。
フグが中毒死をしない理由は、テトロドトキシンに対して高い耐性を持っているためと言われています。
テトロドトキシンの中毒症状
出典・illustAC
テトロドトキシンを摂取すると、30分〜数時間で症状が現れます。
主な症状は身体の麻痺で、急速に症状が進行すると24時間以内に亡くなってしまう例もあるほど危険な毒です。
●消化器系
腹痛、嘔吐
●神経系
初期では指先や口唇の痺れ、進行すると運動麻痺や意識消失、呼吸困難、血圧降下
処置方法
テトロドトキシンは解毒方法が見つかっていないので、体内で代謝によって無毒化され排出されるのを待つしかありません。
そのためには、麻痺症状が出た初期段階から人工呼吸を継続し、麻痺が無くなるまで呼吸を確保することが対処法になります。
テトロドトキシンを持つ代表的なフグ
最もテトロドトキシンを有していることが多い魚が“フグ”です。
一般的には肝臓や卵巣、皮に強い毒性を持っています。
しかし、フグの種類によって毒を有する部分が異なり、雑種フグのようにどこに毒を有しているか分からないフグもいるので注意が必要です。
釣れても自分で捌いてはいけない!
フグは食用にもなっている魚ですが、食用にできるフグの種類や漁獲場所、食べられる部位が決められています。
そのため、素人が調理をすることは出来ません。
フグを調理するときは必ず、フグ調理師免許持つ方にお願いしましょう。
何より釣ったフグを食べないのが一番ですね。
フグ以外のテトロドトキシンを有する生物
フグ意外にもテトロドトキシンを有している生物がいます。
ここでは比較的身近にいる生物を紹介します。
●アカハライモリ
出典・photoAC
名前の通りお腹が赤いのが特徴の日本固有のイモリ。
本州から九州の淡水域に生息し、危険を感じるとお腹を見せて毒を持っていることをアピールします。
●ツムギハゼ
熱帯に生息しているハゼ科の魚。
筋肉にテトロドトキシンを有し、他のハゼと見分け見分けがつきにくいので注意が必要。
海外では市場に出回ってしまい食中毒を引き起こしたケースも。
●ヒョウモンダコ
出典・illustAC
海水温の上昇により、近年では日本各地で分布範囲を広げている小型のタコ。
食用としてしまった場合だけでなく、唾液にテトロドトキシンが含まれているので、噛まれた場合にもテトロドトキシン中毒を引き起こす。
小型でカラフルなだけに、手に取りたくなる気持ちもわかりますが、近づかないのが懸命です。
●カブトガニ
出典・photoAC
生きた化石として、天然記念物に指定されている地域もあるカブトガニ。
近縁種であるマルオカブトガニなどはテトロドトキシンを有している個体もいます。
海外で食中毒を引き起こしたケースがあります。
●スベスベマンジュウガニ
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千葉県から沖縄県に掛けて生息しているスベスベマンジュウガニ。
丸みを帯びたまるでおまんじゅうのような滑らかな甲が特徴。
タイドプール・潮だまりで見かけることが多く、テトロドトキシン以外の毒も持っていることもある猛毒なカニです。
●トゲモミジガイ
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日本中部から南側の浅い砂浜などに生息しているヒトデ。
移動の時には管足を使って歩き、見た目に似合わず意外と移動速度が速いのが特徴です。
体内にテトロドトキシンを持っており、食べてしまうと中毒症状を引き起こします。
テトロドトキシンに注意!
フグをはじめ意外と身近に潜んでいる生物も保有しているテトロドトキシン。
保有している生物や万が一の時はどうすれば良いのかを知っておくことが大切です。
水辺のレジャーを楽しむ際には、事前準備を怠らないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2024年11月15日
重曹を使ってロッドの簡単お手入れ!
ロッドのお手入れ・メンテナンス、サボりがちになっていませんか?
ちなみに僕はめっちゃサボってます。
でも、釣りに行くと潮水などで汚れてしまいますよね。
今回は、僕も実践している簡単なロッドのメンテナンス方法を紹介します。
ロッドのお手入れしないと・・・
釣行から帰ってきてお片付け。
でも、何かとロッドのお手入れは疎かになりがち...。
釣りに行ったら、釣った魚を触った手でロッドを握ったり、潮水などで汚れてしまいます。
出来れば毎回お手入れ・メンテナンスをしたいけど、釣り疲れもあって後回しにしちゃうことも多いですよね。
今回は、重曹を使った簡単にできる汚れたロッドのお手入れ方法を紹介します。
「重曹スプレー」で日々のお手入れ
ロッドに付いた汚れが軽い場合や、日々のメンテナンスにオススメなのが「重曹」を使ったスプレーです。
重曹スプレーを自作しておけば、日々のメンテナンスがとても便利で簡単に。
重曹スプレーの作り方
必要なものは、重曹とシュッとスプレーできる手頃な容器。
重曹は食用・お掃除に使う用どちらでも大丈夫です。
容器は化粧品売り場などにある手頃なやつをご用意ください。
どちらも100円ショップで手に入るので、コスト的にも◎です。
作り方
自作重曹スプレーの作り方はとても簡単。
適量の重曹と水を混ぜるだけです。
目安としては、水200mlに対して重曹小さじ2杯ぐらい。
たったこれだけで、掃除用の“万能重曹スプレー”が出来ます。
使い方
使い方も簡単。
ロッドに重曹スプレーをシュッと吹きかけて、柔らかいタオルなどで拭き取るだけ。
スプレーして拭き取るだけでロッドが綺麗になります。
注意点としては、重曹の割合が多すぎると、ネタついたりするので気をつけましょう。
また、乾いたときに白くなることがあります。
なので、必ず拭き取りましょう。
ちなみにこの重曹スプレー、フローリングのお手入れやカーテン・衣類の消臭などにも使うことができます。
日々のメンテナス!
普段からお世話になっているロッド。
サボりがちになりやすいロッドのメンテナンスも、重曹スプレーを使えば簡単にお手入れできます。
日々のメンテナンスをすることで、ロッドに愛着もわきますね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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もっと釣りたい!「竿抜けポイント」を見つける4つのキーワード!
「もっと釣りたい!」「もっと大きいサイズを釣りたい!」
釣り人だったら、誰もが一度は思うことではないでしょうか?
かんたんに、そして短期間で劇的に釣果をあげる魔法の言葉があります。
すばり「竿抜けポイント」を探すこと!
「竿抜けポイント」とは?
出典・photoAC
竿抜けポイントとは、「人があまり釣りをしない場所」のことです。
そんな場所をあえて選んで釣りをするとこで、釣果アップが期待できます。
メジャーフィールド・人気の高い釣り場では、入れ替わり立ち替わり釣り人が入るので、魚にプレッシャーが掛かりっぱなしです。
しかし、竿抜けポイントは釣りをする人が少ないので、プレッシャーの掛かっていないフレッシュな魚を狙えます。
魚の反応が良いので、釣果にもつながるというわけです。
4つのキーワード
竿抜けポイントが良いとはいっても、どういった場所なのか?どう探せば良いのか?
そこで、竿抜けポイントを見つける4つのキーワードを紹介します。
キーワード1:釣果情報に頼りすぎない
出典・photoAC
一つ目のキーワードは「釣果情報に頼りすぎない」こと。
ネットが発達し直ぐに釣果情報を探せるようになって、その情報をもとに釣り場を決める方も多いと思います。
ですが、当たり前のことですが、釣果情報を見てから釣り場に行くには時間差があります。
釣果情報をもとに釣り場へ行っても、同じ条件で同じように魚の群れが入ってきているとは限りません。
なので、釣果情報通りに釣果が上がることはほとんどありません。
情報の収集はもちろん大事ですが、釣果情報を見ても、それに頼り切らずにポイントを選ぶことが大切です。
キーワード2:シャロー
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2つ目は「シャローを狙う」こと。
シャローとは水深の浅いエリアのことで、魚がいないと思われがち。
しかし、実際にはシャローにも多くの魚が入ってきます。
そして、シャローに入ってくる魚は、たいてい小魚を浅瀬に追い込んで入ってきている場合が多いです。
なので、やる気のある魚が多いので、ルアーにもガンガンアタックしてきます。
港にあるスロープなどのブレイクとシャローが隣接しているような所も狙い目です。
キーワード3:地磯
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3つ目は「地磯」。
地磯とは、地続きで歩いて渡れる磯場のこと。
足場が悪いため敬遠されがちですが、堤防よりもスレていない魚が多いので、爆釣することも珍しくありません。
今の時代、Googleマップを使えば、簡単に地磯を見つけることもできます。
ただ、地磯ならどこでも良いというわけではなく、釣れる条件がそろった場所を選ぶ必要があります。
例えば、海藻が生い茂っている、海中に岩がゴツゴツ入っている、潮通しが良い水道に面しているなど。
他とは違う変化がある場所が、条件の一つになります。
注意点として、磯はすごく滑りやすく、波も上がってきやすいとても危険な場所です。
必ず、磯靴(スパイク)や浮力体が入ったベストタイプのライフジャケットを着用しましょう。
キーワード4:激流を攻略
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最後のキーワードは、「激流」です。
潮の流れが速い場所は、ボトムがとれなかったり、根掛かりしやすいと言った理由から敬遠されがちです。
しかし、激流の中にも魚は生息していて、潮の流れに負けない大きい魚が潜んでいたりします。
では激流をどう攻略するかというと、“潮止まり前”を狙ったり、“潮が緩むタイミング”を狙います。
また、潮の流れの影響が少ないように少し細めのラインを使うといった工夫も有効です。
普段は攻めづらい激流でもタイミングを計って釣りをすれば、釣りが可能となり、誰も釣らない激流に潜む大物を釣り上げられるかもしれません。
竿抜けポイントを見つけよう!
「思うような釣果が得られない・・・」「もっと魚を釣りたい・・・」
と悩んでいる方は、4つのキーワードを参考に、ぜひ竿抜けポイントを探してみてください。
また、人気のある釣り場の中にも竿抜けポイントが存在するので、積極的に狙ってみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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