2018年10月13日
10月13日は何に陽(ひ)が当たったか?
1984年10月13日は、Roger Hodgson(ロジャー・ホジソン)のソロ・デビュー・シングル、"Had A Dream (Sleeping With The Enemy)"がBillboard Hot100シングルチャートで85位にニューエントリーすると同時にメインストリーム・ロックチャート(当時はTop Rock Tracks)で47位にニューエントリーした日です。
Roger Hodgsonは、相棒のRick Davis(リック・デイヴィス)とともにイギリスのプログレッシブ・ロック・グループ、Supertramp(スーパートランプ)を牽引し、多くのヒット曲を世に産み出したマルチ・プレイヤーで、1983年にグループを脱退し、ソロ活動に転向しました。そしてソロ第1弾となったアルバムが、今回紹介する"Had A Dream(Sleeping With The Enemy)"を1曲目に収録する"In The Eye of The Storm"です。アルバムタイトルは、この曲の歌詞の一部からとられています。
"In The Eye of The Storm"に収録された全7曲は、Roger自身が書き、プロデュースしています。セッションミュージシャンはDrumsはSantana(サンタナ)のドラマーだったMichael Shrieveが5曲参加している以外は少数に抑えられ、必要な楽器の大半はRogerが担当しています。
"In The Eye of The Storm"を聴いてみると、Supertramp在籍以上の魅力を発揮しているのがわかります。イントロにしてもリフにしてもサビにしてもヴォーカルにしてもインストゥルメンタル・ソロにしても単純なロック・ミュージックでは終わらない、聴き所が何処を取ってもアクセントになっており、Billboard200アルバムチャートで最高位が46位なのは少し物足りない印象を受けますが、スイスのチャートではトップ10入りを果たし(6位)、カナダのチャートでも15位と健闘しています。
全7曲中、8分超えが2曲、7分超えも2曲、6分(実際は5分59秒)も1曲と、長尺の楽曲が多いですが、全編を聴いても、長い、だるいといった印象はありません。これもRogerの魔術で、Supertramp時代でもこうした魔力は目立っておりましたが、ソロになってより強い印象を受けます。
このアルバムからシングル・カットされた"Had A Dream(Sleeping With The Enemy)"は、アルバム本編では8分27秒(8分49秒表記もあります)の大作ですが、シングル・ヴァージョンは4分24秒にエディットされました。この曲もアルバム・ヴァージョンは8分以上の長さやだるさは全く感じられず、軽快なテンポでスイスイと進んでいく感触で、非常に聴きやすく、馴染みやすいのが特徴です。アルバム・ジャケットや歌詞内容からなにもない宇宙に生命が誕生するかのようなイメージの沸く楽曲でしたが、プロモーション・ビデオでもこうしたイメージが見事に体現されました。中でもRogerの奇怪なメイクや半裸で走り回るといった強烈なパフォーマンスも印象的です。
この曲は陽の当たった1984年10月13日にBillboard HOT100シングルチャートとBillboard Top Rock Tracksチャートにそれぞれ同時にエントリーしました。HOT100では85位にエントリー後、76位→74位→61位→58位→56位→54位→50位と、10ランク以上アップしたのは1度だけで、続く12月8日付と翌週15日付の2週連続48位をピークに下降していき、15週チャートインしました。Top Rock Tracksチャートでは、47位にエントリー後、23位→11位→7位と順調にアップし、まず11月10日付で最高位5位を記録、その後10位→6位と変動して、12月1日に再び最高位5位を記録、その後は下降し、計16週チャートインしました。やはりロックが主体のチャートですと本領発揮と言うことでしょうか。
このアルバムからは2曲目に収録されているシンセサイザー・ソロが素晴らしい"In Jeopardy"もシングル・カットされ、 Top Rock Tracksチャートで30位まで上がりました。
Roger Hodgsonは、相棒のRick Davis(リック・デイヴィス)とともにイギリスのプログレッシブ・ロック・グループ、Supertramp(スーパートランプ)を牽引し、多くのヒット曲を世に産み出したマルチ・プレイヤーで、1983年にグループを脱退し、ソロ活動に転向しました。そしてソロ第1弾となったアルバムが、今回紹介する"Had A Dream(Sleeping With The Enemy)"を1曲目に収録する"In The Eye of The Storm"です。アルバムタイトルは、この曲の歌詞の一部からとられています。
"In The Eye of The Storm"に収録された全7曲は、Roger自身が書き、プロデュースしています。セッションミュージシャンはDrumsはSantana(サンタナ)のドラマーだったMichael Shrieveが5曲参加している以外は少数に抑えられ、必要な楽器の大半はRogerが担当しています。
"In The Eye of The Storm"を聴いてみると、Supertramp在籍以上の魅力を発揮しているのがわかります。イントロにしてもリフにしてもサビにしてもヴォーカルにしてもインストゥルメンタル・ソロにしても単純なロック・ミュージックでは終わらない、聴き所が何処を取ってもアクセントになっており、Billboard200アルバムチャートで最高位が46位なのは少し物足りない印象を受けますが、スイスのチャートではトップ10入りを果たし(6位)、カナダのチャートでも15位と健闘しています。
全7曲中、8分超えが2曲、7分超えも2曲、6分(実際は5分59秒)も1曲と、長尺の楽曲が多いですが、全編を聴いても、長い、だるいといった印象はありません。これもRogerの魔術で、Supertramp時代でもこうした魔力は目立っておりましたが、ソロになってより強い印象を受けます。
このアルバムからシングル・カットされた"Had A Dream(Sleeping With The Enemy)"は、アルバム本編では8分27秒(8分49秒表記もあります)の大作ですが、シングル・ヴァージョンは4分24秒にエディットされました。この曲もアルバム・ヴァージョンは8分以上の長さやだるさは全く感じられず、軽快なテンポでスイスイと進んでいく感触で、非常に聴きやすく、馴染みやすいのが特徴です。アルバム・ジャケットや歌詞内容からなにもない宇宙に生命が誕生するかのようなイメージの沸く楽曲でしたが、プロモーション・ビデオでもこうしたイメージが見事に体現されました。中でもRogerの奇怪なメイクや半裸で走り回るといった強烈なパフォーマンスも印象的です。
この曲は陽の当たった1984年10月13日にBillboard HOT100シングルチャートとBillboard Top Rock Tracksチャートにそれぞれ同時にエントリーしました。HOT100では85位にエントリー後、76位→74位→61位→58位→56位→54位→50位と、10ランク以上アップしたのは1度だけで、続く12月8日付と翌週15日付の2週連続48位をピークに下降していき、15週チャートインしました。Top Rock Tracksチャートでは、47位にエントリー後、23位→11位→7位と順調にアップし、まず11月10日付で最高位5位を記録、その後10位→6位と変動して、12月1日に再び最高位5位を記録、その後は下降し、計16週チャートインしました。やはりロックが主体のチャートですと本領発揮と言うことでしょうか。
このアルバムからは2曲目に収録されているシンセサイザー・ソロが素晴らしい"In Jeopardy"もシングル・カットされ、 Top Rock Tracksチャートで30位まで上がりました。
新品価格 |
新品価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽