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2016年03月18日

絢爛たる一族 〜華と乱〜 39話・40話(最終話) あらすじ

1・2話 3・4話 5・6話 7・8話 9・10話 11・12話 13・14話 15・16話 17・18話 19・20話 23・24話 25・26話 27・28話 29・30話 31・32話 33・34話 35・36話37・38話

《39話》

意識が戻った阿勒邱は真っ先におなかの子供が無事か確認した。
無事だと分かり安心した。

おなかの子供を犠牲にしてでも守りたかった阿照の命。
彼女も処刑を免れていた。

木府から出て行こうとする阿照に「あなたの家はここよ。私の妹なんだから」と阿勒邱は伝えた。

この件で羅寧はようやく阿勒邱を認めた。
強くなければ寛大にはなれない。
自分さえもできなかったことを阿勒邱はできた。

木府にとどまることを許された阿照ですが、自ら尼寺へと帰っていきました。

「ずっと姉さんを見守っている」
そう言い、笑顔で二人は別れました。

タクツェ宮から大蔵経を借りた木増は、万巻楼の警備を信頼する阿虎に頼んだ。

西和から阿虎は任務を任された。

一つ目は大蔵経の原本を全て破損すること。

これで木府は滅びる。
それが成功し永寧で二つ目の仕事を終えたら阿室于を返してくれると西和は言う。

警備をしている阿虎に阿勒邱は声をかけた。

自分の胸の内を話し始める阿勒邱。

「自分には秘密がある。その秘密と引き換えに払う代償は何か?すべてを失う覚悟はあるか?秘密を守ろうするあまり良心に背いてないか?」いつも自分に問うていると。

「秘密を守るために何かやましいことをしていない?」と阿勒邱は阿虎に聞きそのまま帰って行った。

万巻楼へ行くと木増がいた。
休憩のため彼が部屋から出ていくのを見計らって阿虎は計画を実行する。

戻ってきた木増は、大蔵経が破られているのを見つけ「阿虎を捕らえよ」と命令した。

出兵を望んでいた西和。
ところが大蔵経が破損されたことを報告しても木隆は出兵するつもりはなかった。

次に計画したのは阿虎に木坤を殺させると。

西和が見守る中、木坤の部屋に入っていく男性の姿が見えた。
直後 銃の発砲音がした。

すぐに西和が確認すると木坤は倒れていた。

阿虎に向かって「すぐに逃げろ。阿室于は城外で待たせている」と西和は言う。

しかし阿虎は動かない。

実は、阿虎ではなく阿勒邱だった。

阿虎は西和に阿室于が人質に取られたことを阿勒邱に話していたのでした。
そして西和の計画も全て打ち明けたのです。

城外に阿室于はいなかった。

暗殺が成功しなかったため阿室于は捕らえられたまま。
西和との交換で解放される。

阿勒邱は木隆に会いに行く。

西和が叔父だと伝えすべての真実を話す。

全てを話すことで失うものも大きい。
しかし、木増の望みは麗江の平和。
その望みを叶えたい。
そして、真実を隠ぺいした罪を受けるべきだと阿勒邱は思っていました。

それを聞いても木府には帰らないと木隆は言う。

するとそこへ木増が現れた。

「真の勇士とは己の過ちと向き合える者」

そう木隆に伝え木増は阿勒邱と手をつなぎ麗江に帰る。

木隆が麗江に帰ってきた。

木増を士司と認めたからです。

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《40話》

士司である木増は、逆臣に騙されていた木坤と阿雄を罪には問わなかった。
木隆だけを祠堂に連れていく。

父と兄の前で涙する木隆。

それを見て木増は、木隆の刀を抜き振り上げた。

木隆の縄を切る。

「父上は叔父上を恨んでなどいません」と。

木隆は今まで通り永寧の軍隊長、木坤と阿雄は木府の軍を任せ、阿虎には親衛隊の統領を続けることになった。

木坤は阿月拉に会いに行く。
一生寝たきりの娘の事を考え阿雄は「離縁して再婚してください」と木坤に伝えた。

「私の妻は阿月拉だけです」と木坤が答えると、意識のないはずの阿月拉の目から涙がこぼれた。

永寧から戻ってから木増は阿勒邱と会話をしていなかった。
真実を打ち明けられなかったのは木増を失うのが怖かったから。

罪は償わなくてはならない。

荷物をまとめ木府から出る準備をする。

木増は引き留めるがそれを決めるのは羅寧。

もう誰も欺きたくない。
阿勒邱は羅寧に真実を話し裁きを受けに向かった。

阿勒邱の背中に向かって「もし裁きを受けたのなら士司の座を捨て君と一緒にいる」と伝えた。

羅寧に拝謁すると彼女は全てを知っていた。
知りながら阿勒邱に「暗梟衛隊を預ける」と言った。

そして「奥御殿を任せる」とも。
それが彼女に対する罰。

外に出ると木増が待っていてくれた。

笑顔で抱き合う二人。

木増が本を読む横で走り回る息子。

平和の太鼓が鳴り親子三人で松明祭りに出かける。

木増と阿勒邱の縁が結ばれたお祭りへ。

楽しく踊る3人を陰から見ているのは西和。

木増の息子をさらい人質にとる。

刀を振り下ろしたその時、阿勒邱が代わりに刺された。

西和は木隆に討たれた。

阿勒邱の傷は深かった。
3日以内に目覚めなければ彼女はこの世を去ってしまう。

全ての人が彼女のために祈りをささげた。

阿勒邱のそばでずっと話しかける木増。
その言葉で阿勒邱は目覚めた。

木増は 民族間の友好にその一生を捧げた。
阿勒邱は一旦 回復するがほどなく病でこの世を去った。

その後 木増は 36歳で息子に士司の座を譲り姿を消す。

その後の消息は誰にも分からない。

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