2018年05月23日
5月23日は何に陽(ひ)が当たったか?
1988年5月23日は、アメリカのロック・バンド、Joan Jett & The Blackhearts(ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ)の6枚目にあたるスタジオ・アルバム、"Up Your Alley(邦題:アップ・ユア・アレイ)"がアメリカでリリースされた日です。
1982年にリリースされた2枚目のスタジオ・アルバム"I Love Rock 'n Roll"は、Billboard200アルバムチャートで2位を記録、シングル・カットされたタイトル曲はロンドンで結成された英米混合ロックバンドのThe Arrowsの1975年のシングル"Broken Down Heart"のB面に収録されたもの(その後再レコーディングされてA面でリリース)のカバー・ソングでありましたが、ジョーンのパンク・ロックだけにとどまらない、アメリカ全土に通用するハードかつポップでエネルギッシュなロック・スタイルと絶妙にマッチし、決してオリジナルに引けをとらないナンバーとしてたちまちチャートを上昇、特に当時のティーンエイジャーからの大きな支持を得られてBillboard HOT100では実に7週間も1位の座にとどまる大ヒットを記録しました。つづくシングル"Crimson and Clover"もトップ10入りし(7位)、その後の人気も長く続くと思われました。
しかし3作目"Album"、4作目"Glorious Results of a Misspent Youth"、5作目"Good Music"と人気は下降線をたどり、チャートは徐々に振るわなくなっていきました。その間"I Love Rock 'n Roll"で栄光を分かち合ったメンバーも2人入れ替わるなどして、バンドは停滞期に入りました。
しかしジョーンは1987年、映画"Light Of Day(邦題:愛と栄光への日々)"にて、Michael J. Fox(マイケル・J・フォックス)の姉役として、映画女優デビューし、その中でもオハイオの架空のバンド、"The Barbusters"に扮し、マイケルとともに、 Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)の書き下ろし映画タイトル曲を歌い、同映画のサウンドトラックからシングル・カットされて全米トップ40入りを果たしました(33位)。
地道な活動であるにせよ自身のスタイルを決して失わないところがジョーン&ブラックハーツの持ち味であり、映画出演によって突如ヒットしたテーマ曲も、音がジョーン&ブラックハーツそのものでありました。そして、本作"Up Your Alley"に至るのでありました。
"Up Your Alley"では、前作までと同様、カバー・ソングが収録され、本作はChuck BerryやThe Stoogesのナンバーが収録されました。しかし、本作はこれまでと大きく異なる点が1つありました。それは、当時の名ヒット・メイキング・プロデューサー、Desmond Child(デズモンド・チャイルド)が3曲のみですが、ジョーンと共作、プロデュースに参加している点です。デズモンドといえば、1986年のBon Jovi(ボン・ジョヴィ)をトップ・バンドに押し上げ、1987年のAerosmith(エアロスミス)の復帰に一役買った名プロデューサーです。
デズモンドが加わった1曲目の"I Hate Myself For Loving You(邦題:いけないアナタ)"は、"I Love Rock 'n Roll"ばりのヘビーながらも耳になじむコーラスとギターリフで、ジョーンのロックンロール健在と言わんばかりの格好いいナンバーで、以前Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)に在籍したギタリスト、Mick Taylor(ミック・テイラー)がギターソロでゲスト参加しております。
結果的に"I Hate Myself For Loving You"は1988年10月1日付けで8位を記録、"Crimson and Clover"以来のトップ10入りを果たしました。しかもバンドにとって過去最高のチャート・インを記録し(26週)、年間チャート100位内で85位にランクされました。またセカンド・シングル"Little Liar"もデズモンドが参加した曲で、年が明けて1989年1月21日付けで19位を記録しています。
1982年にリリースされた2枚目のスタジオ・アルバム"I Love Rock 'n Roll"は、Billboard200アルバムチャートで2位を記録、シングル・カットされたタイトル曲はロンドンで結成された英米混合ロックバンドのThe Arrowsの1975年のシングル"Broken Down Heart"のB面に収録されたもの(その後再レコーディングされてA面でリリース)のカバー・ソングでありましたが、ジョーンのパンク・ロックだけにとどまらない、アメリカ全土に通用するハードかつポップでエネルギッシュなロック・スタイルと絶妙にマッチし、決してオリジナルに引けをとらないナンバーとしてたちまちチャートを上昇、特に当時のティーンエイジャーからの大きな支持を得られてBillboard HOT100では実に7週間も1位の座にとどまる大ヒットを記録しました。つづくシングル"Crimson and Clover"もトップ10入りし(7位)、その後の人気も長く続くと思われました。
しかし3作目"Album"、4作目"Glorious Results of a Misspent Youth"、5作目"Good Music"と人気は下降線をたどり、チャートは徐々に振るわなくなっていきました。その間"I Love Rock 'n Roll"で栄光を分かち合ったメンバーも2人入れ替わるなどして、バンドは停滞期に入りました。
しかしジョーンは1987年、映画"Light Of Day(邦題:愛と栄光への日々)"にて、Michael J. Fox(マイケル・J・フォックス)の姉役として、映画女優デビューし、その中でもオハイオの架空のバンド、"The Barbusters"に扮し、マイケルとともに、 Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)の書き下ろし映画タイトル曲を歌い、同映画のサウンドトラックからシングル・カットされて全米トップ40入りを果たしました(33位)。
地道な活動であるにせよ自身のスタイルを決して失わないところがジョーン&ブラックハーツの持ち味であり、映画出演によって突如ヒットしたテーマ曲も、音がジョーン&ブラックハーツそのものでありました。そして、本作"Up Your Alley"に至るのでありました。
"Up Your Alley"では、前作までと同様、カバー・ソングが収録され、本作はChuck BerryやThe Stoogesのナンバーが収録されました。しかし、本作はこれまでと大きく異なる点が1つありました。それは、当時の名ヒット・メイキング・プロデューサー、Desmond Child(デズモンド・チャイルド)が3曲のみですが、ジョーンと共作、プロデュースに参加している点です。デズモンドといえば、1986年のBon Jovi(ボン・ジョヴィ)をトップ・バンドに押し上げ、1987年のAerosmith(エアロスミス)の復帰に一役買った名プロデューサーです。
デズモンドが加わった1曲目の"I Hate Myself For Loving You(邦題:いけないアナタ)"は、"I Love Rock 'n Roll"ばりのヘビーながらも耳になじむコーラスとギターリフで、ジョーンのロックンロール健在と言わんばかりの格好いいナンバーで、以前Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)に在籍したギタリスト、Mick Taylor(ミック・テイラー)がギターソロでゲスト参加しております。
結果的に"I Hate Myself For Loving You"は1988年10月1日付けで8位を記録、"Crimson and Clover"以来のトップ10入りを果たしました。しかもバンドにとって過去最高のチャート・インを記録し(26週)、年間チャート100位内で85位にランクされました。またセカンド・シングル"Little Liar"もデズモンドが参加した曲で、年が明けて1989年1月21日付けで19位を記録しています。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽