2018年10月25日
10月25日は何に陽(ひ)が当たったか?
1986年10月25日は、ウィスコンシン州マディソン結成のロック・グループ、Timbuk3(ティムバック3)のデビュー・シングル、"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades(邦題:フューチャー)"が、同年同月同日付Billboard HOT100シングルチャートで85位にニューエントリーしたと同時に、メインストリームロックチャート(当時はAlbum Rock Tracks)で最高位14位を記録した日でもあります。
Timbuk3は、夫Patと妻BarbaraのMacDonald夫妻のユニットで、デビュー・アルバムこそポスト・パンク/ニュー・ウェイヴ的立場で見られていますが、彼らの残したアルバムの中にはブルース・ロック的、またフォーク・ロック的なアプローチもあります。その後の彼らは時代と共に迎える90年代の流れに乗って、オルタナティブ・ロック・バンドとして見られるようになりました。PatとBarbaraはともにヴォーカル、ギター、ベース、ハーモニカ、キーボード、ドラム、マンドリン、フィドル、プログラミング等、お互いすべての楽器を操ることができるマルチ・ミュージシャンで、Dennis Herringのプロデュースでデビュー・アルバムが制作されることになりました。
1986年10月、レコード・レーベルI.R.S.よりデビュー・アルバム"Greetings from Timbuk3(邦題:グリーティング)"がリリースされました。ソングライティングは全曲Patが担当、Barbaraも1曲共同で書いています。また、うち2曲が1986年公開の" The Texas Chainsaw Massacre 2"のサウンドトラック盤に収録されるました( "Life is Hard" "Shame on You")。
このアルバムはポスト・パンクとは言えどもブルース色の濃いノリの良いナンバーや、馴染みやすいポップ・ロックなどが満載ですが、中でもシングル・カットされ、デビュー・シングルとなった"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades"は、ハーモニカやギターの歯切れが良く、二人でのダブル・ヴォーカルも親しみやすいナンバーです。プロモーション・ビデオはモノクロの地味な映像ですが、アルバムジャケットのテレビを背負った馬も登場したり、人の顔のイラストに実写の人間の口だけをはめたお遊びがあったりなど見所が多く、なんといっても二人が淡々とギターやハーモニカを演奏しているシーンは非常にシブい映像です(映像はこちら。Dailymotionより)。
陽の当たった10月25日付HOT100で85位にエントリーした"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades"は、その後74位→59位→46位と上昇、登場して5週目で40位とTop40入りを果たしました。続いて35位→30位→26位→20位とトントンと上昇してTop20入りを果たしますがここで動きは鈍り、続く1987年12月27日付で19位、翌週1987年1月3日付はBillboard休刊日のため同位でとどまり、結局2週続けて19位の記録となり、その後降下しました。結果16週間のチャートインで終わりました。
またAlbum Rock Tracksチャートでは、9月20日に36位にエントリー後、24位→20位→20位→16位と上昇、陽の当たった10月25日に14位を記録、2週14位を続けてその後は降下、10週間チャートインしています。
なお、Timbuk3にとって"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades"はHOT100に入った唯一のナンバーでしたが、1987年のGrammy Award for Best New ArtistにBruce Hornsby & the Range、カナダのGlass Tiger、Nu Shooz、マンチェスターのSimply Redとともにノミネートされました。この年はTimbuk3と同様、夫婦ユニットのNu Shoozもノミネートされましたが、賞はBruce Hornsbyが獲得しました。
Timbuk3はその後5枚のアルバムをリリースし、地道な活動を続けましたが、残念ながら1995年にPatとBarbaraに離婚が成立してグループは解散に至っております。
Timbuk3は、夫Patと妻BarbaraのMacDonald夫妻のユニットで、デビュー・アルバムこそポスト・パンク/ニュー・ウェイヴ的立場で見られていますが、彼らの残したアルバムの中にはブルース・ロック的、またフォーク・ロック的なアプローチもあります。その後の彼らは時代と共に迎える90年代の流れに乗って、オルタナティブ・ロック・バンドとして見られるようになりました。PatとBarbaraはともにヴォーカル、ギター、ベース、ハーモニカ、キーボード、ドラム、マンドリン、フィドル、プログラミング等、お互いすべての楽器を操ることができるマルチ・ミュージシャンで、Dennis Herringのプロデュースでデビュー・アルバムが制作されることになりました。
1986年10月、レコード・レーベルI.R.S.よりデビュー・アルバム"Greetings from Timbuk3(邦題:グリーティング)"がリリースされました。ソングライティングは全曲Patが担当、Barbaraも1曲共同で書いています。また、うち2曲が1986年公開の" The Texas Chainsaw Massacre 2"のサウンドトラック盤に収録されるました( "Life is Hard" "Shame on You")。
このアルバムはポスト・パンクとは言えどもブルース色の濃いノリの良いナンバーや、馴染みやすいポップ・ロックなどが満載ですが、中でもシングル・カットされ、デビュー・シングルとなった"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades"は、ハーモニカやギターの歯切れが良く、二人でのダブル・ヴォーカルも親しみやすいナンバーです。プロモーション・ビデオはモノクロの地味な映像ですが、アルバムジャケットのテレビを背負った馬も登場したり、人の顔のイラストに実写の人間の口だけをはめたお遊びがあったりなど見所が多く、なんといっても二人が淡々とギターやハーモニカを演奏しているシーンは非常にシブい映像です(映像はこちら。Dailymotionより)。
陽の当たった10月25日付HOT100で85位にエントリーした"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades"は、その後74位→59位→46位と上昇、登場して5週目で40位とTop40入りを果たしました。続いて35位→30位→26位→20位とトントンと上昇してTop20入りを果たしますがここで動きは鈍り、続く1987年12月27日付で19位、翌週1987年1月3日付はBillboard休刊日のため同位でとどまり、結局2週続けて19位の記録となり、その後降下しました。結果16週間のチャートインで終わりました。
またAlbum Rock Tracksチャートでは、9月20日に36位にエントリー後、24位→20位→20位→16位と上昇、陽の当たった10月25日に14位を記録、2週14位を続けてその後は降下、10週間チャートインしています。
なお、Timbuk3にとって"The Future's So Bright, I Gotta Wear Shades"はHOT100に入った唯一のナンバーでしたが、1987年のGrammy Award for Best New ArtistにBruce Hornsby & the Range、カナダのGlass Tiger、Nu Shooz、マンチェスターのSimply Redとともにノミネートされました。この年はTimbuk3と同様、夫婦ユニットのNu Shoozもノミネートされましたが、賞はBruce Hornsbyが獲得しました。
Timbuk3はその後5枚のアルバムをリリースし、地道な活動を続けましたが、残念ながら1995年にPatとBarbaraに離婚が成立してグループは解散に至っております。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽