2024年04月05日
魚が由来のことわざ!?【あ行編】
古くから日本人の食卓を支えてきた魚。
そんな馴染みの深い食材だからこそ生まれたことわざが沢山あります。
今回は、魚に由来することわざの意味と解説を一緒に紹介します。
魚のことわざ
出典・illustAC
古くから日本人の食卓に並んできた魚。
馴染みの深い食材だからこそ生まれたことわざがいくつもあります。
『アラを探す』
・意味
他人の欠点やミス、誤りを見つけ出しケチをつけること。
・解説
アラ(魚を三枚におろした時に残る、頭と骨)の間についている、わずがな肉をほじって食べる様から転じた。
『いかさま』
・意味
人をだます行為。博打などで誤魔化す行為を指す。
・解説
イカはエサを使わずに、「疑似針で騙して釣る」ことに由来。
『磯のカサゴは口ばっかり』
・意味
大口を叩いて、実行力のない人のこと。
・解説
磯に潜むカサゴは大きな口に対して、実が少ないことが由来。
『イワシ網でクジラを捕る』
・意味
思いがけない幸運のこと。
・解説
イワシを捕ろうとした網に、クジラが入ってしまった様子に由来。
『イワシ七度洗えばタイの味』
・意味
平凡な人間でも、磨くことにより能力を発揮することができる。
・解説
イワシは脂が多く生臭い魚だが、良く洗うことでタイのように美味しくなる、という例え。
『魚の目に水見えず、人の目に空見えず』
・意味
あまりに身近すぎて、その価値に気づけないこと。
・解説
魚=水、人=空(空気)それぞれが生きていくうえで大事なものを表す。
『内のタイより隣のイワシ』
・意味
他人の持ち物は良く見えるという例え。
・解説
「隣の芝生は青い」などと同じように使われる。
『エビでタイを釣る』
・意味
少ない労力で、大きな利益を得ること。
・解説
安価なエビで、高価な鯛を釣る様を例えている。
『沖のハマチ』
・意味
当てにならないこと。
・解説
ハマチは沖を回遊する魚。いつ巡ってくるのかわからないことに由来。
『及ばぬ鯉の滝登り』
・意味
いくら努力しても、自分の目的を達成できる見込みのないこと。
・解説
多くの場合、高望みの恋(鯉)に対して使われることが多い。総じて「不可能」なことの例え。
沢山ある魚のことわざ
魚が由来のことわざは、沢山あります。
機会があったら、使ってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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