Ole Asia

　ガルフカップに臨むイラク代表メンバーが発表になった。ほぼサプライズなしの順当な選出といえる。

　GKにジャラル　ハッサンDFはアハマド　イブラヒム、アリー　アドナンMF"シャビ"、アハマド・ヤシン
アムジャド・カラフ　"フッキ"、カッラール・ジャッスィム,フマーム　タリク
　そしてFWには少しサプライズが、久々にハンマディー・アフマド"ビジャ"が復帰し、10月に続き
アメリカ生まれのジャスティン・マラムも招集。ちなみに今回日本でもおなじみ代表126キャップの
ユーニス・マハムードは呼ばれてません。怪我をしているという情報も一部あるけど、そもそも
現在無所属の状況なので、怪我情報もチームから出てるわけではないので、すべて憶測です。
　
　監督が少し前に「早くチームが決まればな」みたいなコメントをしてたし、試合勘の無さは選外の理由
だったかもしれない。現地の報道ではそのマハムードの代わりが守備的MFのカッラール・ジャッスィムに
なったようだけど、イラクはユース年代と違ってA代表では、アジアの中でも守備的にならざるおえない
状況が多くあるし良い選択なのではないだろうか。

　ちなみにメンバーに入ってるベテランのマハディー・アジールは次の試合に出ると100試合目。


そんなイラク代表チームの個人的な評価

長所
・とにかくデカくてフィジカルが強い且つ足元が巧い。
・北アラブ全般というか、イランもそうだけど、常に代表チーム内に抜きんでた才能の選手がいる。
・これも↑と同じで、この地域の選手たちは球際に関しては本当に強い。
・セットプレーで試合を決められる選手がいる。(今回だとアリー・ファイーズとアリー　アドナンの二人のアリー。
フマーム　タリクも蹴れる)


短所
・経験が浅い。(ただ年齢詐称を疑われる選手もいるので、本当のところどうなのかはわからないが)
・GKが弱い。　現実的に考えても計算出来るのはジャラル　ハッサンのみだと思う。
・この所相次いで素晴らしい才能が出てきてるものの、運悪くポジションが被ってる為同時起用が無理。
特にCMFに多く、バシャール　ボーニャンに至っては今回選外に。



ということで、イラクの初戦は14日クウェート戦。タイプの違うチーム同士の対決なだけに面白くなりそう。