連邦当局が水原氏を銀行詐欺容疑で訴追
水原容疑者【写真:Getty Images】
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の通訳を務めた水原一平容疑者が違法賭博に関わったとされる問題で、水原容疑者が大谷から1600万ドル(約24億5000万円)超を搾取した容疑で司法当局から訴追されたと米メディアが一斉に報じた。訴状の中で水原容疑者が伝えたとされる大谷の“体調不良説”について、米識者は「会計士に嘘をついた」とSNS投稿で怒りをにじませている。
司法当局が公開している訴状によると、水原容疑者は、2018年に大谷が米国に移住した際、エンゼルスから給与が振り込まれる銀行口座の開設を手助けした。水原容疑者は2021年9月にギャンブルの胴元と賭博を始め、2年余りの間に総額4067万8436ドル(約62億3320万円)の損失を出したとされている。胴元への送金の際に、水原氏は大谷の銀行口座を使用していた。
さらに、代理人を務めるネズ・バレロ氏が大谷の銀行口座へのアクセスを求めたものの、水原氏は「プライベート」を保ちたいとして大谷が拒否していると通達。そのためか、バレロ氏が雇用し、大谷の納税を担当する経理事務員も口座へのアクセスを要求したが、バレロ氏から断られたという。また、バレロ氏が雇用し、大谷の会計を担う会計士は2022年10月、大谷と水原容疑者とのミーティングの予定があったが、現れたのは水原氏のみで、大谷は体調が悪く来られないと水原容疑者から伝えられた。
この内容について、熱烈な大谷マニアで知られ、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「『彼の会計士すらも知らなかったって?! 信じられないね』という人たちへ……」「イッペイは文字通り米国での彼の声だった。そしてミーティングの日のショウヘイの都合について、彼が病気だと主張して会計士に嘘をついた」「それどころか、彼は1人で(ミーティングに)行き、彼の代わりに決断を下した」と怒りを込めた文面をつづっている
2024年04月13日
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