2015年08月27日
【WS】2015年度後期 使用制限について
素前さんの高騰っぷりがヤバい(2015年8月末現在、2500円買い取り)
2015年8月24日、BCF2015の結果を受けてカードの制限ルールが更新されました。
ブシロード公式ホームページ
今回の更新は、「全体での使用率」「予選上位者」「予選全勝者」の割合を明示するという具体的なものとなっており、各人言いたいことはあるものの、ひとまずは納得をせざるをえない更新内容となったのではないでしょうか。
制限を設けるべきと言われ続けてきた「艦これ」と「ニセコイ」、そしてブースター発売後に躍進を続けている「ガールフレンド(仮)」には新規制限や制限の変更を行わず、代わりにこれまで使用制限を行ってきた5タイトルの制限を撤廃した今回の更新。
対戦環境にどのような変化を与えるのか。それとも、制限撤廃を誤ったものとしてしまうのか。
しばらくは公認大会の動向に注目したいと思います。
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涼宮ハルヒの憂鬱
2種選抜「トラブルガール ハルヒ」「おめかし長門」が解除されました。
回復メタカードがあるタイトルと痛手を負うかもしれませんが、それでも「トラブルガール ハルヒ」の打点力と「おめかし長門」の回復力が復帰するのはなかなかのパンチ力がありそうです。
特にレベル2からの早出しキャラが流れる昨今、相手のキャラを自由に移動させる長門は優秀に働くかもしれません。
とある魔術の禁書目録/とある科学の超電磁砲
2種選抜「“冥土帰し”」「“多才能力者”木山」が解除されました。
カードプールも増えて後列争いが激しくなっている現状、「“冥土帰し”」の枠の確保は難しそうなイメージです。
今回の制限解除において、デッキ構築に与える影響が最も少なそうなタイトルとなりそうか。
ただ、先日行われたカムバックキャンペーンにより優秀なカードが多数追加されているので、「とある魔術の禁書目録/とある科学の超電磁砲」自体は公認大会でそれなりの結果を残してきそうな気がします。
Rewrite
3種選抜「“散る桜の宿命”咲夜」「お風呂上りの朱音」「“輝く青空の下で”ちはや」が解除されました。
全盛期の頃に苦汁をのまされた相手だけに、今回の制限解除で一番心配しているタイトルです。
艦これに「初風」という致命的なメタカードが出たもの、それ以外のタイトルではこれといった対策は取りづらく、レベル2の早出しキャラ「“一緒に歩く道” ちはや」のパワー9500を自ターンで超える、あるいは敵ターンで返すにはどのタイトルも構築段階での対策とそれなりの準備が必要となります。
新規で組む人は少ないと予想しますが、対峙した際には一方的な試合展開にもなりそうで少し複雑。
全開放はさすがにやばかったのではなかろうか……
魔界戦記ディスガイア
3種選抜「“ビューティー男爵”中ボス」「ラハール&マオ」「元・天使フロン」が解除されました。
強力無比なユニークイベント「飛天無双斬」をかざして相手のレベル0以下のキャラをほぼ一掃し、涙を飲んだプレイヤーは少なくなさそうです。今回の制限により、使用率の増加が見込めるため、注意した方が良さそうです。
ただし、「艦これ」「ニセコイ」「ガールフレンド(仮)」をはじめとして、レベル0から積極的に殴ってくる現在の環境において「飛天無双斬」によるクロック増加というデメリットがどこまで許容できるのか。少し気になります。
アイドルマスター
3種選抜「素直で前向き春香」「方向音痴あずさ」「古き都の貴音」が解除されました。
特に「素直で前向き春香」と「方向音痴あずさ」の制限解放は大きく、「OFFタイム 真」との組み合わせが復活するとなると頭を痛くするプレイヤーは多そうです。
特にレベル0帯とレベル1帯で手札を温存できるようになるため、「輝きの向こう側へ! 春香」などのコストを安定して準備できるのは強みとなりそうです。
上の方に制限をかけるのではなく、下の方に甘んじていたタイトルの制限を取っ払うこととなった今回の制限。
果たして、「艦これ」「ニセコイ」のツートップを崩す結果となるのでしょうか。その結果はWGP2015にて……
タグ:ヴァイスシュヴァルツ WS
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