大谷も惜別の一打を放った。5回に左腕サンチェスの内角の食い込む球を捉えて一、二塁間を破る右前適時打。塁上で笑顔を見せたこの一打で、2年連続の節目の150安打に到達した。右肘の靭帯損傷発覚後、まだノーアーチだが、コンスタントに安打は量産。チームが消化試合の様相をていしても、戦う姿勢を崩さない。
エンゼルスは悪夢の8月、全試合が終わった。この日の意地の勝利で20敗は免れたが、8勝19敗と急転落。無残な結果に終わり、プレーオフは絶望となり、チームは少しでも総年俸を減らすため、白旗を上げて解体する決断を下した。
試合後、クラブハウスでは久々に選手や関係者がはしゃぐ声が聞こえた。チームを出る可能性がある選手たちを労ったのか。9月からはウエーバーにかけられた6選手のほとんどが、別のユニホームを着ている可能性が高い。秋風が吹くエンゼルスはタイトルを狙う大谷を除けば、若手育成の試合となる。今年も「ヒリヒリしたインターネット申込みはこちら
9月」は訪れない。
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