2024年08月03日
潮がわかるだけで釣果が伸びる?!潮の読み方初級編
全ての海釣りにおいて重要なファクターである“潮流”。
潮の強弱や流れの向きによって、魚の動き・釣り方が大きく変わってきます。
ということで、今回は潮流を把握するための、ちょっとしたテクニックを紹介します。
潮流を把握する
出典・photoAC
「潮、右に流れてるな〜」「離岸流効いてるな〜」など釣りをしていてこんなセリフを聞いたこと、感じたことはありませんか?
海釣りでとても大事な潮流の有無や強弱、向きを表しているセリフです。
といっても、海釣りをはじめたばかりの方は、なかなか潮流なんて難しいですよね。
簡単な潮の読み方
出典・photoAC
ということで今回は、メチャクチャ簡単な潮の読み方を紹介します。
誰でも簡単に実践できる方法ですが、たいていの場合はこれだけで十分潮がわかります。
浮遊物から流れを読む
出典・photoAC
コレが一番簡単な方法です。
海面には、ゴミや泡、海藻の切れ端などが浮いていたりします。
それらの浮遊物の動きを(流される方向)を見れば、潮の流れの向きや強さがわかります。
泡が右に流れていれば潮も右に流れていることになりますし、泡がたまっているような所は潮がよれていたり反転流になってるところです。
ウキ釣りでもこの方法で流れを見ることが出来ます。
ただ、風が強いとき(潮の流れ<風の力)は浮遊物が風に流されるので、潮の強弱や向きがわかりにくくなります。
仕掛けの投入地点から流れを読む
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コレは、浮遊物が無かったり、強風時や夜間に役立つ方法です。
真正面に投入した仕掛け(ルアー)が、右から上がってきたら潮は右に流れているこがわかります。
例えば、風がない状況で浮遊物は左に流れているのに、仕掛けは右から戻ってきた。
この場合は、表層と中層以下で流れの向きが違う“二枚潮”ということになります。
海藻のなびき方から読む
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海底や岸壁から生えている海藻の動きから潮を読むことが可能です。
海藻は流れがないと真上を向いていますが、流れがあるとその方向になびきます。
海藻が右になびいていたら、潮の流れも右と言うことになります。
つまり、海藻は“海中の旗”と捉えることができますね。
魚の頭の向きから読む
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基本的にはどんな魚も、頭を流れに向けたがる性質があります。
つまり、群れの頭の向きが揃ってたら、頭側が潮上で尻尾側が潮下です。
頭の向きがバラバラの場合は、潮流が止まっているといえます。
そして、バラバラだった頭の向きが揃いはじめたら、潮が流れ出した証なのでチャンスタイムです。
潮がわかれば釣果も伸びる
「潮を読む」
難しく聞こえるかもしれませんが、実は見るところと考えることは非常にシンプルです。
潮流が読めたら、狙うポイントがわかったり、仕掛けの流し方がわかったり、適正なルアーウエイトがわかったりと、釣果に直結することばかり。
ルアー釣りもエサ釣りも、海釣りは潮に大きく左右されるので、潮がわかれば釣果を伸ばすことも出来ちゃいますよ。
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