エンゼルス・大谷翔平投手(28)が3日(日本時間4日)、敵地・アストロズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。2番手右腕・スタニクと対戦した5点を追う7回1死一、二塁の4打席目に、左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、自身2度目となるサイクル安打まで本塁打を残すのみと
アストロズ先発はクリスチャン・ハビエル投手(26)。試合前の時点で6勝1敗、防御率2・97と好調な右腕で、大谷は5月10日(同11日)に対戦した際には2三振を喫するなど3打数無安打に抑え込まれた。通算では16打数4安打の打率2割5分で2本塁打。昨季は7打数3安打の打率4割2分9厘、1本塁打と苦にしていなかった。
初回先頭の1打席目は、フルカウントから中前安打を放ち、10打席ぶりの安打をマーク。1回裏に、先発左腕・サンドバルがアブレイユに中前適時打を浴びて先取点を許した。1点を追う3回1死一塁の2打席目は、右中間へ打球速度111・2マイル(約179・0キロ)の強烈な打球で同点の適時三塁打。本塁打以外での打点は、5月18日(同19日)の敵地・オリオールズ戦以来15試合ぶりとなった。
それでも3回裏にマコーミックの適時二塁打で勝ち越しを許すと、4回には失策のつかない守備の乱れが続いて走者をため、ブレグマンの満塁弾などで5点を失いリードを6点に広げられた。6点を追う5回1死一塁の3打席目は二併打に倒れた。
前日2日(同3日)は、今季初めて「1番」に入って投打同時出場したが、投げては2本塁打を浴びるなど、6回107球を投げて9安打5失点で降板して2敗目(5勝)を喫し、打っても4打数無安打に終わった。試合後、投球については「(守備の)間を抜けたりとか、そこで球数がかさんだりとかそういう所でプラン通り行かなかったのもあるかなと思います」と反省し、打撃については「僕自身がしっかり打てれば最後(左飛に倒れた4点を追う9回2死一、三塁)もそうですけど、もう少し勝つチャンスはあったんじゃないかなと思う」と悔しさをにじませていた。
チームは2連敗中で、30勝29敗の貯金1。この試合に敗れてアストロズに3連敗となると貯金がなくなって勝率5割となる。
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