2018年05月08日
5月8日は何に陽(ひ)が当たったか?
1982年5月8日は、アメリカのプログレッシブ・ロック・グループ、Kansas(カンサス)の8枚目のスタジオアルバム、"Vinyl Confessions(ビニール・コンフェッション)"からの先行シングル"Play The Game Tonight(プレイ・ザ・ゲーム・トゥナイト)"がBillboard HOT100チャートで78位に初登場した日です。
これまで不動のラインナップで順調なセールスと人気を維持してきたカンサスでしたが、前作"Audio-Visions(オーディオ・ビジョン)"がこれまでのようなヒットが得られず、シングルも"Hold on"が40位に食い込むのがやっとで、遂には看板ボーカリストのSteve Walsh(スティーブ・ウォルシュ)が脱退するという、大きな局面を迎えたのです。
残されたカンサスのメンバーは新しいメンバーを募集します。そこで現れたのがJohn Elefante(ジョン・エレファンテ)という人物で、スティーブ同様、ボーカル、キーボード、作詞作曲を手がけるミュージシャンで、1981年に新メンバーとして加入します。
新たなラインナップで、「ビニール・コンフェッション」は完成し、「プレイ・ザ・ゲーム・トゥナイト」はリリースされました。ピアノの静かなイントロで始まるこの曲は、カンサスにしては珍しくポップなバック・コーラスがサビの部分で入るかと思いきや、やはり間奏部ではカンサスらしい、メンバーのRobby Steinhardtのバイオリンの奏でが美しいバラードで、当時のLPでA面1曲目に収録されるという大胆な曲順で、この曲に賭けていた感がうかがえます。そのバック・コーラスですが、イギリスのロック・グループ、Queen(クィーン)のドラマー、Roger Taylor(ロジャー・テイラー)が参加しており、高音に定評のあるロジャーのゲスト参加によって、澄み切ったコーラスになっております(全く関係ありませんが、クィーンも1980年リリースの"The Game"で、本日のハイライトのタイトル曲に似た"Play The Game"があります)。
曲自体のチャート・アクションはその後、66位→41位と急上昇、4週目でトップ40入りを果たしました(35位)。その後は32位→28位→23位→21位→17位と昇りつめ、3週間17位にとどまり、カンサスにとって、久々のトップ20入りを果たしたのです。カンサスにとっては、最高位6位を記録した1978年の"Dust in The Wind(すべては風の中に)"、1977年の"Carry On Wayward Son(伝承)"の11位に続いて、3番目に高位を記録したナンバーとして親しまれたのでした。
これまで不動のラインナップで順調なセールスと人気を維持してきたカンサスでしたが、前作"Audio-Visions(オーディオ・ビジョン)"がこれまでのようなヒットが得られず、シングルも"Hold on"が40位に食い込むのがやっとで、遂には看板ボーカリストのSteve Walsh(スティーブ・ウォルシュ)が脱退するという、大きな局面を迎えたのです。
残されたカンサスのメンバーは新しいメンバーを募集します。そこで現れたのがJohn Elefante(ジョン・エレファンテ)という人物で、スティーブ同様、ボーカル、キーボード、作詞作曲を手がけるミュージシャンで、1981年に新メンバーとして加入します。
新たなラインナップで、「ビニール・コンフェッション」は完成し、「プレイ・ザ・ゲーム・トゥナイト」はリリースされました。ピアノの静かなイントロで始まるこの曲は、カンサスにしては珍しくポップなバック・コーラスがサビの部分で入るかと思いきや、やはり間奏部ではカンサスらしい、メンバーのRobby Steinhardtのバイオリンの奏でが美しいバラードで、当時のLPでA面1曲目に収録されるという大胆な曲順で、この曲に賭けていた感がうかがえます。そのバック・コーラスですが、イギリスのロック・グループ、Queen(クィーン)のドラマー、Roger Taylor(ロジャー・テイラー)が参加しており、高音に定評のあるロジャーのゲスト参加によって、澄み切ったコーラスになっております(全く関係ありませんが、クィーンも1980年リリースの"The Game"で、本日のハイライトのタイトル曲に似た"Play The Game"があります)。
曲自体のチャート・アクションはその後、66位→41位と急上昇、4週目でトップ40入りを果たしました(35位)。その後は32位→28位→23位→21位→17位と昇りつめ、3週間17位にとどまり、カンサスにとって、久々のトップ20入りを果たしたのです。カンサスにとっては、最高位6位を記録した1978年の"Dust in The Wind(すべては風の中に)"、1977年の"Carry On Wayward Son(伝承)"の11位に続いて、3番目に高位を記録したナンバーとして親しまれたのでした。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽