沢山あるメインラインとリーダーの結束方法。
今回は、比較的簡単かつ早く結べて、結束強度も申し分ない『ファイヤーノット』を紹介します。
摩擦系ノットよりも簡単に結束でき、電車結びよりも強いのでビギナーの方にもオススメのノットです。
『ファイヤーノット』って?
ファイヤーノット。
元をたどると、バークレイ社から発売されている「ファイヤーライン」用に開発されたノットみたいです。
誰でも簡単に素早く結束することが可能なノットです。
強度としては編み込む摩擦系ノットと比べると劣るものの、実用性的にも十分な強度があります。
素早く結束できるので、緊急時などここぞの時に使うノットとしても優秀と言えますね。
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『ファイヤーノット』の結び方
ファイヤーノットの結び方を紹介します。
手順①
リーダーで輪っかを作ります。
手順②
できた輪っかに、メインラインを下から通します。
※青がリーダー、赤がメインライン
手順③
リーダー端線側に向かって、メインラインを10回巻き付けていきます。
※わかりやすいように紐でやっているので、巻き付け回数を減らしています。
手順④
メインラインにかぶせるように、折り返して10回(手順③と同数)巻き付けていく。
手順⑤
巻き付けたら、メインライン端線を輪っかの上から通します。
手順⑥
結び目を湿らせゆっくり引っ張り締め込みます。
しっかり締め込まないとすっぽ抜けの原因になってしまうので注意しましょう。
最後に余分なラインをカットして完成です。
急な対応にオススメ!
摩擦系ノットと比べると劣りますが、早くて簡単に結束できるファイヤーノット。
スピーディーに組み上げられて、強度的にも申し分ありません。
フィールドで必ず役に立つノットなので、是非マスターしてみてください。
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