自民党内で、保守系議員の動きが活発化している。安倍晋三元首相が「永久顧問」で、高市早苗経済安保相が顧問の保守系有志グループ「保守団結の会」は15日、9月の総裁選を念頭に提言をまとめる方針を確認した。高市氏自身も、悲願だったセキュリティ・クリアランス(SC)制度を今国会で法制化し、その重要性を訴える全国行脚≠熨蜊D評だ。岸田文雄政権下で離れた「岩盤保守層」を取り戻すことができるのか。
「法律案を深く掘り下げた質疑を通して、貴重なアイデアを賜った与野党国会議員の皆様に、深く感謝申し上げます。委員会前夜は徹夜で頑張って下さった官僚の皆様、立案に向けて様々な知見を賜った有識者会議の委員の皆様、有難うございました!」
高市氏は、経済安全保障上の機密情報へのアクセスを官民の有資格者に限るSC制度を創設する重要経済安保情報保護・活用法が参院本会議で可決、成立した翌11日、自身のX(旧ツイッター)で各方面に感謝の言葉をこう発信した。
昨年10月、高市氏はテレビ番組で、「まずは、SCを仕上げ、また(総裁選を)戦わせていただく」と語っていた。「安倍元首相の宿題」とされた法律を通したことで、次の動きに注目が集まりそうだ。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12553743
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック