2019年03月27日
3月27日は何に陽(ひ)が当たったか?
1982年3月27日は、オレゴンのポートランド出身のロック・グループ、Quarterflash(クォーターフラッシュ)のシングル、"Find Another Fool"がBillboardのメインストリームロックチャート(当時はThe Rock Albums & Top Tracks charts)で最高位12位を記録した日です。
リード・ヴォーカルとサックスを担当するRindy Ross(リンディ・ロス)と、彼女の夫でギターを担当するMarv Ross(マーヴ・ロス)を中心に結成された6人組のロック・グループで、Quarterflashのデビュー作"Quarterflash(邦題:クォーターフラッシュ。1981年)"からのデビュー・シングル"Harden My Heart(邦題:ミスティー・ハート)"は1981年12月26日付The Rock Albums & Top Tracks chartsで堂々の3週1位を獲得、1982年1月23日付Adult Contemporary Chartでも2週連続41位を記録しました。また1982年2月13日付HOT100シングルチャートでは3位を2週続けて記録し、1982年のYear-Endチャートでも100位内13位にランクされるなど、華々しいデビューを飾りました。
ミドルテンポの"Harden My Heart"の曲の雰囲気は、Rindy Rossのセクシーな歌声と、聴く者をうっとりとさせるサックスの音、これをさらに引き立てるMarv Rossのギターに尽きます。8月20日のブログでも綴りましたが、デビュー作"Quarterflash"の幻想的なジャケットに相まって、夜を酔わすアダルトなサウンドを漂わせ、当時のロック・グループの中でも異彩を放っておりました。
"Find Another Fool"は、"Harden My Heart"に続いて、"Quarterflash"からカットされたセカンドシングルです。こちらは"Harden My Heart"とは打って変わってハードでエネルギッシュなロック・ナンバーに仕上がっております。ただし単純なロック・ナンバーではなく、Quarterflashの独創的なサウンドとして、この曲も大きなアクセントがありました。ハードなナンバーではありますが、バックにサポート・ミュージシャンのBruce Sweetmanによるヴァイオリンがフィーチャーされています。エンディングはRindy RossのサックスとBruce Sweetmanのヴァイオリンのソロが掛け合いで聴くことができ、非常に聴き応えのあるロック・ソングです。ちなみにBruce Sweertmanはその後カントリー界やブルーグラス界、クラシック界などで活躍、Garth BrooksやCollin Raye、Trisha Yearwoodなどのヴァイオリンやストリングスを担当、また自身もNashville Mandolin Ensembleのメンバーとしてその名が知られます。
The Rock Albums & Top Tracks chartsでの"Find Another Fool"は"Harden My Heart"が同チャートを駆け上っている間にもすでにチャートインしており、1981年11月21日付で53位に初登場、ゆっくり駆け上がっていきます。翌週47位、その後43位→37位→29位→23位となった12月26日付では、同チャートで"Harden My Heart"が1位に輝き(3週連続)、オンエアも"Harden My Heart"に集中したためか、一方の"Find Another Fool"は次も23位にとどまり、その後22位→22位→19位→18位→19位→18位→21位→21位と少し伸び悩みました。"Harden My Heart"もチャートを後退して、次に"Find Another Fool"が19位に上がったところで、初めてチャート上で20位に後退した"Harden My Heart"の上に立ち、21位→18位と勢いを盛り返し、陽の当たった1982年3月27日に最高位12位を記録したのです。
その後は15位→19位、そして4月17日付で31位まで下降して圏外へ消えましたが、24週チャートインした"Harden My Heart"につぐ22週のチャートインという、立派な成績を残しました。最終アクションとなった4月17日付では、HOT100シングルチャートの方で、"Find Another Fool"は最高位16位を2週連続して記録、13週チャートインしています。
リード・ヴォーカルとサックスを担当するRindy Ross(リンディ・ロス)と、彼女の夫でギターを担当するMarv Ross(マーヴ・ロス)を中心に結成された6人組のロック・グループで、Quarterflashのデビュー作"Quarterflash(邦題:クォーターフラッシュ。1981年)"からのデビュー・シングル"Harden My Heart(邦題:ミスティー・ハート)"は1981年12月26日付The Rock Albums & Top Tracks chartsで堂々の3週1位を獲得、1982年1月23日付Adult Contemporary Chartでも2週連続41位を記録しました。また1982年2月13日付HOT100シングルチャートでは3位を2週続けて記録し、1982年のYear-Endチャートでも100位内13位にランクされるなど、華々しいデビューを飾りました。
ミドルテンポの"Harden My Heart"の曲の雰囲気は、Rindy Rossのセクシーな歌声と、聴く者をうっとりとさせるサックスの音、これをさらに引き立てるMarv Rossのギターに尽きます。8月20日のブログでも綴りましたが、デビュー作"Quarterflash"の幻想的なジャケットに相まって、夜を酔わすアダルトなサウンドを漂わせ、当時のロック・グループの中でも異彩を放っておりました。
"Find Another Fool"は、"Harden My Heart"に続いて、"Quarterflash"からカットされたセカンドシングルです。こちらは"Harden My Heart"とは打って変わってハードでエネルギッシュなロック・ナンバーに仕上がっております。ただし単純なロック・ナンバーではなく、Quarterflashの独創的なサウンドとして、この曲も大きなアクセントがありました。ハードなナンバーではありますが、バックにサポート・ミュージシャンのBruce Sweetmanによるヴァイオリンがフィーチャーされています。エンディングはRindy RossのサックスとBruce Sweetmanのヴァイオリンのソロが掛け合いで聴くことができ、非常に聴き応えのあるロック・ソングです。ちなみにBruce Sweertmanはその後カントリー界やブルーグラス界、クラシック界などで活躍、Garth BrooksやCollin Raye、Trisha Yearwoodなどのヴァイオリンやストリングスを担当、また自身もNashville Mandolin Ensembleのメンバーとしてその名が知られます。
The Rock Albums & Top Tracks chartsでの"Find Another Fool"は"Harden My Heart"が同チャートを駆け上っている間にもすでにチャートインしており、1981年11月21日付で53位に初登場、ゆっくり駆け上がっていきます。翌週47位、その後43位→37位→29位→23位となった12月26日付では、同チャートで"Harden My Heart"が1位に輝き(3週連続)、オンエアも"Harden My Heart"に集中したためか、一方の"Find Another Fool"は次も23位にとどまり、その後22位→22位→19位→18位→19位→18位→21位→21位と少し伸び悩みました。"Harden My Heart"もチャートを後退して、次に"Find Another Fool"が19位に上がったところで、初めてチャート上で20位に後退した"Harden My Heart"の上に立ち、21位→18位と勢いを盛り返し、陽の当たった1982年3月27日に最高位12位を記録したのです。
その後は15位→19位、そして4月17日付で31位まで下降して圏外へ消えましたが、24週チャートインした"Harden My Heart"につぐ22週のチャートインという、立派な成績を残しました。最終アクションとなった4月17日付では、HOT100シングルチャートの方で、"Find Another Fool"は最高位16位を2週連続して記録、13週チャートインしています。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽