2019年04月02日
4月2日は何に陽(ひ)が当たったか?
1977年4月2日は、アメリカのプログレッシブ・ロック・グループ、Kansas(カンサス)のシングル、"Carry On Wayward Son(邦題:伝承)"が、Billboard HOT100シングルチャートで最高位11位を記録した日です。2週11位を記録し、Kansasとして初のチャートイン・シングル、および初のTop20入りを果たす大ヒット・シングルとなりました。
"Carry On Wayward Son"は、アメリカン・プログレの名盤として名高い1976年リリースの4作目"Leftoverture(邦題:永遠の序曲)"のオープニングを飾るハードロック・ナンバーで、Henry Winkler主演の映画、"Heroes(邦題:幸福の旅路)"のラストにも印象的に使われました。メンバーのギタリスト兼キーボーディストであるKerry Livgrenの作品で、聞き応えある5分26秒であり、隙のない見事な構成と詞で現在においてもなお色褪せない名曲です。シングル・ヴァージョンは3分26秒に短縮しています。
Steve Walsh(key,vo)とRobby Steinhardt(violin,vo)のダブル・ヴォーカルによる導入部と強いギターリフによるイントロで始まり、KerryのピアノをバックにSteveのゆったりした歌声を聴かせるAメロが進行、そしてややアップになるサビも切なさと力強さが伝わります。間奏の2台のギターとキーボードの合わせ技は非常に感動的であり、ビデオではSteveがサビの熱唱の後、キーボードとパーカッションを素早く乗り移るシーンが印象的です(映像はこちら。Youtubeより)。この曲ではRobbyがヴァイオリンを奏でるシーンはありませんが、ヴォーカル担当および間奏部分でタンバリンを叩いています。
1976年12月25日付のHOT100シングルチャートで87位にエントリーしたこの曲は、Kansasにとって初めてのチャート・インしたシングルとなりました。年が明けて1977年1月1日付はお休みのため25日付と同位の87位でしたが、その後76位→66位→55位→45位と順調に駆け上がり、2月5日付で36位と、初のTop40入りを果たしました。その後は30位→25位→21位と順調に上がり、3月5日付で18位とTop20入り、そして16位→15位→13位と順調にアップし、陽の当たった1977年4月2日付で11位を記録、2週続けてこれが最高位となりました。その後は14位→21位→34位→68位と後退し、結果100位内20週、Top40内13週のチャートインとなり、大ヒットを記録したのです。その後Kansasのベスト盤やライブ盤には必ずと言っていいほどこの曲が収録されました。
1977年のYear-Endチャートでは100位内58位とTop10入りを果たせずとも高地位にランクされ、1990年12月にはRIAA認定のゴールド・ディスクを勝ち取り、Kansasの代表曲として永遠に心に刻まれました。
"Carry On Wayward Son"は、アメリカン・プログレの名盤として名高い1976年リリースの4作目"Leftoverture(邦題:永遠の序曲)"のオープニングを飾るハードロック・ナンバーで、Henry Winkler主演の映画、"Heroes(邦題:幸福の旅路)"のラストにも印象的に使われました。メンバーのギタリスト兼キーボーディストであるKerry Livgrenの作品で、聞き応えある5分26秒であり、隙のない見事な構成と詞で現在においてもなお色褪せない名曲です。シングル・ヴァージョンは3分26秒に短縮しています。
Steve Walsh(key,vo)とRobby Steinhardt(violin,vo)のダブル・ヴォーカルによる導入部と強いギターリフによるイントロで始まり、KerryのピアノをバックにSteveのゆったりした歌声を聴かせるAメロが進行、そしてややアップになるサビも切なさと力強さが伝わります。間奏の2台のギターとキーボードの合わせ技は非常に感動的であり、ビデオではSteveがサビの熱唱の後、キーボードとパーカッションを素早く乗り移るシーンが印象的です(映像はこちら。Youtubeより)。この曲ではRobbyがヴァイオリンを奏でるシーンはありませんが、ヴォーカル担当および間奏部分でタンバリンを叩いています。
1976年12月25日付のHOT100シングルチャートで87位にエントリーしたこの曲は、Kansasにとって初めてのチャート・インしたシングルとなりました。年が明けて1977年1月1日付はお休みのため25日付と同位の87位でしたが、その後76位→66位→55位→45位と順調に駆け上がり、2月5日付で36位と、初のTop40入りを果たしました。その後は30位→25位→21位と順調に上がり、3月5日付で18位とTop20入り、そして16位→15位→13位と順調にアップし、陽の当たった1977年4月2日付で11位を記録、2週続けてこれが最高位となりました。その後は14位→21位→34位→68位と後退し、結果100位内20週、Top40内13週のチャートインとなり、大ヒットを記録したのです。その後Kansasのベスト盤やライブ盤には必ずと言っていいほどこの曲が収録されました。
1977年のYear-Endチャートでは100位内58位とTop10入りを果たせずとも高地位にランクされ、1990年12月にはRIAA認定のゴールド・ディスクを勝ち取り、Kansasの代表曲として永遠に心に刻まれました。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽