日本維新の会は5日、医療制度改革に関する提言を発表した。社会保障費の財源を確保するため、高齢者の医療費の窓口負担を原則3割にすべきだと提起した。「高齢者を支えるために現役世代に課せられる社会保険料の負担は限界に達した」と記した。
音喜多駿政調会長は記者会見で「若い世代の手取りを増やすのが最優先の少子化対策だ」と強調した。「政府が出している(少子化対策の)メニューの財源のために提案しているわけではない」と断じた。
高齢者の医療負担は現在、年齢や所得にあわせて1〜3割となっている。一律3割とすることで安定財源を確保する狙いがある。維新はこれまで歳出改革での財源の捻出を主張してきた。次期衆院選で野党第1党になる目標に向けて具体的な財源論に踏み込む。音喜多氏は同提言について重要な公約の一つと位置づけると説明した。
2024年03月07日
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