2013年05月22日
BCF2013仙台大会のレシピ考察(2位入賞者デッキ)
いよいよブシロードカードファイト2013(以下BCF2013)が開催されました!
5月11日に仙台大会が終わり、来週5月26日には京都大会が迫っております。
このブログをご覧になっている皆様は、デッキの最終調整はお済でしょうか?
さて、遂に仙台大会のデッキレシピが公開されました。
個人的にはミルキィタイトルカップのレシピに興味津々なわけですが(笑)、大会直前ということでネオスタンダード本戦の入賞者のデッキを考察していきたいと思います。
全4回でお送りする予定です。
3回目となる今回は、BCF2013 ジャパングランプリ・仙台大会2位のマギアさんのレシピです。
(公式ページ)
仙台大会で上位2位を占めたディスガイア。特筆すべきは、やはりイベントカード「飛天無双斬」の存在ですね。
「飛天無双斬」はレベルが強制的に上がる代わりに、相手のキャラすべてのパワーをマイナス3000してしまうハイリスクハイリターンなカードです。
レベル0帯のキャラはもちろん、レベル1の後列キャラも軒並み倒されてしまいます。
リバース効果も発生できないため、レベル0のキャラ展開を制限されてしまうのが非常に辛い!
こちらが先上がりしてしまうと非常につらくなってしまうため、相手のレベルを先上がりさせつつ、レベル1のクロック0〜3から返しのターンで一気にレベル2までしたいところです。
レベル2になったあとは、コストのかからないレベル1が並びつつ、レベル3にチェンジ可能な「ラスボス修行 デスコ」が登場。
数多く積まれた集中キャラにより、まず間違いなくチェンジ先は落ちることでしょう。
また、山札5枚以下時に疑似リフレッシュ&1点ダメージを与える「“ビューティー男爵”中ボス」も強力。
レベル2をキープされつつ、こちらのレベルが先に3へ上がってしまうという展開は数多く見てきました。
と、ここまでは全体的なディスガイアの流れ。
優勝者であるビンセントと比較してもデッキ構築に差異はほとんどなく、29/50(58%)が同じです。
レベル1帯で「飛天無双斬」で相手の場を一層しつつ、高パワー&チェンジを持つ「“最終兵器DESCO”」で盤面はどのデッキでも変わりなさそうです。
以下、マギアさんのデッキについて見てみましょう。
優勝者であるビンセントさんとの差異は下記。
・レベル2帯:誇り高き悪魔 ヴァルバトーゼ(3000助太刀)
・レベル1帯:魔王ラハール大統領閣下(1/1バニラ)
・レベル0帯:魔王ラハール&家来エトナ、平凡な僧侶、ラスボスを目指す乙女 デスコ
・4積みの「最終兵器、現る」
ビンセントさんのデッキはマギアさんに比べて集中キャラが多く、レベル0帯に2枚多く存在しています。
ビンセントさんは集中キャラが4枚、マギアさんは2枚。
レベル0帯のCX事故回避のため、あるいはカムバックアイコンを4枚採用しているため、ハンドに握る確率を上げたかったというところでしょうか。
レベル1帯には1/1バニラの「魔王ラハール大統領閣下」が積まれ、レベル2帯にはカウンター「誇り高き悪魔 ヴァルバトーゼ」が存在することから、
ビンセントさんは「飛天無双斬を打たずにレベル1を戦う」ことを意識しているところがあると思います。
思いのほかダメージを受けなかった場合、あるいは相手の盤面が空いていた場合、「飛天無双斬」を使わない方がアドバンテージを稼げますからね。
「飛天無双」を警戒するあまり、盤面をがら空きにしている敵プレイヤーへのダメージは深刻なものとなるでしょう。
ストックを貯める機会も増えて、安定してレベル2からの詰め準備に取りかかれるのもメリットです。
時間をかけた勝負は相手のメリットにしかなりません。レベル0を早い段階で終了させることが対ディスガイア戦での必勝法となりえます。
ディスガイアは「飛天無双斬」前提の構築となっていることが多く、レベル2からが本番となっています。
つまりレベル0帯であまりストックが稼げないようなら、集中やレベル2帯のチェンジでストックを使いきり、息切れをしてしまう可能性が強いのです。
こちらのハンドとストックも余裕があるものとはなりませんが、ディスガイアを使っている相手はなお辛い状態になることでしょう。
後列まで埋める必要はありませんが、前列はキャラをきちんと埋め、むしろ相手に「飛天無双斬」を使わせるようにしましょう。3〜4点も自発的に食らってくれるのなら、お釣りが貰えます。
5月11日に仙台大会が終わり、来週5月26日には京都大会が迫っております。
このブログをご覧になっている皆様は、デッキの最終調整はお済でしょうか?
さて、遂に仙台大会のデッキレシピが公開されました。
個人的にはミルキィタイトルカップのレシピに興味津々なわけですが(笑)、大会直前ということでネオスタンダード本戦の入賞者のデッキを考察していきたいと思います。
全4回でお送りする予定です。
3回目となる今回は、BCF2013 ジャパングランプリ・仙台大会2位のマギアさんのレシピです。
(公式ページ)
Lv3 6枚
4 “最終兵器DESCO”(CIP回復、対面のキャラのレベル×500パンプ)
2 超魔王ラハール(CIP回復、登場時にキャラ2枚回収)
Lv2 6枚
4 ラスボス修行 デスコ(チェンジ:「“最終兵器DESCO”」、CXシナジー:コスト0以下を山札の下へ)
1 誇り高き悪魔 ヴァルバトーゼ(3000助太刀)
1 “ビューティー男爵”中ボス(山札が5枚以下なら疑似リフレッシュ&相手に1点ダメージ、リバース時に山札に戻る)
Lv1 15枚
4 ラハール&マオ(登場時に相手のCXを戻し、相手キャラリバース時の回収効果を得る)
2 魔王ラハール大統領閣下(1/1バニラ)
2 元・天使フロン(悪魔キャラすべてに手札アンコール付与、登場時にCXが4枚以上なら控え室からキャラ回収)
2 意地っ張りロザリー(他のキャラすべてに相手ターン中1000パンプ、登場時に1ドロー1ディス効果)
1 天使長 フロン(レベル2以上のキャラに1000応援、レストによるキャラサーチ)
1 悪の美学 ヴァルバトーゼ(4枚集中&ヒット時に2000パンプ)
1 エトナ&フロン(1500助太刀)
2 飛天無双斬(強制レベルアップ、相手キャラのパワーマイナス3000)
Lv0 15枚
4 プリニーの教育係 ヴァルバトーゼ(プリニーに500パンプ、レベル0相討ち)
3 箱入りお嬢様ロザリンド(500応援、メインフェイズを終了して1ドロー)
2 “イワシのチカラ”ヴァルバトーゼ(他のキャラ1枚以下なら、1000パンプ&相討ち効果無効)
2 第62代魔界大統領 アクターレ(リバース時に山札の下へ、2体レストで2000パンプ)
1 セクシー悪魔志望ハナコ(4枚集中&ヒット時にソウル+1)
1 魔王ラハール&家来エトナ(相手キャラリバース時、控え室からストックに1枚置く)
1 平凡な僧侶(4枚集中&ヒット自に2000パンプ)
1 ラスボスを目指す乙女 デスコ(クローンか死に500パンプ、レスト4枚集中&1ドロー)
CX 8枚
4 『絆』のチカラ(カムバック)
4 最終兵器、現る(ブック)
仙台大会で上位2位を占めたディスガイア。特筆すべきは、やはりイベントカード「飛天無双斬」の存在ですね。
「飛天無双斬」はレベルが強制的に上がる代わりに、相手のキャラすべてのパワーをマイナス3000してしまうハイリスクハイリターンなカードです。
レベル0帯のキャラはもちろん、レベル1の後列キャラも軒並み倒されてしまいます。
リバース効果も発生できないため、レベル0のキャラ展開を制限されてしまうのが非常に辛い!
こちらが先上がりしてしまうと非常につらくなってしまうため、相手のレベルを先上がりさせつつ、レベル1のクロック0〜3から返しのターンで一気にレベル2までしたいところです。
レベル2になったあとは、コストのかからないレベル1が並びつつ、レベル3にチェンジ可能な「ラスボス修行 デスコ」が登場。
数多く積まれた集中キャラにより、まず間違いなくチェンジ先は落ちることでしょう。
また、山札5枚以下時に疑似リフレッシュ&1点ダメージを与える「“ビューティー男爵”中ボス」も強力。
レベル2をキープされつつ、こちらのレベルが先に3へ上がってしまうという展開は数多く見てきました。
と、ここまでは全体的なディスガイアの流れ。
優勝者であるビンセントと比較してもデッキ構築に差異はほとんどなく、29/50(58%)が同じです。
レベル1帯で「飛天無双斬」で相手の場を一層しつつ、高パワー&チェンジを持つ「“最終兵器DESCO”」で盤面はどのデッキでも変わりなさそうです。
以下、マギアさんのデッキについて見てみましょう。
優勝者であるビンセントさんとの差異は下記。
・レベル2帯:誇り高き悪魔 ヴァルバトーゼ(3000助太刀)
・レベル1帯:魔王ラハール大統領閣下(1/1バニラ)
・レベル0帯:魔王ラハール&家来エトナ、平凡な僧侶、ラスボスを目指す乙女 デスコ
・4積みの「最終兵器、現る」
ビンセントさんのデッキはマギアさんに比べて集中キャラが多く、レベル0帯に2枚多く存在しています。
ビンセントさんは集中キャラが4枚、マギアさんは2枚。
レベル0帯のCX事故回避のため、あるいはカムバックアイコンを4枚採用しているため、ハンドに握る確率を上げたかったというところでしょうか。
レベル1帯には1/1バニラの「魔王ラハール大統領閣下」が積まれ、レベル2帯にはカウンター「誇り高き悪魔 ヴァルバトーゼ」が存在することから、
ビンセントさんは「飛天無双斬を打たずにレベル1を戦う」ことを意識しているところがあると思います。
思いのほかダメージを受けなかった場合、あるいは相手の盤面が空いていた場合、「飛天無双斬」を使わない方がアドバンテージを稼げますからね。
「飛天無双」を警戒するあまり、盤面をがら空きにしている敵プレイヤーへのダメージは深刻なものとなるでしょう。
ストックを貯める機会も増えて、安定してレベル2からの詰め準備に取りかかれるのもメリットです。
時間をかけた勝負は相手のメリットにしかなりません。レベル0を早い段階で終了させることが対ディスガイア戦での必勝法となりえます。
ディスガイアは「飛天無双斬」前提の構築となっていることが多く、レベル2からが本番となっています。
つまりレベル0帯であまりストックが稼げないようなら、集中やレベル2帯のチェンジでストックを使いきり、息切れをしてしまう可能性が強いのです。
こちらのハンドとストックも余裕があるものとはなりませんが、ディスガイアを使っている相手はなお辛い状態になることでしょう。
後列まで埋める必要はありませんが、前列はキャラをきちんと埋め、むしろ相手に「飛天無双斬」を使わせるようにしましょう。3〜4点も自発的に食らってくれるのなら、お釣りが貰えます。
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投稿者:UKI|08:18
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