2024年06月14日
PEラインとバラシの意外な関係!ポンピングがバラシの原因に?
せっかくヒットした魚をバラしてしまう...。
それが苦労して掛けた1匹だったら、かなりメンタルに来ますよね...。
そんな“バラシ”の原因の一つにPEラインとの意外な関係があります。
バラシ原因はいろいろ
出典・photoAC
“バラシ”
釣り人ならば一度は経験ありますよね。
ラインブレイクやすっぽ抜け、フックが伸びたり、掛かりどころが悪かったり、乾いちまい之状態でファイとして身切れが起きたり、バラシの原因にも色々あります。
その中でも多いのは、ハリが魚の口からぽろっと外れてしまうフックアウトではないでしょうか。
返しの付いたハリはそう簡単には外れないはずなのに、ポロッといってしまう。
強引なファイトをすると起りがちな、バラシですよね。
強引なファイトでは、ハリが刺さった部分の身が裂けてハリ穴が広がってしまいます。
こうなるとせっかく刺さったハリも、簡単に抜けてしまう。
PEラインがバラシの原因?!
現代のルアーフィッシングで主流のPEライン。
このPEラインが、バラシの最大の要因になってしまうことがあります。
とは言っても、ルアーフィッシングで重要な飛距離・感度・強度と三拍子そろったPEライン。
アングラーに沢山の恩恵を授けてくれるPEラインですが、“柔軟性がない”というデメリットがあります。
これが、バラシの要因になってしまいます。
バレる最大の要因は「緩み」
柔軟性のないPEライン。
ナイロンラインのようにショックアブソーバーとしての機能はしてくれない。
ラインに伸びがないので、緩んだときにテンションが0になってしまう。
このテンションの「緩み」が、バラシの要因になってしまいます。
ロッドを起こして魚を寄せ、その分のラインをリールで巻き取るポンピングというテクニック。
これは、トップの位置で「さあ巻くぞ!」と力を込める直前にフックアウトする原因に。
柔らかいロッドなら、伸びがないラインの代わりにロッドが追従してくれるので、ナイロンラインほどは行かなくても多少は解消してくれます。
ドラグをゆるめに設定して、魚とのやり取りはドラグ任せにして、ポンピングをせずにゴリ巻きするのもバラさないためのテクニックと言えます。
バラさないコツは“リーリング”にある?!
出典・photoAC
では、ポンピングをしてもバラさないようにするにはどうすればいいのか?
「ポンピングをする際も常にリールは巻き続ける」
テンションが抜けやすいのは、ロッドを倒したり起こしたりするタイミング。
その時もリールを巻き続けていれば、テンションは保たれる。
ポンピングのテンションが抜けやすいタイミングを、意図的にリールでカバーしてあげるわけです。
最もテンションが抜けやすいロッドの動きが止まるところをリールでテンションを保つことで、バラシを大幅に減らすことができます。
ちょっとの意識でバラシを減らせる!
ラインテンションが緩まないようにファイトをする。
わりと当たり前のことですが、意外とできてないかもしれません。
ルアーフィッシングにおいて、PEラインが持つ飛距離と感度は外せません。
ラインテンションを抜かないファイトを心がけましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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