また知事の証言内容について「県幹部らの証言と食い違いや記憶違いが見えた。引き続き調査で明らかにしていきたい」と述べた。
この日の尋問で知事は、元局長の処分について「手続きに瑕疵(かし)はなかった」と改めて主張。告発後の3月末に、当時の総務部長から第三者機関の設置を進言されたという証言に関しては「記憶はない」と否定した。
8月23日の百条委で、懲戒処分の経緯を知る職員が「人事当局は当初、公益通報としての調査結果が出るまでは処分できないのではないかと当時の総務部長を通じて知事に進言した」と証言したことについても、「具体的に提案を受けた記憶はない」と繰り返した。
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