2022年02月04日
まるでパイナップル!?ホヤって一体どんな生き物なの?
海には不思議な生物が沢山います。
中でも、海のパイナップルとも言われる“ホヤ”。
港や磯場などで見たことあるという方もいるのではないでしょうか?
今回は、独特な風味と味覚で日本酒のお供に最高な“ホヤ”についてです。
ほや・ホヤ・海鞘
出典・photoAC
画像の物体、何か分かりますか?
まぁ、散々言っているので分かりますよね。
そう、“ホヤ”です。
その見た目から、「海のパイナップル」とも呼ばれています。
ホヤってどんな生き物なの?
出典・photoAC
磯場や港などで、岩や壁にくっついているホヤを見たことがある方もいるのではないでしょうか?
見た目も相まって、岩にくっつく植物......と思いきや
実は、世界に1500種以上の仲間がいる動物。
ホヤ貝とも呼ばれますが貝ではなく「脊索(せきさく)動物」で、大きなくくりで言うとヒトの仲間です。
天然では指先サイズから顔ぐらいの大きさまで、沿岸の浅瀬から深海まで広く分布しています。
赤ちゃんはまるで
ホヤの赤ちゃんはジブリ映画「崖の上のポニョ」のポニョの妹たちそっくり。
見た目はちょっとアレなホヤですが、赤ちゃんの時は可愛いんですね。
幼生時はオタマジャクシ?!
赤ちゃんの時はポニョの妹たちのような見た目で、幼生時代はオタマジャクシのような姿で泳ぎ回ります。
理想の場所を見つけたらくっついて、尻尾が退化。
ガッチリ岩にくっついて、あのパイナップルのような形になっていきます。
こう見ると、確かに動物ですよね。
ホヤは美味しい?
出典・photoAC
東北や北海道では食用として一般的に流通しています。
ホヤは味覚の基本要素が揃った珍しい食材で、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つの味を1度に感じることができます。
独特な磯の風味と相まって、1度ハマるとやみつきになってしまう不思議な味わいです。
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お酒のお供にピッタリ
出典・photoAC
その不思議な味わいは、お酒のお供にピッタリ。
ホヤの食べ方としては
・お刺身
・蒸しホヤ
・酢の物
・焼きホヤ
などなど。
ホヤ豆知識
ホヤを食べた後に水を飲むと・・・
“甘く感じる”
ホヤに含まれるグリシン・アラニンという旨味成分のおかげで、ホヤを食べた後に水を飲むと甘く感じるみたいです。
海のパイナップル「ホヤ」
植物のように見えて、実は脊索動物になるホヤ。
お酒のお供にもピッタリなので、気になった方はぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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